周回っすもん!守門岳

2020.09.12(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:51

距離

12.6km

のぼり

1298m

くだり

1302m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 51
休憩時間
58
距離
12.6 km
のぼり / くだり
1298 / 1302 m
16
20
29
50
8
7
1 51

活動詳細

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週末…どこもお天気悪いんだもん。 でも…お山に行きたいんだもん。 悶々と、テンクラ先生とgoogle先生を眺め。。 見つけたもーん!! それは、GoTo!新潟! ここしかないもん。 冬に雪庇を観に登って以来のお山。 夏の景色も観てみたいな、、 と思っていたけどチャンスが無かったもんなー。 よーし、行ってみるもん! 守門岳。 夏道は色々なルートと登山口が使えるみたい。 二口登山口から周回が出来る。 周回ルート好きのヒトーミとしてはそれがいいな。 藪がアレコレ…の情報あるけど、、 14時頃からは曇りそうだったので早めに到着。 すると、3台しかいない。 結構人少ないのね? まぁ、よいか。 駐車場の綺麗なおトイレ借りて出発~ すると、、 「おはよーーー!!」 シルバーカラーの軽トラで、ビュイーーンと現れたおじいちゃま。 元気な声に呼びかけられる。 「おはようございまーーす」 「これから登るのかい?ひとりかい!!」 「そうです~行ってきまーす」 「どっから来たんだー?」 「トチギですー」 「あーんだってーー??」 「トチギーーーーーです!!」 近寄り、大きな声で答える。笑 「あぁ!トツギーか!」 それから、なんやかんやお話して… トツギーに知り合がいるなーーとか。 何時に降りるんだ? と、心配をしていただき… このお方は、ここのおトイレを掃除しに来ているのだそう。 「週に一度は来ないとね~」 なんと、、。 「ほんとうにありがとうございます」 こちらのおトイレには無料になっていて。 協力金箱置けば良いのに… 「ほれ、持って行き!」 車に戻って取り出す缶コーヒー。 どっちがいい? ブラックと、微糖。 「ありがとうございます。いただきます!」 越後って、やさしい。 テクテク林道歩きからスタート。 しかし、この道のりは… じめっとしていて、鬱蒼としていて、、、 なんか、、出そう!! ビビリーなので、鈴を2個リンリン鳴らして。 足早に歩く… しっかし、誰も居ないんだなー。。。 まぁ、、次の保久礼登山口には人居るでしょ。。。 ・・・・・。 って、誰も居ないんですけどーーーー。 思わず立ち止まる、、、 え?ここですか??? って言うような道!! 草ボーボーだし、歩かれた形跡がほぼ無い。。 やばいっすもん。、、、 怖すぎるもん。。。 まじ?行ける??? 自分と葛藤。 いや、、でもこのルートは結構レポ上がってたし。 そこまでマイナーじゃないはずだ。 くううう、行くか! 3歩進んで靴がビチョビチョに濡れる。 スパッツも全く意味なし。 でも、かまってられん。 朝なのでまだ日差しうっすら。 自分の背よりも高い草。 鬱蒼としている…の言葉がピッタリの風景。 絶対、何かいるよーーー。 こんなん、女子ひとりで来ちゃダメなやつだよーー。 越後ってこわいーーー!! うぉーーーーって走る。 見てはいけないモノを見てしまったらイヤなので、、、 周りは見ない、もう足元しか見れない。 もはや、ひとり罰ゲームである。 やっと登山道っぽくなった急登で、 「リリーーン♪」 遠くの前方に人影発見!!!! や、やった。。。 人だー。。 ゼーーーゼーーハーーハーー。 息切れ半端ない。。。 立ち止まるけど… 苦しすぎて水も飲めん。。 あーーーー。 トレランシューズで来て良かった。。 