中山道と、ちょっとだけ近江鉄道(彦根から草津)-2020-09-20

2020.09.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 44
休憩時間
8
距離
59.5 km
のぼり / くだり
184 / 210 m
23
1
4 5
2 57

活動詳細

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「古地図で楽しむ近江」という本をみてたら、いろいろと実際行ってみようかな、と思い立ち、自転車で彦根から中山道終点の草津目指してスタート。🚲 途中寄り道しすぎて、最後は真っ暗の中ひたすら走る羽目になってしまいました。🌙 もう少し早くスタートしていればよかったかとも思いましたがあれ以上走ってたら体も自転車も死んでた。(あとから気づいたけど酷使し過ぎたのか前輪パンクしてました。)

中山道(高宮宿・武佐宿) 連休で車で実家に帰るヨメさんに彦根のインターで自転車とダンナを下ろしてもらいました。なのでここがスタート地点。
ちょうどインターのど真ん中(料金所ゲートと本線の間あたりの下)を旧中山道が貫いているんです。
連休で車で実家に帰るヨメさんに彦根のインターで自転車とダンナを下ろしてもらいました。なのでここがスタート地点。 ちょうどインターのど真ん中(料金所ゲートと本線の間あたりの下)を旧中山道が貫いているんです。
中山道(高宮宿・武佐宿) インターのそばの旧街道沿の原八幡社。しめ縄なのか立入禁止なのか?ビミョーな高さ。
インターのそばの旧街道沿の原八幡社。しめ縄なのか立入禁止なのか?ビミョーな高さ。
中山道(高宮宿・武佐宿) 実は中山道は彦根は通ってません。右が中山道、左が彦根の城下に向かう分岐点。古い道標があるので気がつきました。
実は中山道は彦根は通ってません。右が中山道、左が彦根の城下に向かう分岐点。古い道標があるので気がつきました。
中山道(高宮宿・武佐宿) 高宮宿は中山道69次64番目の宿場町。埼玉の本庄宿に次いで二番目の規模の宿場だったそうで、人の気配は少ないけど雰囲気あります。
高宮宿は中山道69次64番目の宿場町。埼玉の本庄宿に次いで二番目の規模の宿場だったそうで、人の気配は少ないけど雰囲気あります。
中山道(高宮宿・武佐宿) 宿場の真ん中から多賀大社の参道が始まります。街道沿の一ノ鳥居は1635年建立で高さ11mもあり、建てるために100m先からスロープを築いて石を組んだそうです。
宿場の真ん中から多賀大社の参道が始まります。街道沿の一ノ鳥居は1635年建立で高さ11mもあり、建てるために100m先からスロープを築いて石を組んだそうです。
中山道(高宮宿・武佐宿) 街道に並行する近江鉄道も高宮で多賀線が分岐しホームも間に三角形に作られています。
街道に並行する近江鉄道も高宮で多賀線が分岐しホームも間に三角形に作られています。
中山道(高宮宿・武佐宿) 駅に寄ってみたら、なんとワンコインで乗り放題切符発売中。(通常900円)駅員さんも暇そうだったので思わず買ってしまいました。
駅に寄ってみたら、なんとワンコインで乗り放題切符発売中。(通常900円)駅員さんも暇そうだったので思わず買ってしまいました。
中山道(高宮宿・武佐宿) 一日切符買ったけど、どう使おうかなあ。ということで、多賀に寄ってみることに。一駅先のスクリーン駅から乗車すべく行きました。その名の通り工場に通勤する人のために設けた駅で、駅舎の敷地は会社の敷地だそうです。
一日切符買ったけど、どう使おうかなあ。ということで、多賀に寄ってみることに。一駅先のスクリーン駅から乗車すべく行きました。その名の通り工場に通勤する人のために設けた駅で、駅舎の敷地は会社の敷地だそうです。
中山道(高宮宿・武佐宿) 近江鉄道は自転車を車内に持ち込めるサイクルトレイルをやっているので一回やってみたかった。こんな感じですね。しっかりおさえとかないと。
近江鉄道は自転車を車内に持ち込めるサイクルトレイルをやっているので一回やってみたかった。こんな感じですね。しっかりおさえとかないと。
中山道(高宮宿・武佐宿) 多賀まで一駅のって高宮に戻る。途中、珍しい色のルコウソウを見つけた。
多賀まで一駅のって高宮に戻る。途中、珍しい色のルコウソウを見つけた。
中山道(高宮宿・武佐宿) 飯盛木(いいもりぎ)という多賀大社の御神木のケヤキ。写真は女飯盛木で少し離れたところに男飯盛木とセットであります。あと数日で彼岸花がきれいに咲き揃いそう。
飯盛木(いいもりぎ)という多賀大社の御神木のケヤキ。写真は女飯盛木で少し離れたところに男飯盛木とセットであります。あと数日で彼岸花がきれいに咲き揃いそう。
中山道(高宮宿・武佐宿) 畑の真ん中に、何やらただならぬ巨木があるので行ってみましょう。
畑の真ん中に、何やらただならぬ巨木があるので行ってみましょう。
中山道(高宮宿・武佐宿) この辺り、ソバ畑。見事な景色。
この辺り、ソバ畑。見事な景色。
中山道(高宮宿・武佐宿) ソバの花
ソバの花
中山道(高宮宿・武佐宿) 中山道に戻り南下を続けます。犬上川の橋のたもと「むちんばし」。昔は川越えは有料だったのがありがたいことに無料だった。
中山道に戻り南下を続けます。犬上川の橋のたもと「むちんばし」。昔は川越えは有料だったのがありがたいことに無料だった。
