北アルプス縦走2 (剱岳・前剣 2020-9-16~18)

2020.09.16(水) 3 DAYS

北アルプスの剱岳に行ってきました。前回の続きということで馬場島まではタクシーで行き、馬場島から早月尾根ルートで剱岳に登り別山尾根ルートで室堂にぬけるルートで歩きました。2泊3日の行程で早月小屋と剱沢野営場でテント泊しました。早川尾根ルートは標高差2240mをひたすら登らなければならない体力勝負のルートで、水場もなくコロナ禍中の早月小屋休業で水補給もできないので、約20kg(水は7リットル)を担いで登りました。荷物が重くペースが上がらず早月小屋には17時半になってしまいましたが、明るいうちに着けたので良かったです。早月小屋のテント泊は私一人でしたが、明朝6時には深夜から登ってきて日帰りする人が登ってきていました。同様に夜中の2時とかに馬場島を出発して日帰りで剱岳に登る人に何人が出合いました。早川尾根は鎖を頼りに岩場を越えていかなければならない危険箇所が何箇所かありますがあとは体力勝負のルートだと思います。剱岳に着いて休憩していると、雲の切れ間から富山湾や後立山連峰が見えました。立山の山頂は見えませんでしたがある程度山容がわかるくらいには雲の切れ間がありました。もっと晴れていれば素晴らしい眺望が見られると思います。下りは別山尾根ルートで降りたのですが、こちらは岩場の鎖場の連続で鎖をたよりに岩場を垂直に降下する箇所が何か所もあり、有名なカニのよこばいなどもあって危険箇所の連続でした。特に高所恐怖症ではありませんがそれでも足がすくむような箇所が何か所もあり普通の人が使うようなルートではないと思いました。前剱を越えて剣山荘を経由し、剱沢に着いたのは17時過ぎになってしまいました。雨が降り出しそうだったので急いでテント設営し、18時過ぎには雨が降り出しました。雨とともに風も強くなり、夜中暴風雨でずっと10~30mの風が吹きテントがひしゃげてテントポールが曲がってしまいました。翌日も暴風雨で、剱岳登山予定だった人たちは全員登山を断念して室堂に戻っていきました。私も立山に登るのをやめて室堂に行くため、まず雷鳥沢に向かいました。道中も10~30mの風雨が吹き続け、踏ん張って歩かないと風に飛ばされるような状況でした。途中の剣御前小屋の風裏で先に進むのを躊躇している人たちが居て少し話をしましたが、暴風がやむ気配もなくコロナ禍で小屋にも入れないので、暴風の中先に進みました。しばらく下って雷鳥沢手前までは少し風も緩みましたが、雷鳥沢から室堂まではこれまで以上に風が強く、何処かに掴まっていないと吹き飛ばされるような状況が幾度もありました。なんとか無事に室堂に着くことができ胸をなでおろしました。室堂でも多くの人がターミナルを出るのを諦めてバスで帰っていきました。今回は剱岳に登頂できたのでよしとして私も帰路に着きました。次は来年になると思いますがTJARルートの続きとして、室堂から薬師岳、黒部五郎岳、槍ヶ岳などを経て上高地にぬけるルートを歩きたいと思います。

