活動データ
タイム
26:34
距離
33.5km
のぼり
3330m
くだり
4239m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る7月24日に天城越えしたあの日、本当の計画はこれだった。 雨で断念し、今回はそのリベンジである。 初日のスタート時は若干天気が良くなかったが新穂高ロープウェイで西穂口に着くころにはガスも取れ見晴らしも良くなっていた。 高度を上げるごとに天気も次第に良くなっていく。 大トリの槍ヶ岳も含め最高の三日間となった。 簡単に概要を書くと... 初日は、第二ロープウエイで登山特別便が7時から運行していたのでそれに乗り西穂口まであっという間に行き、そこから穂高岳山荘までのたった8kmの道のりだが、西穂高独標を越えてからは緊張の連続で楽に歩ける場所は殆ど無い、いくつもの浮石の多い岩稜ピークを越え、ジャンダルム、ウマノセと奥穂高ピークを越えて山荘に到着に要した時間は10時間とCTを下回ることは出来なかった。 二日目は7時に穂高岳山荘を出発。 先ずは目の前の涸沢岳からスタートし北穂高岳、Hピーク~大切戸~南岳、中岳、大喰岳を過ぎると飛騨乗越から右下に見える殺生ヒュッテまで約9kmの道のり こちらも一日目同様、楽な道のりではない。梯子や鎖が連続する崖をいくつも登って下りてを繰り返し、蟻の行列のような槍ヶ岳に群がる人たちを眺めながらテント場へ下りていく。 通り道になる槍ヶ岳山荘のテント場は数が少なく既に満員であった。 そして3日目。この日もスタートは7時。 先ずは東鎌尾根から目の前にそびえる槍ヶ岳へ登り、その隣の小槍へ・・・ いや、ロープも何のプロテクションも持ってないのでそれは無理。 登ってる人を対岸から眺めただけである。見てるだけでお尻の辺りがこそばゆくなる。 後は、車を停めてある新穂高へ向けてひたすら下るだけ。 距離は20kmくらいだったと思うが、危険箇所は全く無く歩きやすい道でこの3日間で一番楽に歩くことが出来た。 が、この連休中にもあちこちの山で事故が起きていることをニュースで知った。過去の様々な事故を見ても、こんな場所で?って思うような危険度の少ない場所である事も少なくない。 もしかすると、私のこの緊張を解かれ楽に歩けた3日目のような状況だったりするのかも知れないな。 槍平小屋だったかの壁に手ぬぐいが飾られていた。 そこには「家に帰るまでが登山」と書かれている。 どんな場所も油断は禁物である。肝に命じておこう。
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