扇山~権現山ピストン

2020.09.13(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:39

距離

13.1km

のぼり

1411m

くだり

1404m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 39
休憩時間
47
距離
13.1 km
のぼり / くだり
1411 / 1404 m
1 11
28
9
1 4
49
10
27
58

活動詳細

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朝から13時まで晴れの予報。車でアクセスできて景色の良い山、ということで扇山・権現山をチョイス。扇山は人気のようですが、そこから権現山へ向かうのはマイナールートなのか、web上の登山記録も少なく、山道の踏み跡も薄く、実際誰ともすれ違わず…せっかくなので投稿します。 6:40、梨子ノ木平扇山登山口に到着。6台ほど停められる無料駐車場には既に2台の車があり、準備をしてるうちにも新たに2台やってきました。停められてよかった…。 あ、登山口のトイレ、まあまあキレイでした。汲み取り式だけど汚れてないし、トイレットペーパーもあるし、水道も出るし。ありがとう管理人さん。 さて、登りはじめは植林された山ですが、雲が低く(朝霧?)景色全体が青みがかって幻想的な雰囲気です。歩き始めて30分くらいのところに水場があり、沢水で涼をとりました。ここぞとばかりに肘まで濡らして…す、涼しい…。ベンチもあるので、のんびりハイキングならここで休憩できますね。 水場から20分くらいで1つ目の分岐にぶつかります。左に行けば扇山、右に行けばツツジの群落だそうで…もしツツジのシーズンだったら迷わず右に寄り道してましたが、この日は左折一択。尚この分岐から南を向くと、木々の合間から富士山が見えます。 分岐を越え、植林が次第に落葉広葉樹林に移ろう中をひたすら登り、大久保のコルに登り詰めて右折、尾根道を更に登れば、やっとこさ扇山山頂に到着です。一番乗りではないですが(既に下山する方とすれ違いました(^^;))登頂時には誰もおらず、ぽっかり広い山頂を一人占め。霧も晴れてきて富士山が見えました。 さて、予定ではここから北の権現山を目指すのですが、生い茂る草に埋もれて登山道が見えません。恐る恐る草むらを抜けると、今度は結構な急勾配の砂利&赤土の斜面。正直やめて帰ろうかとも思いましたが…まあ行けるとこまで、と斜面を降りて進みました。 扇山~権現山の尾根道、人っ子ひとりいませんでした(泣)。さらに途中から霧が出てきてゾッとするし、野鳥がギャーギャー鳴いてゾゾッとするし、ヒキガエルに出くわして本気でビビるし(しかも2匹)。 でも、霧の中に射し込む木漏れ日がキレイだったり、光の加減で目の前に虹がかかったり(しかも歩いて虹を通り抜けた!)、霧が晴れたところでカモシカに出会ったり、スリリングかつミステリアスで、童話の森の中みたいな場所でした。 さて、霧が晴れると現実的な植林の中の一本道を上ったり下ったり延々歩きます。手入れがしっかりしていて良い山だと思います(林業的な意味で)。植生は権現山が近付くにつれて落葉広葉樹林に変わっていき、勾配も急になり、最後の数100メートルがなかなか登れない…自分、こんなところで苦しい思いして何してるんだろうと本気で思いました(笑)。 やっとこ分岐に出ると、右折して10分足らずで権現山。山頂からの眺望は………真っ白(泣)朝霧だと思っていたけど、ガッツリ霧でした。むしろ雲でした。 先客の2グループが昼食(朝食?ブランチ?)を食べたり霧が晴れるのを待ったりしている中、私も30分程粘りましたが…霧は晴れず…泣く泣く下山。 下山ルートは、1度通っているからか気が楽で、上りも下りもサクサク進みました。とはいえ帰り道も霧に閉じ込められ、更に雨も降り、鳴き喚く野鳥とヒキガエルに再開し、登山靴のソールも剥がれるという盛りだくさんぶりでした(補修テープ持っててよかった…)。 途中、扇山下りルートで百蔵山方面から来たグループに出会い、人恋しさからつい話しかけてしまいました(笑) 総評:マイナールートにはマイナールートのドキドキとワクワクがありました。しっかり準備していれば、チャレンジするのも楽しいかと。

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