隠れた難峰 蒜場山

2020.09.20(日) 日帰り
七半
七半

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蒜場山、全国的には無名だ。 百、200、300名山には入らず、それらと全てダブってる甲信越百名山の中で唯一選抜されているのが蒜場山だ。  越後百名山や新東北百名山にも入ってる。 常々狙っていたのだが昨年は道路工事で入る事ができなかった。  本日、燧ヶ岳の後で出来上がった足で行く事にしようかなと。  檜枝岐村から北へ、道中、天狗ノ冷泉という湧水を見かけ給水する。 これがまた名水。 お味はほぼいろはす。 南会津から柳津を抜け、西会津で買い出しを済ませ、阿賀町へ向かう。 かのせ温泉赤湯を日帰り入浴。 恐ろしく熱い温泉だ。 評判の食堂はコロナで休業中だった。 すぐ近くのスーパーで夕食。 かの有名な麒麟山はこの辺だったのか。 酒造もここかだったかと。 登山口、加治川ダムへ向かう。 ほぼ車の通らない県道を進み、やがて道幅が狭くなると古代遺跡のような信号のあるトンネル。 なんだか怖くなってくる。 やがて圏外となり、ダム管理所に到着。 車が1台。 奥に停めて飲んで寝よう。 便所を探すも見当たらない。 県道の奥はどうなってるのかな。 早朝4時半起床。 夜中に降ったようだ。 車が1台増え、また1台来る。 ソースカツ丼を食って準備。 後から来た車が原付きを下ろして、2人組が何やら色々準備している様子。 一人が法面の所でキジ打ってるようだ。 他人の排糞を見ながらの朝食、うーん。 その2人は原付きモンキーで県道の奥へ走って行った、奥には何も無いと思うのだが。 5時過ぎに出発。 同時に別の2人組も出発。 おお、自分だけかと思ったら気分的に助かる。 その2人のまた足の早い事。 あっという間にダムの向こうに消える。 ダムを渡り、突き当りに登山口。 立派な石柱があり、何とか新道?何て書いてあるか読めない。 最初は刈払いされているが10分ほどで終わる。 いきなり急坂が続く。 森の地味な登り坂が延々と続く。 曇っていて気温12℃ほど。 1時間ほど登り、経路を確認したが遅々として進んでない気がする。 まだ4分の1ってところか。 更にダラダラと発汗を抑えて登ること1時間。 ようやく岩岳のピークに到達。 やっと展望が開ける。 うーん、連なる尾根道。 ニペソツや西鎌尾根だねぇ。 壮観、じゃない、あれ行くのか。 長いなぁ。 とりあえず見えるコブの辺りを次の休憩地として尾根道を進む。 一旦樹林帯へ下りるとテン場のような空地がありブルーシートで何か置いてある。 何か小さな板があり、よーく見ると水場と書いてあるのが見えた。 森の奥へピンテと獣道が続いている。 確認しに行こうかなぁ。 でもどこまで下るかわからない。 怖いのでやめよう。 部分的に痩せた尾根。 岩場に張り付いた木々が無かったらと思うとゾッとする痩せ尾根。 一部に崩落ヶ所。 これが所々にある。 滑り落ちたら面倒だ。 やがて現れた岩場。 鎖が下がり嫌な所だ。 なんか妙に難易度が高いな。 グイグイと進み経路には無い山頂、烏帽子岩に到着する。 ちょっと一休みするものの、ブンブンと羽蟻がやたらと群がる。 山頂へはまだまだか。 少し進むと岸壁が現れる。 兎戻しの標識、鎖でよじ登る。 怖いなぁ。 見下ろすと股間がキューなる。 痩せ尾根がまだまだ続く。 崩落ヶ所もまだある。 山頂もまだまだ。 やがて先行の2人組がもう降りてきた。 うーわー、早いなぁ。 山頂の稜線はもう少しですよと。 まだまだかー。 15分ほど登ると尾根の末端に到達。 下から山頂として見えていたのはここか。 山頂はまだ先だ。 ここでやたらとブヨが集る。 あぁうざい。 リュックを下し頭ネットをかぶる。 そのままついでに山頂で食う予定だったトッポを食っておく。 そういえばすっかり涼しくなったな。 真夏限定のトッポも終わりだ。 スニッカーズに切り替えよう。 普段では絶対に食わないスニッカーズな。 ゆるい登降を繰り返し20分ほど。 ようやく山頂に到着。 4時間半だ。 立派な標柱がある。 飯豊山はどれだかよくわからない。 トッポはさっき食ったし。 のんびりこいてると遅くなる。 さっさと下ろう。 遥か遠く伸びる尾根道。 来た道をそのまま戻るだけ。 ガツガツと下る。 1時間ほど下り、烏帽子岩。 ここで1人登山者が来た。 またまだですかねぇ〜。 そうですね、見えてる山頂、アレ、山頂じゃないですよ〜と教えておく。 そういえば2人組。会いました? 何とか岩?で会いましたと。 岩岳かな? うわ早いなぁー。 お昼も近いのでさっさと下ろう。 ふと、遠く人影が見える。 あの2人組?違うかな。 ガンガンと下ると登山者だ。 ご年配の御夫婦かな。 行ける所まで行ってみるそうな。 更に下り、ようやく岩岳到着。 ここでお昼にする。 昨日、食わず持ち越したパンを食う。 最近ね、色々試したのだが野菜ジュースより牛乳、牛乳よりザバスが効く。 ザバスはアミノバイタル並みに効く。 筋肉痛がかなり軽減されるのだ。 スーパーで買っといてお昼や夜に飲むと翌日がかなり楽になる。 降りてきた蒜場山の尾根道を眺める。 よし下ろう。 あとは惰性でダラダラと下るだけ。 遠くダムが見えるとホッとする。 そろそろ膝がヤバいかも。 焦る気を抑え、トコトコと下る。 ようやくダムに到着。 観光客が結構いる。 何〜か嫌な感じだ、わかるかな。 蒜場山を制しガタガタになった身に対し、だらしない体にサンダルの観光客。 そう、黒部立山で剣沢雪渓から剱岳を制して帰還した室堂での観光客だらけのやつ。 黒部ダムの階段で、いや~明日筋肉痛になる〜とか言ってる奴等。 剱岳との死闘を終えて意気揚々とした登山者の10/1くらいの体力で普通に生きてる奴等。 何かそんな気分、わかるかな。 こんなただのダム、何しに来たんだろう。 よーし、加治川ダム行こうってなるのかな。 何だろう、こいつら、わかんない。 ボク、登山者、一般人、わかんない。 駐車場に戻り一休み。 約8時間弱。 お昼や水量を減らしてペース上げれば6時間くらいでいけたのかもしれない。 あの2人組もそんな作戦だったのかな。 さっさと帰ろう。 帰路につく。 道中、あの古代遺跡のようなトンネル。 撮影スポットのようだ。 阿賀町に戻り、麒麟山とか狐の嫁入りとか見どころあるんだけど遅くなる。 観光はまた別の機会にしよう。 ちょっと道の駅でお土産やら一休み。 あぁ、お世間様は連休だったか。 混雑しているねぇ。 まったく景気のいいことだ。 ダラーリと帰路につく。 予想通りの長く険しい蒜場山でした。 本当に疲れた。

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てんきとくらす