豊かな水を育む花尾山

2020.09.15(火) 日帰り

活動データ

タイム

04:35

距離

7.0km

のぼり

600m

くだり

599m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 35
休憩時間
24
距離
7.0 km
のぼり / くだり
600 / 599 m
40
1 25
2 4

活動詳細

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はなおやま(ざん)(日本山名事典) 669mです。 市之尾集会所前に登山者用に1台分駐車スペースが確保されています。中のトイレも使用することもできます。登山ノートや花尾山登山案内図も玄関にあります。地域の皆さんが、登山者に暖かく優しい。この山を大切にされていることが覗えます。 鈩コースから登ります。狭い舗装道路を歩きます。農家の作業小屋から軽トラの荷台が道路に出ています。狭い道が続き、離合できるところもわずかです。山頂まで1.5kmのところに3台駐車可能なスペースがあるようですが、歩いて行く方が無難です。  車道を歩いて行くと青いタンクのような施設が見えます。山清水の濾過施設です。市之尾地区の生活水を供給しているようです。さらに歩くと車道の終点に行き着きまず。その傍の丸太の橋を渡って沢沿いの山道にはいります。沢には清冽な清水が音を立てて流れています。苔むした岩が多いところです。鈩跡と覚しき石組みが散見されますが、素人にはよく分かりません。スラグらしきものも見当たりません。 右に左に交互に丸太橋を渡り、沢沿いを歩きながら高度を稼いでいきます。沢から離れ巻き道を歩いて行くと、山頂直下に出ます。山頂まで100mの急坂です。一木もまない急坂を喘ぎながら登ります。丸い山頂と雲ひとつ見えない真っ青な空しか見えません。山頂の様子を想像し、その期待をより高める空の青さがこの山の醍醐味ではないでしょうか。晴れていて良かったとしみじみ思います。 山頂は、一木もない360度展望の広いカヤトの原です。立派な石の基壇が2基あります。基壇の上には、石仏が鎮座しておられます。手前の石仏には蔵王権現と彫られ、大和の吉野修験との密接な関係を示唆しているとのこと。奥の石像には「渋木村大宮司」と刻まれており、この村の大宮司が勧請したとのこと。 秋吉台、一位ケ岳、仙崎湾、桂木山、東鳳翩山等がぐるっと一望できます。仙崎湾の向こうには、青海島や鯖島が見えます。素晴らしい絶景です。 山頂からの絶景を堪能した後、本谷コースを下山します。名前のとおり谷を下って行く感じです。途中、なめら滝で涼をとって、下っていきます。岩がゴロゴロしている所が多い分、鈩コースより歩きにくい下山路です。ゆっくり、ゆっくり下山しました。

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