毎年恒例、「クレヨンしんちゃん」原作者で史上最強のギャグ漫画家、臼井儀人先生を偲んでの荒船山へ内山峠ピストンで行ってきました。 今回は内山峠から荒船山の姿は見えず、また登山道もずっと霧(というか雲)の中でした。往路では時折小雨がぱらつく程度でした。 艫岩の上に上がり、臼井先生に手を合わせてから艫岩展望台へ。景色は真っ白で何も見えず、また突然雷も鳴り出したことから「下山しよう」と判断して、少し下り始めたところで雨が本降りに。すぐ艫岩展望台近くの山小屋(避難小屋)へと引き返し、お昼ご飯を食べながら雨が小降りになるのを待ちました。 正午過ぎに雨がいくらか小降りになった隙を見て下山、でも雨は完全には止まずに少し濡れながらの下山になってしまいました。
例年通り、内山峠の駐車場から出発です。今日はほぼ満車でした。
登山道はこっちでーす。
熊出没注意、なんてったってこの山でクマに遭遇したことがある私が言うのだから間違いない。クマ鈴の用意は良いか?
今日は出発からずっと霧の中。登山道も何か薄暗くて不気味です。
最初の難所は難なくクリア。この辺りから小雨が降ったり止んだり。
2年前に熊と遭遇した地点も無事通過。
だんだん霧が深くなってきて、幻想的な風景にも見えるようになってきました。
鋏岩に到着。霧がいつもと違う荘厳な景色にしていました。
ここで小休止して、さらに先に進むのも例年通りです。
鋏岩の先に、去年の時点で倒木がありましたが、今年はこれが増えてる。去年は下側の倒木はありませんでした。
そのすぐ先では土砂崩れの跡があり、高巻きさせられます。ここの通過は復路が辛かった。
やがて水音が聞こえてくると、一杯水に到着。ここでも小休止です。
去年よりは水量が多いですが、「多い」と胸を張って言える水量でもありません。
下流側を見ると、沢に道標が落っこちてました。何があったんだ?
一杯水を通過すると、この登山で最もキツい上り坂です。
一杯水からの急な登りに嫌気が差してきた頃、この看板が見えればいよいよ荒船のプロムナードデッキ、穏やかな平坦な道になります。しかしこの看板、どんどん傾いている。
そして、毎年臼井先生に手を会わせる場所に到着しました。今年は「クレヨンしんちゃん」が30周年を迎えたことを報告しました。
本当に危険ですからね、近付かないでくださいよ。
臼井先生に手を会わせた後、荒船のプロムナードデッキを展望台へ向かいます。霧の濃さがおわかりいただけるかと。
今年も、荒船のプロムナードデッキには山鳥兜の花が咲いていました。
艫岩展望台に到着。でも景色は真っ白で、景色を愉しんでいる人は誰もいません。この写真撮影直後、突然の雷で下山を決意しましたが…
…下山を開始してすぐのところで雨が本降りになり、艫岩の避難小屋に逃げ込みました。ここで昼ご飯と、他の登山者の方と雑談でした。
こんな張り紙がありました、本当に景色を楽しむ際は気をつけて欲しいし、立ち入り禁止の場所には行かないで欲しいです。
正午過ぎに雨が小雨になったので、その隙に下山を決意。ですが雨は結局止まず…下山中の写真はこの1枚だけ。
そして無事に内山峠の駐車場に下山しました。汗と雨でぐっしょりでした。
この活動日記で通ったコース
内山峠登山口-鋏岩修験道場跡 往復コース
- 03:52
- 5.5 km
- 585 m
- コース定数 14