雲取山・白岩山・妙法ヶ岳(鴨沢~三峯神社)

2020.09.18(金) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 6
休憩時間
50
距離
11.7 km
のぼり / くだり
1649 / 365 m
1 39
1 22
29
50
1
32
15
17
DAY 2
合計時間
7 時間 58
休憩時間
1 時間 2
距離
11.2 km
のぼり / くだり
662 / 1446 m
10
49
33
1 20
1 4
16

活動詳細

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 標高と同じで注目された2017年からお預けになっていました。鴨沢バス停から七つ石山、雲取山に登り、雲取山荘で一泊、二日目は白岩山、妙法ヶ岳を経て三峯神社に参拝、西武秩父駅で祭の湯にゆったりと浸かり、一つ歳を重ねた後の完歩に生ビールで一人乾杯しました。  西鴨沢方面行バスはほぼ満席、奥多摩湖などで半数位が下車し、鴨沢からは10人程が雲取山を目指しました。村営駐車場には30台近くが駐車していました。駐車場から舗装道路を進み、小袖乗越の登山道入口から、稜線の少し下の樹林斜面につけられた、なだらかで代わり映えしない山道が延々と続きます。このコースには平将門一行が追手を逃れて山越えした伝説に結び付く場所名の説明パネルが所々にあって、次にどうなったか早く読みたい気持ちでしたが、風もなく、蒸し暑さで思うほどには歩は進みませんでした。  七ッ石小屋下分岐・マムシ岩で出会った下山者から左側の巻道の方が近いと聞きましたが、あえて七ッ石小屋、七ッ石山回りにしました。小さな祠の七ツ石神社は将門のお共をした武士7人が祀られ、近くの7つの石灰岩の柱は7人の武士が変わったとされるそうです。七ツ石山山頂から急な坂を下り、雲取山へと続く尾根からは雲の帽子を被った富士山が望めました。    奥多摩小屋は昨年3月で営業を止めましたが、数名が撤去作業の準備をしていました。雲取山避難小屋に今日泊るのは1人でした。なお、途中にはかなり以前に廃止した小屋、三峰側には旧雲取ヒュッテ、旧白岩小屋が放置され、痛々しい限りです。  雲取山山頂には以前来た時には無かった立派な標柱が建っていて、雰囲気がすっかり変わっていました。残念ながら遠くまでの眺望はありませんでした。足場の悪い極めて急な坂道を下り、雲取山荘に宿泊しました。登山者は高知県からの登山ツアー数名と合わせて10数名に加え、奥多摩小屋撤去作業者で、大変空いており、私は一部屋使わせて頂け有難いことですが、コロナによる山小屋の経営問題を実感しました。  二日目の朝、雨音がしたので、雨を覚悟して外に出ると、屋根に着いた露が水滴になって落ちる音でした。お清平から下は薄いガスが漂いはしても、妙法ヶ岳までは雨には遭わず、奥宮から下り始めると小ぬか雨~小雨になりましたが、雨具なしでバス停まで歩きとおしました。  雲取山荘のテン場はテント4張でした。コースは雲取~三峰自然観察路の表示にふさわしく、地名、樹木名や種々の説明があ参考になりました。また、0.5㎞毎にある道標も同じ距離とは思えぬほど難易がありました。霧藻ヶ峰は秩父宮さまが付けた名だそうで、岩面にご夫妻のレリーフがあるのもお名前に相応しさを感じます。せっかく来たのでバスを一便遅らせ、三峯神社奥宮のある妙法ヶ岳と三峯神社へ寄り道しました。奥宮には山歩きに慣れていない人を多く見受けました。三峯神社はコロナと天候不順にも関わらず、沢山の観光客で賑わっていました。

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