前回、魚津ミラージュランドから馬場島まで歩いたので、今回は馬場島から出発です。

前回、魚津ミラージュランドから馬場島まで歩いたので、今回は馬場島から出発です。

前回、魚津ミラージュランドから馬場島まで歩いたので、今回は馬場島から出発です。

テント泊の人が2人居ました。登山の方では無いようです。

テント泊の人が2人居ました。登山の方では無いようです。

テント泊の人が2人居ました。登山の方では無いようです。

剱岳の早月尾根ルート登山口です。

剱岳の早月尾根ルート登山口です。

剱岳の早月尾根ルート登山口です。

1000m地点です。椅子があり見晴らしポイントになっています。

1000m地点です。椅子があり見晴らしポイントになっています。

1000m地点です。椅子があり見晴らしポイントになっています。

この先、標高差200mおきにプレートがあります。

この先、標高差200mおきにプレートがあります。

この先、標高差200mおきにプレートがあります。

1200m地点です。前回はここで撤退しました。先へ進みます。

1200m地点です。前回はここで撤退しました。先へ進みます。

1200m地点です。前回はここで撤退しました。先へ進みます。

1400m地点です。荷物が重くだいぶ疲れてきましたがまだ早月小屋までの半分にも達していません。

1400m地点です。荷物が重くだいぶ疲れてきましたがまだ早月小屋までの半分にも達していません。

1400m地点です。荷物が重くだいぶ疲れてきましたがまだ早月小屋までの半分にも達していません。

1600m地点です。深夜から歩いて日帰りの人が休憩しておられたので少し話をしました。

1600m地点です。深夜から歩いて日帰りの人が休憩しておられたので少し話をしました。

1600m地点です。深夜から歩いて日帰りの人が休憩しておられたので少し話をしました。

この辺りは結構晴れていました。

この辺りは結構晴れていました。

この辺りは結構晴れていました。

やっと1800m地点です。

やっと1800m地点です。

やっと1800m地点です。

2000mまで来ました。もう少しです。

2000mまで来ました。もう少しです。

2000mまで来ました。もう少しです。

小さな池がありました。サンショウウオらしきものが泳いでいました。

小さな池がありました。サンショウウオらしきものが泳いでいました。

小さな池がありました。サンショウウオらしきものが泳いでいました。

早月小屋が見えました。

早月小屋が見えました。

早月小屋が見えました。

早月小屋到着です。17:30になってしまいました。

早月小屋到着です。17:30になってしまいました。

早月小屋到着です。17:30になってしまいました。

テントを張って休みます。今日は私一人だけでした。

テントを張って休みます。今日は私一人だけでした。

テントを張って休みます。今日は私一人だけでした。

翌朝です。濃い霧がかかっています。深夜から登ってきた人と一緒になったのでしばらく一緒に歩きました。

翌朝です。濃い霧がかかっています。深夜から登ってきた人と一緒になったのでしばらく一緒に歩きました。

翌朝です。濃い霧がかかっています。深夜から登ってきた人と一緒になったのでしばらく一緒に歩きました。

2400mです。

2400mです。

2400mです。

岩場の登りが続きます。

岩場の登りが続きます。

岩場の登りが続きます。

2600m地点です。少し広くなっていて見晴らし良いです。

2600m地点です。少し広くなっていて見晴らし良いです。

2600m地点です。少し広くなっていて見晴らし良いです。

チングルマが綿毛になっています。

チングルマが綿毛になっています。

チングルマが綿毛になっています。

ラショウモンガズラでしょうか?

ラショウモンガズラでしょうか?

ラショウモンガズラでしょうか?

