新たな野望に向けて虎島へ(友ヶ島-虎島)

2020.09.13(日) 日帰り

活動データ

タイム

05:24

距離

22.2km

のぼり

755m

くだり

703m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 24
休憩時間
42
距離
22.2 km
のぼり / くだり
755 / 703 m
16
44
1 36
11
28

活動詳細

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友ヶ島には以前行ったことがありますが、その時脚の具合が悪く、島の西部を軽く回るだけにとどめました。そのため、北東端にある虎島には近づくこともなく、心残りとなっていました。一方、天候と感染症のせいで延び延びになっている野望があり、それを目指すには是非虎島に行きたいため、天気予報は不安ながらも、足を向けました。 京都を5時前に出発し、先週に続いてよしみさんの運転で、加太に着いたのは7時過ぎ。京都ではかなり降っていた雨もほぼやみました。渡船の始発には2時間ありますが、券売所の前で待っていると、0815に臨時便が出るとのことでした。往復2200円を支払って乗船。15分ほどで友ヶ島到着です。 道はやや落ち葉が目立つも、太くてよくわかる道です。そこそこアップダウンがあります。30分少々で島(ちなみに、友ヶ島の中心になる島の名前は沖ノ島)の北東まで到達。ここから虎島に渡れるかどうかはその場の判断と考えていました。干潮が0920くらいだった筈で、ほぼ干潮時に着けたことになります。よしみさんは待ってますということで、ザックを下ろして、ひとりで渡りにかかります。まず最初のところで1m弱開いている箇所があり、ここはジャンプすると飛び越えることができました。ただ、跳んだ箇所を振り返ると、岩の立ち上がりが急になっていて、足がグリップできるかどうかが不安です。この後潮位が上がると帰れるんだろうかと不安を感じながら歩を進めます。 道は取り付きさえ見えれば、あとはわかりやすいです。虎島にも由良要塞の砲台跡(虎島砲台)があり、ここを過ぎると、深山や地ノ島が見えます。この辺りが行場である東の覗きの筈ですが、どのみち修行をするわけでもなく、時間も不安があるので、適当に引き返します。さて、沖ノ島への帰り、潮は足元近くまで打ち寄せますし、濡れた岩は滑りやすいですがなんとか例のジャンプ箇所まで戻ってきました。着地に失敗してスリップ、後ろ向けに海に転落、が頭をよぎりましたが、靴を水に浸してからの跳躍はなんとか滑りもせずに成功しました。ほんとに怖かった。 その後、深蛇池湿地帯に興味はありましたが、立入禁止なので入れず(ついでに言えば、第4砲台も立入禁止です)、途中で探照機跡に立ち寄りながら第3砲台を目指します。第3砲台は友ヶ島観光の目玉と言える所であり、後の船便できた人たちもたくさんおられました。ここは2回目でしたが、前回と違っていたのは「第3砲台美術館」という企画です。行きの船内では10/3からというポスターが貼ってありましたが、多分部分的にリリースされているのでしょう、暗い弾薬庫の中の諸処に電球が置いてあるのです。なかなか洒落た配置がなされていたので、面白かったです。完成したらどんなのになるんでしょうね。なお、港からの道と合流してからの足元状況は極めて良好で、歩きやすいです。 それから、タカノス山に登ってお昼ご飯。前回は行かなかった聴音所跡にも寄って、灯台と子午線公園(友ヶ島は、日本の領土において、東経135度線の最南端になります)、第1砲台跡、第2砲台跡を通って港に戻ってきました。30分ほど待って帰りの渡船。加太港最寄りのゑびすやで鯛丼を食べ、紀三井寺に参拝しておしまい。 なお、虎島に渡るのには潮位が問題になりますので、行ってみたい人は潮位を確認の上、干潮を狙って行く必要があるでしょう。私は干潮時に行ったはずですが、それでも行き帰りで一度ずつジャンプする必要がありました。身体を支えるためにポールを持っていきましたが、使う機会はありませんでした。本当は先週に友ヶ島の筈だったのが、台風のため順延になっています。先週だったら、干潮時には虎島に行けなかった可能性が高く、1週間延びたことは幸運だったのかも知れません。