中山道(高宮宿・武佐宿) 彦根中学校のあたり、街道の雰囲気。松ではなくてケヤキの、それも結構巨木。
彦根中学校のあたり、街道の雰囲気。松ではなくてケヤキの、それも結構巨木。
中山道(高宮宿・武佐宿) 豊郷に入ります。小さな祠の前に一面咲いてました。スズムシバナ、滋賀県指定の絶滅危惧種との看板ありました。
豊郷に入ります。小さな祠の前に一面咲いてました。スズムシバナ、滋賀県指定の絶滅危惧種との看板ありました。
中山道(高宮宿・武佐宿) ズームアップ!
ズームアップ!
中山道(高宮宿・武佐宿) 豊郷小学校旧校舎はヴォーリーズ設計の素晴らしい建物です。20年ほど前町長が建て直しを唱え物議を醸していたのが滋賀県民の記憶に新しいのですが、無事残され今は地域団体の事務所や観光スポットになってしまいました。
豊郷小学校旧校舎はヴォーリーズ設計の素晴らしい建物です。20年ほど前町長が建て直しを唱え物議を醸していたのが滋賀県民の記憶に新しいのですが、無事残され今は地域団体の事務所や観光スポットになってしまいました。
中山道(高宮宿・武佐宿) この雰囲気を活かしていろいろなロケに使われて、特に「けいおん」の聖地として知られています。
この雰囲気を活かしていろいろなロケに使われて、特に「けいおん」の聖地として知られています。
中山道(高宮宿・武佐宿) 立派な講堂。二階席まである。戦前に豊郷出身の丸紅専務の古川鉄治郎が私財を寄付して建てたものでその金額は今の30億円、当時豊郷町予算の10年分だったとか。近江商人恐るべし。
立派な講堂。二階席まである。戦前に豊郷出身の丸紅専務の古川鉄治郎が私財を寄付して建てたものでその金額は今の30億円、当時豊郷町予算の10年分だったとか。近江商人恐るべし。
中山道(高宮宿・武佐宿) 階段の手すりの兎と亀のブロンズ。ユーモアに当時の人のセンスを感じます。
階段の手すりの兎と亀のブロンズ。ユーモアに当時の人のセンスを感じます。
中山道(高宮宿・武佐宿) 近江商人で有名どころは伊藤忠の伊藤忠兵衛
近江商人で有名どころは伊藤忠の伊藤忠兵衛
中山道(高宮宿・武佐宿) 伊藤忠兵衛の屋敷は伊藤忠の関係の財団が維持管理されているようです。ここで知ったんだけど、伊藤忠と丸紅はもともと一緒だったんですね。あと東洋紡も。
伊藤忠兵衛の屋敷は伊藤忠の関係の財団が維持管理されているようです。ここで知ったんだけど、伊藤忠と丸紅はもともと一緒だったんですね。あと東洋紡も。
中山道(高宮宿・武佐宿) 一日切符が元取れてないので愛知川から道草。
愛知川駅のホームに使われているレールの銘が1896年とあります。
一日切符が元取れてないので愛知川から道草。 愛知川駅のホームに使われているレールの銘が1896年とあります。
中山道(高宮宿・武佐宿) 可愛い電車が来た。
愛知川から八日市の手前の河辺の森駅まで乗り五個荘駅まで自転車でダッシュ、八日市で折返しの電車に乗って再度愛知川に戻る。
可愛い電車が来た。 愛知川から八日市の手前の河辺の森駅まで乗り五個荘駅まで自転車でダッシュ、八日市で折返しの電車に乗って再度愛知川に戻る。
中山道(高宮宿・武佐宿) 結構お客さん乗ってた。自転車押して車内に入るのは慣れないと何となく恥ずかしい…
結構お客さん乗ってた。自転車押して車内に入るのは慣れないと何となく恥ずかしい…
中山道(高宮宿・武佐宿) 愛知川宿は65/69番目の宿場町。街頭も凝ってる。
愛知川宿は65/69番目の宿場町。街頭も凝ってる。
中山道(高宮宿・武佐宿) 愛知川を渡ったところで電車がやってきたので、トリテツ。
愛知川を渡ったところで電車がやってきたので、トリテツ。
中山道(高宮宿・武佐宿) 愛知川渡ったところで八日市方面への御代参街道との分岐
愛知川渡ったところで八日市方面への御代参街道との分岐
中山道(高宮宿・武佐宿) 中山道は車の多い国道8号線を渡り繖山(きぬがさやま)の麓を通って老蘇の森(おいそのもり)の奥石神社へ。
繖山を御神体にする神聖な場所だったようです。
中山道は車の多い国道8号線を渡り繖山(きぬがさやま)の麓を通って老蘇の森(おいそのもり)の奥石神社へ。 繖山を御神体にする神聖な場所だったようです。
中山道(高宮宿・武佐宿) 66/69、武佐の宿を過ぎた辺り、巨大な楠が目を引きました。伊庭貞剛という住友鉱山の経営者の屋敷にあった庭の木が大木になったのだとか。
66/69、武佐の宿を過ぎた辺り、巨大な楠が目を引きました。伊庭貞剛という住友鉱山の経営者の屋敷にあった庭の木が大木になったのだとか。
中山道(高宮宿・武佐宿) やっと日野川までたどり着いたところで夕暮れ
やっと日野川までたどり着いたところで夕暮れ
中山道(高宮宿・武佐宿) 野洲、守山(67/69)、栗東はひたすら夜道をこぎ続け、68/69草津宿へ到着。この常夜灯が東海道の合流点。ちなみに69/69は大津。その次が京三条大橋で草津京-の京は東海道と中山道重複区間のようです。
野洲、守山(67/69)、栗東はひたすら夜道をこぎ続け、68/69草津宿へ到着。この常夜灯が東海道の合流点。ちなみに69/69は大津。その次が京三条大橋で草津京-の京は東海道と中山道重複区間のようです。

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