(Day1)アルペンルートから立山縦走(別山尾根から剱岳)

2020.09.21(月) 日帰り

 秋の連休は天気のマシそうなところを探し、はじめての扇沢からアルペンルートで立山とさせてもらいました。でもすごい人出が予想される中、何一つ予約しないで突っ込んでどうなるのでしょうか???最悪の場合、扇沢まで行って帰るだけなのは癪なので、100名山の美ケ原か霧ケ峰を考えていましたが、、、いやはや。 Day0(9/20, Sun)  朝9時に扇沢に向けて自宅を出発。今日は行くだけなので下道で行きます。4連休の2日目、交通量重く、神奈川を脱出するのに3時間、たらたらと道の駅に寄りながら夕方18時くらいに大町温泉郷の薬師の湯に到着。一風呂浴びて、晩飯を食べて20時ごろに扇沢に到着。無料駐車場は少し空いてましたが、幅が狭くカオス状態なので有料でも安めの第3駐車場に駐車することにしました。明日のアルペンルートバスの始発は7:30、まあ2時間くらい前に並んだとしてもまだたっぷり時間があるので、まずは半沢直樹でも見るかと思ったら受信できず。。。お・し・ま・い・death!さっさとふて寝することにしました。しかしいつものように深く眠ってしまい5時頃回りがうるさくなって起きて切符売り場の方に行ってみるとすでに行列が。。。。。さっさと準備して列に並び、6:50頃から始まるという当日券販売開始に備えますが、じーっとしていると寒いですね。w Day1(9/21, Mon)  6:50からアルペンルートの切符が発売になり、行列が動き始めます。”7:30発の当日券は完売になりました。“というアナウンスがあると、行列から、ああ~というため息が。。。。。これ以降、”?:??発の当日券は完売になりました。“というアナウンスのたびにため息が聞こえます。私は幸い8:00発のチケットをとれました。8時の電気バスで扇沢を出発し、黒部ダムに到着。そこからダムを歩いて渡って、ケーブルカー、ロープウェイでそれぞれ黒部平、大観峰へと到着して、最後バスで立山トンネルを通過して室堂につきます。扇沢で同じ時間のバスに乗れれば、ケーブルカー、ロープウェイで定員オーバーで次発になっても、最後のバスで結局追い付き、室堂到着は同じになるので、黒部ダムを必死こいて走る必要はないです。(自分のこと)  室堂の駅を出るといきなり立山の峰々が目の前にドーン!アルペンルートは本当にワープですね、感動です。室堂から出発して立山三山、奥大日岳を見ながら雷鳥沢のキャンプ場を経て、別山乗越に登り、そこから劒沢キャンプ場を目指します。雷鳥沢のキャンプ場は室堂から至近で温泉も入れるということで人気、密状態でした。別山乗越からはいよいよ剱岳が目の前に現れ、登山者も少なくなってきます。劒沢のキャンプ場で手続きをしてからテントの設営をします。さすが4連休です、ざっと200張くらいのテントがありますが、広いのでそれほど密ではないです。首を出せば剱岳が一望できるように設営を終えてほぼ正午。朝は始発に乗れなかったので心配しましたが、15時になったらどこにいても下山するという条件で剱岳を目指します。昨年は馬場島から早月尾根で剱岳に登っていますが、大変な割に裏口から登ったような印象がぬぐえず、正面から剱岳と八ツ峰を望む王道の別山尾根から今年は登りたかった。剣山荘まで一旦下り、そこから登りです。この時間から登る人はほとんどおらず、下山する人がほとんどで、すれ違いでちょっと待ち時間がありますが、頂上に近い鎖場では登りと下りのルートが分かれているので待ち時間はほとんどありません。しかし頂上に近くなってこの時間のせいか下山する人も少なくなって、自分が登りのルートにいるのか下りのルートにいるのか分からなくなる時があったので注意です。実際、下りルートの避難小屋、カニのヨコバイ方面に入り込んでしまい、戻る羽目に。一服劒、前劒とピークを上り下りしながら進み、右手に平蔵谷が見えたら早月尾根のルートと合流し、剱岳山頂です。上り下りがあるとはいえ劒沢キャンプ場、標高2500mからのスタートですので14:30頃には到着できました。が、頂上には誰もいなかったw写真を取り合うこともできず、そそくさ下山開始です。こういう岩峰の上り下りなので下りも上りと同じくらい時間がかかりました。早月尾根よりも格段に眺望は良かったです。しかし朝から登るとほとんど鎖待ちの渋滞必至とのことですので注意。  ややガスに覆われた劒沢キャンプ場にもどって晩飯を食べて、携帯の機内モードを解除したのが運の尽き、日本は連休ですが、海外のお客さんからメールがたくさん。。。なんでこんなところでバリバリ電波が、、、、ていうくらい受信できてました。シュラフに入って、今年はこんな社会情勢なので海外出張もできなくなったおかげで今日も山に来れたなあ、とか10月は会社の年度末なのでは例年なら製品の出荷や、スタッフの評価があって大変だなあとかつらつらと思いを巡らせていたらいつもの熟睡モードに。今回は上下ダウンとシュラフカバーで武装して温かく寝れましたzzzz