友ヶ島(沖ノ島) 友ヶ島汽船の加太港。写っているのはらぴゅた号ですが、今日は行き帰りともこの船には乗りませんでした。
友ヶ島汽船の加太港。写っているのはらぴゅた号ですが、今日は行き帰りともこの船には乗りませんでした。
友ヶ島(沖ノ島) あれが虎島です。手前が東の覗き(行場)なのだと思います。
あれが虎島です。手前が東の覗き(行場)なのだと思います。
友ヶ島(沖ノ島) 操舵室にはGPSが着いていました。
操舵室にはGPSが着いていました。
友ヶ島(沖ノ島) 友ヶ島に着きました。
友ヶ島に着きました。
友ヶ島(沖ノ島) 第3砲台に行くのなら、右に登っていくのですが、今日は虎島に行くのがテーマなので、左に登ります。
第3砲台に行くのなら、右に登っていくのですが、今日は虎島に行くのがテーマなので、左に登ります。
友ヶ島(沖ノ島) 神島。
神島。
友ヶ島(沖ノ島) 第4砲台はそもそも近寄ることすらできませんでした。
第4砲台はそもそも近寄ることすらできませんでした。
友ヶ島(沖ノ島) 第4砲台に行く道は、しつこいほど立入禁止の札が立っていました。
第4砲台に行く道は、しつこいほど立入禁止の札が立っていました。
友ヶ島(沖ノ島) 深蛇池湿地帯にも行けないようです。
深蛇池湿地帯にも行けないようです。
友ヶ島(沖ノ島) 道は終始こんな感じです。第3砲台ほど通行量が多くないので、道には落ち葉が多いですが、道自体は太くてはっきりしています。
道は終始こんな感じです。第3砲台ほど通行量が多くないので、道には落ち葉が多いですが、道自体は太くてはっきりしています。
友ヶ島(沖ノ島) 虎島がすぐそこに見えました。結構いい景色なんですが、漂着したゴミが多いのが誠に残念。
虎島がすぐそこに見えました。結構いい景色なんですが、漂着したゴミが多いのが誠に残念。
友ヶ島(沖ノ島) 振り返った所。この辺の道も崩れています。
振り返った所。この辺の道も崩れています。
友ヶ島(沖ノ島) 閼伽井の碑。虎島は、葛城二十八宿修行の第一経塚があります。
閼伽井の碑。虎島は、葛城二十八宿修行の第一経塚があります。
友ヶ島(沖ノ島) さて、虎島に渡りましょうか。この時間帯は干潮のはずで、そういう意味では、先週よりも今週の方がコンディションが良かったと思います。
さて、虎島に渡りましょうか。この時間帯は干潮のはずで、そういう意味では、先週よりも今週の方がコンディションが良かったと思います。
友ヶ島(沖ノ島) 道の多くはしっかり岩が顔を出しているのですが、この最初のパートが問題。この写真の左側の所が間隔が広くて、ジャンプする必要がありました。行きはなんとかなったのですが、振り返るといかにも着地が難しそうな岩になっていて、恐怖を感じました。いかん、潮が満ちる前に帰ってこないと。
道の多くはしっかり岩が顔を出しているのですが、この最初のパートが問題。この写真の左側の所が間隔が広くて、ジャンプする必要がありました。行きはなんとかなったのですが、振り返るといかにも着地が難しそうな岩になっていて、恐怖を感じました。いかん、潮が満ちる前に帰ってこないと。
友ヶ島(沖ノ島) 岩を伝っている場面の写真を撮って貰いました。
岩を伝っている場面の写真を撮って貰いました。
友ヶ島(沖ノ島) 虎島にも砲台跡があります。
虎島にも砲台跡があります。
友ヶ島(沖ノ島) 地ノ島。第2便(定期便の1便目)が帰って行きます。
地ノ島。第2便(定期便の1便目)が帰って行きます。
友ヶ島(沖ノ島) あの辺が東の覗きなのだと思います。岩壁に文字が書いてある筈ですが、岩を降りないと読めないし、ここでぐずぐずしていると潮が満ちてきそうなので、踵を返すことにしました。
あの辺が東の覗きなのだと思います。岩壁に文字が書いてある筈ですが、岩を降りないと読めないし、ここでぐずぐずしていると潮が満ちてきそうなので、踵を返すことにしました。
友ヶ島(沖ノ島) 帰りにも砲台跡を撮影。
帰りにも砲台跡を撮影。
友ヶ島(沖ノ島) 虎島から沖ノ島を望みます。よしみさんが待ってくれています。波は岩を洗っています。多くのパートでは岩は乾いていますが、濡れている所もあってスリッピーです。
虎島から沖ノ島を望みます。よしみさんが待ってくれています。波は岩を洗っています。多くのパートでは岩は乾いていますが、濡れている所もあってスリッピーです。
友ヶ島(沖ノ島) なんとか生還しました。真ん中にある岩から手前の岩に飛び移ったのですが、実際には海の中に半歩入ってから跳びました。着地に失敗して背中から海に落ちるのを覚悟していたくらいです。
なんとか生還しました。真ん中にある岩から手前の岩に飛び移ったのですが、実際には海の中に半歩入ってから跳びました。着地に失敗して背中から海に落ちるのを覚悟していたくらいです。
友ヶ島(沖ノ島) 振り返って再度虎島。これで、野望に一歩近づきました。