2800mです。

2800mです。

2800mです。

険しい岩場を登っていきます。

険しい岩場を登っていきます。

険しい岩場を登っていきます。

女性の方がなかなか登れず躊躇していました。

女性の方がなかなか登れず躊躇していました。

女性の方がなかなか登れず躊躇していました。

剱岳山頂到着です。

剱岳山頂到着です。

剱岳山頂到着です。

下りは別山尾根ルートです。有名なカニのよこばいに来ました。断崖絶壁を岩の隙間と鎖を頼りに渡ります。さすがに足がすくみます。

下りは別山尾根ルートです。有名なカニのよこばいに来ました。断崖絶壁を岩の隙間と鎖を頼りに渡ります。さすがに足がすくみます。

下りは別山尾根ルートです。有名なカニのよこばいに来ました。断崖絶壁を岩の隙間と鎖を頼りに渡ります。さすがに足がすくみます。

岩場の難所が続きます。

岩場の難所が続きます。

岩場の難所が続きます。

梯子もいくつかあります。高度感がハンパないです。

梯子もいくつかあります。高度感がハンパないです。

梯子もいくつかあります。高度感がハンパないです。

難所が一段落するところに壊れかけのトイレがありました。

難所が一段落するところに壊れかけのトイレがありました。

難所が一段落するところに壊れかけのトイレがありました。

途中の開けた場所にケルンが積まれていました。

途中の開けた場所にケルンが積まれていました。

途中の開けた場所にケルンが積まれていました。

前剱です。もうしばらく岩場が続きますがこれまで程の難所はないです。

前剱です。もうしばらく岩場が続きますがこれまで程の難所はないです。

前剱です。もうしばらく岩場が続きますがこれまで程の難所はないです。

遥か下に剣山荘と剱沢小屋が見えています。

遥か下に剣山荘と剱沢小屋が見えています。

遥か下に剣山荘と剱沢小屋が見えています。

やっと剣山荘に来ました。剱沢まであと少しです。

やっと剣山荘に来ました。剱沢まであと少しです。

やっと剣山荘に来ました。剱沢まであと少しです。

剱沢小屋に着きました。ジュースと水を買いました。玄関までは入れますが中で食事はできないということでした。

剱沢小屋に着きました。ジュースと水を買いました。玄関までは入れますが中で食事はできないということでした。

剱沢小屋に着きました。ジュースと水を買いました。玄関までは入れますが中で食事はできないということでした。

10分ほど坂を上って剱沢野営場到着です。今日はここでテント泊です。雨がパラつきだしたので急いでテントを設営します。

10分ほど坂を上って剱沢野営場到着です。今日はここでテント泊です。雨がパラつきだしたので急いでテントを設営します。

10分ほど坂を上って剱沢野営場到着です。今日はここでテント泊です。雨がパラつきだしたので急いでテントを設営します。

翌朝です。昨夜は暴風雨でテントが壊れそうでした。強風でテントがひしゃげて夜中何十回も顔に当たりました。テントポールもだいぶ曲がっていました。朝も暴風雨が続いています。

翌朝です。昨夜は暴風雨でテントが壊れそうでした。強風でテントがひしゃげて夜中何十回も顔に当たりました。テントポールもだいぶ曲がっていました。朝も暴風雨が続いています。

翌朝です。昨夜は暴風雨でテントが壊れそうでした。強風でテントがひしゃげて夜中何十回も顔に当たりました。テントポールもだいぶ曲がっていました。朝も暴風雨が続いています。