毎日ウォーキングしといて良かった。。 めっちゃ早く着いた保久礼小屋。。 やっぱり、ホラー感漂うので寄らず。。 そして、誰もおらず。 この先は、急登の階段地獄。 水溜りも沢山あってビッチョビチョ。 そして、やはりズルズル萎え系の越後道。 「ぐるるるるーーー」 ビクッツ!!! って、自分のおなかの音でビビるやつ。 そうだ、ハラペコだった。。。 休憩ポイント無いんだもん。 ちょいと開けたところでパンをもぐもぐ。 蚊がたかってくる。。。 もう、かまってられん。 いいんだ、今日は。 蚊だってハラペコなんだ。 越後の蚊には、ヒトーミの血ぐらいくれてやんぜ。 だけど… ヤメテ、、顔だけは。。 見えないところにしてー。 って、DVか! 冬は、この辺まで来れば景色ダーーンなのにな。 こんなに違うのかー。 早く景色出てこないかなー。 せめて、風が欲しい。 そんな時、、、 「ウッッツ!!!」 足の指がつる。 あだだだだーーー。 飛ばしすぎたか。 もう少しで大岳なのにーー。 止まると更につる。 ゆっくり歩く。 大岳で座り込み、濡れた靴と靴下を脱ぐ。 アミノバイタル飲んでしばし休憩。 はーーー。 なんだか、色々大変だったゎ。。 「これから守門ですか?中々、えげつないですよー」 ここで、逆周りしてきたというムクさんに会う。 激降りの激登りだそう。 あらーー?そんなイメージじゃなかった。汗 ここから天国歩きを想像していたのに。。。 越後って厳しい! でも、この先を少し進めば、守門への展望ありーー うーー、、こっちで休めば良かったー。 すると、出たよ激降り! うぉーーーこれ降りるのかー。 ストック出して慎重にいこう。 降りきって振り返ると、結構な高さだったのね大岳。 んで、出たよ激登り! うぉーーーこれ登るのかー。 時間も早いしゆっくりいこう。 そよ風ビュンビュンの中で見えた越後の山並みーー。 山が深い、こうゆう景色は大好きだーー。 けど、向かう山頂はガッスガスだーーー。 なぜだーーー。 青雲岳からは木道歩き。 ここは気持ちの良いところ。 守門まであと一息。 がんばろ。 最後の登りで~ ウキャーーー! 目の前を、細くて黒いヘビがサササーーッ! マムシとかじゃないよね??? はぁ、はぁ、、、 なんか疲れたもん。 でも、着いたもん。 守門岳山頂。 でも、真っ白だもーーーーん! 。。。。 まぁ、よい。 再び力尽きる。 ハラペコなのでパンをモグモグ。 風が強いおかげで、たまに雲が避けて景色あり。 その度に、立ち上がりウロチョロ。 でも、また白くなって座る。 なんだか忙しい山頂。 カーーン♪と鐘を鳴らしたら、青雲岳へ降りてまた休憩。 コチラの方は雲は無く、風もなくなり穏やか。 二口登山口への分岐から降る。 コチラは、展望もありなだらかで歩きやすい。 コッチを登りで使うほうが良かったーーーと後悔しつつ。。。 沢の流れが聞こえてくると… 再び付きまとわれる蚊。。。 もーーいい加減にしてーー! なぜ顔を狙うんだーー涙。 手ぬぐいぶん回しながら下山。 駐車場に戻ると、靴もそのまま車に乗り込む。 とにかく、脚がチクチク痒いーー。 もう、全てを脱ぎさりたくて温泉へ直行! ぬぉーーぉぅ。。。 と、浸かるお風呂。 虫除け塗りたくっていた顔と腕は大丈夫。 でも。タイツの上から容赦なく刺されていた脚。 越後の蚊って強えーーー。 そーんな越後の空を見上げながら… ♪新潟よいとこ一度はおいで~♪ ♪酒はうまいし、山並みは綺麗だ~♪ なーーんて歌が頭に流れるのでした。 トツギーには無い豪雪の町並み。 冬は毎日雪に埋もれる。 息切れするアルプスの山並みとは違う。 どこまでも続く、あの緑の深い山並み。 それはそれは、トツギーから嫁ぎたくなるような景色なのでした。 ※一部修正しました! 「雪庇が雪屁になってるで🤣」 おぎ氏からの指摘。 雪も屁をするのよきっと笑

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