振り返って再度虎島。これで、野望に一歩近づきました。
友ヶ島(沖ノ島) カニがいました。よりによって、行きの道すがら、よしみさんはカニを食べに行く話をしておられました。
カニがいました。よりによって、行きの道すがら、よしみさんはカニを食べに行く話をしておられました。
友ヶ島(沖ノ島) 第3砲台方向の分岐を辿ります。
第3砲台方向の分岐を辿ります。
友ヶ島(沖ノ島) 探照灯跡の方に行きます。
探照灯跡の方に行きます。
友ヶ島(沖ノ島) 探照灯跡。
探照灯跡。
友ヶ島(沖ノ島) なんだか動いたと思ったらリスでした。この話題はあとでもう一回出てきます。
なんだか動いたと思ったらリスでした。この話題はあとでもう一回出てきます。
友ヶ島(沖ノ島) ここから第3砲台に入っていくのですが、なんだか美術館の企画がもうじき(10/3から)始まるそうです。
ここから第3砲台に入っていくのですが、なんだか美術館の企画がもうじき(10/3から)始まるそうです。
友ヶ島(沖ノ島) 将校宿舎。
将校宿舎。
友ヶ島(沖ノ島) 第3砲台到着。よくあるアングルで。
第3砲台到着。よくあるアングルで。
友ヶ島(沖ノ島) 弾薬庫の中に入るには懐中電灯が要ります。
弾薬庫の中に入るには懐中電灯が要ります。
友ヶ島(沖ノ島) 弾薬庫を裏から。
弾薬庫を裏から。
友ヶ島(沖ノ島) 逆方向から。
逆方向から。
友ヶ島(沖ノ島) あの光っているのは電球です。これが第3砲台美術館なんでしょうね。
あの光っているのは電球です。これが第3砲台美術館なんでしょうね。
友ヶ島(沖ノ島) 階段もライティングなされています。
階段もライティングなされています。
友ヶ島(沖ノ島) 灯りで照らされた階段。
灯りで照らされた階段。
友ヶ島(沖ノ島) 砲座跡。ここに榴弾砲を据えて、観測士官の指示に従って間接砲撃します。
砲座跡。ここに榴弾砲を据えて、観測士官の指示に従って間接砲撃します。
友ヶ島(沖ノ島) タカノス山三角点。
タカノス山三角点。
友ヶ島(沖ノ島) 真ん中が神島。その右に虎島。その向こうが地ノ島。
真ん中が神島。その右に虎島。その向こうが地ノ島。
友ヶ島(沖ノ島) 聴音所の方に行きます。
聴音所の方に行きます。
友ヶ島(沖ノ島) 聴音所。
聴音所。
友ヶ島(沖ノ島) 幸助松
幸助松
友ヶ島(沖ノ島) 幸助松海岸もきれいなのですが、漂着ゴミが多すぎて・・・
幸助松海岸もきれいなのですが、漂着ゴミが多すぎて・・・
友ヶ島(沖ノ島) 第1砲台。
第1砲台。
友ヶ島(沖ノ島) 友ヶ島灯台。
友ヶ島灯台。
友ヶ島(沖ノ島) 淡路島。正面が、こないだ行った由良港。その左の山には由良砲台跡があります。
淡路島。正面が、こないだ行った由良港。その左の山には由良砲台跡があります。
友ヶ島(沖ノ島) 子午線公園。
子午線公園。
友ヶ島(沖ノ島) 第2砲台跡。
第2砲台跡。
友ヶ島(沖ノ島) 正面から。
正面から。
友ヶ島(沖ノ島) 淡路島。
淡路島。
友ヶ島(沖ノ島) 明石海峡大橋も見えました。
明石海峡大橋も見えました。
友ヶ島(沖ノ島) 蛇ヶ池。
蛇ヶ池。
友ヶ島(沖ノ島) ハンモックは前からありますが、ブランコは前もありましたっけ?
ハンモックは前からありますが、ブランコは前もありましたっけ?
友ヶ島(沖ノ島) 鹿がいました。南海電鉄が観光目的で持ち込んで、その後野生化したとのこと。
鹿がいました。南海電鉄が観光目的で持ち込んで、その後野生化したとのこと。
友ヶ島(沖ノ島) ソフトクリームを食べました。
ソフトクリームを食べました。
友ヶ島(沖ノ島) 砲台で使われていた砲弾。8インチだそうで、そうすると長門、陸奥の砲弾は直径がこれの2倍ということですね。
砲台で使われていた砲弾。8インチだそうで、そうすると長門、陸奥の砲弾は直径がこれの2倍ということですね。
友ヶ島(沖ノ島) リスがたくさんいます。ニホンリスではなくて、これも持ち込まれたタイワンリスだとのこと。
リスがたくさんいます。ニホンリスではなくて、これも持ち込まれたタイワンリスだとのこと。
友ヶ島(沖ノ島) これが第3砲台美術館のポスター。まだ開館していないようですが。
これが第3砲台美術館のポスター。まだ開館していないようですが。
友ヶ島(沖ノ島) 船内から。あそこが沖ノ島から虎島に渡る道です。
船内から。あそこが沖ノ島から虎島に渡る道です。
友ヶ島(沖ノ島) 東の覗き。
東の覗き。
友ヶ島(沖ノ島) ゑびすやで鯛丼を頂きました。おいしかったです。1200円。
ゑびすやで鯛丼を頂きました。おいしかったです。1200円。
友ヶ島(沖ノ島) 紀三井寺。
紀三井寺。
友ヶ島(沖ノ島) 花山温泉に入りました。850円。
花山温泉に入りました。850円。

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