別山との分岐点を剣御前小屋方面に進みます。

別山との分岐点を剣御前小屋方面に進みます。

別山との分岐点を剣御前小屋方面に進みます。

強風が続く中、時折突風が吹いて体がもって行かれそうになるのを踏ん張って耐えます。

強風が続く中、時折突風が吹いて体がもって行かれそうになるのを踏ん張って耐えます。

強風が続く中、時折突風が吹いて体がもって行かれそうになるのを踏ん張って耐えます。

剣御前小屋です。宿泊者以外立ち入り禁止で、小屋の風裏で進むのを躊躇している人たちが居ました。風は風速30mぐらいはあったと思います。

剣御前小屋です。宿泊者以外立ち入り禁止で、小屋の風裏で進むのを躊躇している人たちが居ました。風は風速30mぐらいはあったと思います。

剣御前小屋です。宿泊者以外立ち入り禁止で、小屋の風裏で進むのを躊躇している人たちが居ました。風は風速30mぐらいはあったと思います。

雷鳥沢の近くまで下ってきました。この辺は風も緩くなっていました。

雷鳥沢の近くまで下ってきました。この辺は風も緩くなっていました。

雷鳥沢の近くまで下ってきました。この辺は風も緩くなっていました。

称名川を渡れば雷鳥沢に到着です。

称名川を渡れば雷鳥沢に到着です。

称名川を渡れば雷鳥沢に到着です。

雷鳥沢です。ここも風が強いです。

雷鳥沢です。ここも風が強いです。

雷鳥沢です。ここも風が強いです。

雷鳥荘です。雷鳥沢~室堂まではずっと暴風雨が続きました。突風で飛ばされそうになるのを柵に掴まったりして耐えつつ進みます。

雷鳥荘です。雷鳥沢~室堂まではずっと暴風雨が続きました。突風で飛ばされそうになるのを柵に掴まったりして耐えつつ進みます。

雷鳥荘です。雷鳥沢~室堂まではずっと暴風雨が続きました。突風で飛ばされそうになるのを柵に掴まったりして耐えつつ進みます。

やっと室堂です。風雨が強くて景色は何も見えません。

やっと室堂です。風雨が強くて景色は何も見えません。

やっと室堂です。風雨が強くて景色は何も見えません。

無事室堂につけて一安心です。カッバを脱いでバスに乗って帰路に着きました。

無事室堂につけて一安心です。カッバを脱いでバスに乗って帰路に着きました。

無事室堂につけて一安心です。カッバを脱いでバスに乗って帰路に着きました。

前回、魚津ミラージュランドから馬場島まで歩いたので、今回は馬場島から出発です。

テント泊の人が2人居ました。登山の方では無いようです。

剱岳の早月尾根ルート登山口です。

1000m地点です。椅子があり見晴らしポイントになっています。

この先、標高差200mおきにプレートがあります。

1200m地点です。前回はここで撤退しました。先へ進みます。

1400m地点です。荷物が重くだいぶ疲れてきましたがまだ早月小屋までの半分にも達していません。

1600m地点です。深夜から歩いて日帰りの人が休憩しておられたので少し話をしました。

この辺りは結構晴れていました。

やっと1800m地点です。

2000mまで来ました。もう少しです。

小さな池がありました。サンショウウオらしきものが泳いでいました。

早月小屋が見えました。

早月小屋到着です。17:30になってしまいました。

テントを張って休みます。今日は私一人だけでした。

翌朝です。濃い霧がかかっています。深夜から登ってきた人と一緒になったのでしばらく一緒に歩きました。

2400mです。

岩場の登りが続きます。

2600m地点です。少し広くなっていて見晴らし良いです。

チングルマが綿毛になっています。

ラショウモンガズラでしょうか?

2800mです。

険しい岩場を登っていきます。

女性の方がなかなか登れず躊躇していました。

剱岳山頂到着です。

下りは別山尾根ルートです。有名なカニのよこばいに来ました。断崖絶壁を岩の隙間と鎖を頼りに渡ります。さすがに足がすくみます。

岩場の難所が続きます。

梯子もいくつかあります。高度感がハンパないです。

難所が一段落するところに壊れかけのトイレがありました。

途中の開けた場所にケルンが積まれていました。

前剱です。もうしばらく岩場が続きますがこれまで程の難所はないです。

遥か下に剣山荘と剱沢小屋が見えています。

やっと剣山荘に来ました。剱沢まであと少しです。

剱沢小屋に着きました。ジュースと水を買いました。玄関までは入れますが中で食事はできないということでした。

10分ほど坂を上って剱沢野営場到着です。今日はここでテント泊です。雨がパラつきだしたので急いでテントを設営します。

翌朝です。昨夜は暴風雨でテントが壊れそうでした。強風でテントがひしゃげて夜中何十回も顔に当たりました。テントポールもだいぶ曲がっていました。朝も暴風雨が続いています。

別山との分岐点を剣御前小屋方面に進みます。

強風が続く中、時折突風が吹いて体がもって行かれそうになるのを踏ん張って耐えます。

剣御前小屋です。宿泊者以外立ち入り禁止で、小屋の風裏で進むのを躊躇している人たちが居ました。風は風速30mぐらいはあったと思います。

雷鳥沢の近くまで下ってきました。この辺は風も緩くなっていました。

称名川を渡れば雷鳥沢に到着です。

雷鳥沢です。ここも風が強いです。

雷鳥荘です。雷鳥沢~室堂まではずっと暴風雨が続きました。突風で飛ばされそうになるのを柵に掴まったりして耐えつつ進みます。

やっと室堂です。風雨が強くて景色は何も見えません。

無事室堂につけて一安心です。カッバを脱いでバスに乗って帰路に着きました。