活動データ
タイム
18:01
距離
31.6km
のぼり
3705m
くだり
3692m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る週末予定していた中央アルプス遠征、荒天予報により、またまたこれで五度目?の延期…😭⤵️⤵️ しかし、この延期を見計らったかのように笑、数時間後、山師匠ちびこり兄貴から南アルプスのお誘いが🤣 兄貴との山行は昨年の双門以来二度目。 しかも、今回はオッサン2名でテント1つのラブラブ💓テン泊🤣笑 そして、自身お初の南アルプス! これはもう、悪天候?であろうと行くしかない💨 今回の山行予定は 御座石鉱泉~青木鉱泉~中道ルート~薬師岳~観音岳~地蔵岳~高嶺~アサヨ峰~甲斐駒ヶ岳~七丈小屋泊ピストン。 往路 距離:22.7km、累積標高:3333mD+、標準コースタイム20:19。 復路 距離:18.2km、累積標高:1935mD+、標準コースタイム17:13。 目標は標準コースタイムのCT60%で設定。 御座石鉱泉を2:00スタート。 青木鉱泉までのルートは破線道、いきなりルート外してタイムロス💧 それから中道ルートを歩いて薬師岳まで約1700mアップの長い登り。 だが、トレーニング不足と寝不足、そしてテン泊装備の負担から序盤より全くペース上がらず😵💨 漸く辿り着いた薬師岳では、日本第二位の高峰北岳の雄姿に歓声を上げるも、この日は結局最後までずっとガスったり雨だったりで、展望が良かったのはこの最初の10分だけ…😅笑 それから鳳凰三山の盟主観音岳。 濃いガスの中、幽玄な雰囲気の「賽の河原」、地蔵岳オベリスクを見ながら先を急ぐ💨 しかし、地蔵岳から先の稜線上は背丈近くまであるハイマツの連続😣💦 今回はマットをザックに横付けしてたこともあって、よく引っ掛かかって全くスピードが上がらない… 高嶺からは一気に300m超の急降下。 そして、ここでまさかの事故発生…😱😲😞❕ 高嶺直下の急なガレ場を降下していた時、岩にかけた足を滑らせ滑落。 「あっ!」 と思ったら、回転しながら一瞬で約4~5mほど落下し、気が付いた時には頭を下方に向け仰向けに寝転がっていた。 右に顔を向けると、すぐそこは崖((( ;゚Д゚))) 止まってなかったらと思うと心底ゾッとした。 そのままでは立ち上がれないので、ザックのバックルを外して立ち上がり、身体のダメージ確認。 全身各部に岩で打ち付けた鈍い痛みはあるものの、頭部は打っておらず、骨折や酷い裂傷等もなく何とか動けそうだ。 また、幸いにも装備も深刻なダメージなく、ポールが傷だらけになったのとレインジャケットが少し破れたくらいで済んだ。 しかし、これぐらいのダメージで済んだのは、本当に幸運だったとしか言い様がない。 心から感謝すると共に、こんな思いは二度としたくない・するまいと誓う。 既に予定より大幅に遅れていたこともあり、一先ず早川尾根避難小屋をビバーク候補地として定め、到着時に改めて状況確認して判断することにして、より一層注意を払いながら先へ進むことに。 ここからも稜線上はハイマツが深く生い茂り、通過する度に擦り傷だらけの脚に塩を塗られているよう…😅 脚は動くし、滑落のダメージもほぼ心配なく行動出来ることは分かったが、今回はこのハイマツに大苦戦。 このシーズンは南アルプスの多くの小屋が休業だから整備がされてないのか?もしくは、元々こんな感じなのか? この縦走コースに人が少ない理由の一つになっていると感じた。 白鳳峠、広河原峠を抜け、漸く早川尾根避難小屋に到着。 時刻はちょうど12:00で、予定より3:15遅れ。 ここから、目的地の七丈小屋までの標準コースタイムは約9時間半。 短縮してCT70%で行ったとしても到着がかなり遅くなってしまい厳しい状況… 水場も確保出来たし、ここを逃すと七丈小屋まで宿泊可能場所が確実に確保できないので、今回はここで早めにビバークすることに。 ちびこり兄貴は自分を気遣って何も言わないが、例え時間的に夜遅くなったり、もし荒天になったとしても、安全確実に進む事が出来る人なんで、もしソロなら確実に七丈小屋まで行っていただろう。 自分の実力の無さが歯痒い…⤵️⤵️ また、今回兄貴と山行を共にして感銘を受けたことは「来たときよりも美しく!」を実践・徹底されていること。 急ぎの山行中の時など、自分が見逃したり、拾うのに躊躇してしまうようなゴミでも止まって回収されていた。 見習っていきたい。 一夜明け翌朝。 雨も降っておらず、昨日より天候も回復傾向。 復路も観音岳と地蔵岳に登頂。 甲斐駒ヶ岳は、結局最後までその姿を見せてくれなかったが、高嶺辺りではオコジョが愛らしく岩の隙間から顔を覗かせたり、雲の隙間からは富士山がその美しい円錐形の姿を現してくれて満足😊 地蔵岳ではオベリスクにも途中まで登ってその格好よさと迫力に感嘆! 帰路には、苔むした森に、奥深い南アルプスの自然を感じることが出来た。 北アルプスのメジャールートの雰囲気も好きだけど、南アルプスの懐深さと深い森の雰囲気に強く魅せられた山行となった。 ここ最近、先日の双門コースといい、今回の南アルプスといい、幸運にも大事には至ってないが、ケガが多過ぎる… 次回以降の山行では、改めて「安全第一!」を再度徹底していきたい。 また、来シーズン以降、歩きに訪れたい山域。 南アルプス、絶対にまた来ます!!!(^ー^) 御座石鉱泉 時間 標準 CT% 青木鉱泉 0:53 0:50 106% 薬師岳 3:46 5:20 71% 鳳凰山 0:21 0:45 47% 地蔵岳 0:54 1:10 77% 高嶺 0:50 0:50 100% 白鳳峠 0:43 0:40 108% 広河原峠 0:39 1:00 65% 早川尾根小屋 0:21 0:40 53% 1日目合計 8:33 11:15 76% 休憩込み 9:58 11:15 89% 早川尾根小屋 時間 標準 CT% 広河原峠 0:18 0:30 60% 白鳳峠 0:43 1:20 54% 高嶺 0:34 1:00 57% 観音岳 0:58 1:50 53% 地蔵岳 0:39 1:10 56% 鳳凰小屋 0:25 0:50 50% 燕頭山 0:48 1:20 60% 御座石温泉 1:27 2:10 67% 2日目合計 5:58 10:10 58% 休憩込み 8:02 10:10 79% ※ガーミンのGPXデータを2分割してアップロードしているので、距離・時間・累積標高が実際と異なって表示されています。 <実際のガーミンデータ> 距離:30.02km 時間:16:10.36 累積標高:3495mD+
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