朝の扇沢。さすが連休の当日券売り場に行列です。

朝の扇沢。さすが連休の当日券売り場に行列です。

朝の扇沢。さすが連休の当日券売り場に行列です。

始発の7:30は取れなかったけど、次の8:00の便が取れました。

始発の7:30は取れなかったけど、次の8:00の便が取れました。

始発の7:30は取れなかったけど、次の8:00の便が取れました。

関電トンネルを黒部ダムに向けて移動中。青色になっているのは難工事を極めた破砕帯を示している。

関電トンネルを黒部ダムに向けて移動中。青色になっているのは難工事を極めた破砕帯を示している。

関電トンネルを黒部ダムに向けて移動中。青色になっているのは難工事を極めた破砕帯を示している。

黒部第四ダム。徒歩で渡ってケーブルカーの駅に。

黒部第四ダム。徒歩で渡ってケーブルカーの駅に。

黒部第四ダム。徒歩で渡ってケーブルカーの駅に。

ここまで結構歩く。1kmくらいあるのでは?

ここまで結構歩く。1kmくらいあるのでは?

ここまで結構歩く。1kmくらいあるのでは?

黒部平でロープウェイに乗り換え。

黒部平でロープウェイに乗り換え。

黒部平でロープウェイに乗り換え。

大観峰の駅に。途中に支柱が一切ない珍しいロープウェイとのこと。

大観峰の駅に。途中に支柱が一切ない珍しいロープウェイとのこと。

大観峰の駅に。途中に支柱が一切ない珍しいロープウェイとのこと。

最後は立山トンネルを室堂に移動。

最後は立山トンネルを室堂に移動。

最後は立山トンネルを室堂に移動。

室堂駅の地下から地上に出ると、いきなり立山の別世界。右が立山。まずは剣御前小屋のある別山乗越を経て、今日の幕営地、劒沢キャンプ場に向かいます。

室堂駅の地下から地上に出ると、いきなり立山の別世界。右が立山。まずは剣御前小屋のある別山乗越を経て、今日の幕営地、劒沢キャンプ場に向かいます。

室堂駅の地下から地上に出ると、いきなり立山の別世界。右が立山。まずは剣御前小屋のある別山乗越を経て、今日の幕営地、劒沢キャンプ場に向かいます。

奥大日です。

奥大日です。

奥大日です。

正面はいわゆる立山。雷鳥平キャンプ場まではなだらかな下り。

正面はいわゆる立山。雷鳥平キャンプ場まではなだらかな下り。

正面はいわゆる立山。雷鳥平キャンプ場まではなだらかな下り。

手前下に雷鳥平のキャンプ場が見えてきました。奥には剣御前。

手前下に雷鳥平のキャンプ場が見えてきました。奥には剣御前。

手前下に雷鳥平のキャンプ場が見えてきました。奥には剣御前。

雷鳥平のキャンプ場。顔を出すと立山ドーンでいいところですが、ちょっと密です。

雷鳥平のキャンプ場。顔を出すと立山ドーンでいいところですが、ちょっと密です。

雷鳥平のキャンプ場。顔を出すと立山ドーンでいいところですが、ちょっと密です。

浄土橋で渡渉して別山乗越へ。ここから登りです。

浄土橋で渡渉して別山乗越へ。ここから登りです。

浄土橋で渡渉して別山乗越へ。ここから登りです。

結構登って、キャンプ場も小さく。その奥には室堂の駅も。左奥は浄土山。

結構登って、キャンプ場も小さく。その奥には室堂の駅も。左奥は浄土山。

結構登って、キャンプ場も小さく。その奥には室堂の駅も。左奥は浄土山。

時期が時期ならこの辺りもお花畑っぽい。

時期が時期ならこの辺りもお花畑っぽい。

時期が時期ならこの辺りもお花畑っぽい。

別山乗越の剣御前小屋。ここを乗り越えて、劒沢きゃんっぷ上に下ります。

別山乗越の剣御前小屋。ここを乗り越えて、劒沢きゃんっぷ上に下ります。

別山乗越の剣御前小屋。ここを乗り越えて、劒沢きゃんっぷ上に下ります。

劒沢キャンプ場が見えてきた。もちろん正面は剱岳!

劒沢キャンプ場が見えてきた。もちろん正面は剱岳!

劒沢キャンプ場が見えてきた。もちろん正面は剱岳!

正面に劒を拝めるところにテントを設営してちょうど正午。では15時になったらどこにいても下山するということで、王道の別山尾根で剱岳へ。

正面に劒を拝めるところにテントを設営してちょうど正午。では15時になったらどこにいても下山するということで、王道の別山尾根で剱岳へ。

正面に劒を拝めるところにテントを設営してちょうど正午。では15時になったらどこにいても下山するということで、王道の別山尾根で剱岳へ。

まずは剣山荘へ。そこから本格的に登り。この時間、圧倒的に下山者が多く、登りの人はほとんどいない。

まずは剣山荘へ。そこから本格的に登り。この時間、圧倒的に下山者が多く、登りの人はほとんどいない。

まずは剣山荘へ。そこから本格的に登り。この時間、圧倒的に下山者が多く、登りの人はほとんどいない。

劒が近くなってきた。

劒が近くなってきた。

劒が近くなってきた。

劒ブルー。もう少し。

劒ブルー。もう少し。

劒ブルー。もう少し。

剣山山頂。去年は早月尾根からここに来ましたが、今年は別山尾根で。この時間、誰も山頂にいませんでした。。。14:30位に到着。ちょっと休憩して下山開始。

剣山山頂。去年は早月尾根からここに来ましたが、今年は別山尾根で。この時間、誰も山頂にいませんでした。。。14:30位に到着。ちょっと休憩して下山開始。

剣山山頂。去年は早月尾根からここに来ましたが、今年は別山尾根で。この時間、誰も山頂にいませんでした。。。14:30位に到着。ちょっと休憩して下山開始。

落ちたらアウトの鎖場がたくさんありますが、よく整備されています。

落ちたらアウトの鎖場がたくさんありますが、よく整備されています。

落ちたらアウトの鎖場がたくさんありますが、よく整備されています。

振り返って劒。その右には

振り返って劒。その右には

振り返って劒。その右には

源次郎尾根。ここ登ったの?Bookさんスゲー。

源次郎尾根。ここ登ったの?Bookさんスゲー。

源次郎尾根。ここ登ったの?Bookさんスゲー。

前劒から望む剣山。やはりこちらからの眺望の方が早月尾根からよりいいです。

前劒から望む剣山。やはりこちらからの眺望の方が早月尾根からよりいいです。

前劒から望む剣山。やはりこちらからの眺望の方が早月尾根からよりいいです。

剣山荘が手前に見えてきた。その奥の劒沢キャンプ場はガスの中。。。

剣山荘が手前に見えてきた。その奥の劒沢キャンプ場はガスの中。。。

剣山荘が手前に見えてきた。その奥の劒沢キャンプ場はガスの中。。。

無事キャンプ場に帰ってきました。お腹すいたので晩飯にして1日目は終了です。

無事キャンプ場に帰ってきました。お腹すいたので晩飯にして1日目は終了です。

無事キャンプ場に帰ってきました。お腹すいたので晩飯にして1日目は終了です。

朝の扇沢。さすが連休の当日券売り場に行列です。

始発の7:30は取れなかったけど、次の8:00の便が取れました。

関電トンネルを黒部ダムに向けて移動中。青色になっているのは難工事を極めた破砕帯を示している。

黒部第四ダム。徒歩で渡ってケーブルカーの駅に。

ここまで結構歩く。1kmくらいあるのでは?

黒部平でロープウェイに乗り換え。

大観峰の駅に。途中に支柱が一切ない珍しいロープウェイとのこと。

最後は立山トンネルを室堂に移動。

室堂駅の地下から地上に出ると、いきなり立山の別世界。右が立山。まずは剣御前小屋のある別山乗越を経て、今日の幕営地、劒沢キャンプ場に向かいます。

奥大日です。

正面はいわゆる立山。雷鳥平キャンプ場まではなだらかな下り。

手前下に雷鳥平のキャンプ場が見えてきました。奥には剣御前。

雷鳥平のキャンプ場。顔を出すと立山ドーンでいいところですが、ちょっと密です。

浄土橋で渡渉して別山乗越へ。ここから登りです。

結構登って、キャンプ場も小さく。その奥には室堂の駅も。左奥は浄土山。

時期が時期ならこの辺りもお花畑っぽい。

別山乗越の剣御前小屋。ここを乗り越えて、劒沢きゃんっぷ上に下ります。

劒沢キャンプ場が見えてきた。もちろん正面は剱岳!

正面に劒を拝めるところにテントを設営してちょうど正午。では15時になったらどこにいても下山するということで、王道の別山尾根で剱岳へ。

まずは剣山荘へ。そこから本格的に登り。この時間、圧倒的に下山者が多く、登りの人はほとんどいない。

劒が近くなってきた。

劒ブルー。もう少し。

剣山山頂。去年は早月尾根からここに来ましたが、今年は別山尾根で。この時間、誰も山頂にいませんでした。。。14:30位に到着。ちょっと休憩して下山開始。

落ちたらアウトの鎖場がたくさんありますが、よく整備されています。

振り返って劒。その右には

源次郎尾根。ここ登ったの?Bookさんスゲー。

前劒から望む剣山。やはりこちらからの眺望の方が早月尾根からよりいいです。

剣山荘が手前に見えてきた。その奥の劒沢キャンプ場はガスの中。。。

無事キャンプ場に帰ってきました。お腹すいたので晩飯にして1日目は終了です。

この活動日記で通ったコース

室堂登山口-前剱-平蔵の頭-剱岳 往復コース

  • 12:48
  • 14.4 km
  • 1867 m
  • コース定数 47