活動データ
タイム
13:54
距離
22.9km
のぼり
2054m
くだり
2057m
活動詳細
すべて見る水曜山行。 特に予定も無い水曜日。 火曜日の昼に水曜登山部グループラインに何処かに行きませんかと打診。 先週の利尻遠征の疲れも残っているし、 天気の良さそうな風不死岳から大好きな景色でも見たいな。 するとmaaさんから幌尻岳方面に行くとLINEが。 ムムム、日高?行きたいけどハード。 幌尻岳はテント泊で行きたいと思っているので迷います。 疲れているし、今週は軽めにと思っています。 すぐに、幌尻か1967峰どちらかでとメッセージが来ます。 1967峰・・・、憧れのお山の一つです。 1967峰ならと返信すると、北戸蔦別岳で左に曲がりますとの御言葉。 決まり!準備しなきゃ。 ハイマツ対策! 深夜、チロロ林道に向けて出発。 maaさんが運転してくださるとのことで、仮眠を取ってとの御言葉に甘えます。 下道で274号線をひたすら日高町まで。 夕張のセブンイレブンで食料調達とラストトイレ。 午前3時半過ぎ、駐車場着。 去年、ソロで来た時はパンクして撤退してました。 撤退地点が駐車場から100mくらい手前だったことが判明(爆) 30分ほど仮眠。 駐車場に一台だけあった車から男性が出て来ます。 幌尻岳を考えたけれど、 結構な雨が降ったので滑りそうだし、渡渉の心配もあるのでやめて帰るとのこと。 不安になりますが、状況を見て撤退ならそれもやむなし。 準備をして暗い中午前4時25分出発。 林道歩き4km、明るくなりました。 渡渉して沢沿いを進みます。 北戸蔦別岳まで、maaさんは今年3度目の行程なので、安心してついていきます。 ヌカビラ岳への急登が始まります。 足が重い、息が上がる。 徐々に離れるので、先を行ってもらいます。 時折笛を吹いて現在地を知らせます。 返事の笛で随分と離れたことを知ります。 今日はダメかも。 とりあえず足を動かしてヌカビラ岳までは行こう。 トッタの泉は看板が無く、確信が持てずスルー。 水は担いでいたから大丈夫でした(帰りにお世話になりました)。 ヌカビラ岳手前の大きな岩のところでmaaさんが待っていてくれました。 利尻で買って来たTシャツがビショビショだったのでデポして干しておきます。 一緒にヌカビラ岳に、雲は多くモヤっているけれど幌尻岳が大きく見えます。 こんなに近くで見たのは初めて。 来年行くからね。 よろしくお願いしますとご挨拶。 北戸蔦別岳はすぐそばなのに遠く感じます。 北大の山スキー部の4人と会います。 大きなザックを背負っています。 札内岳から入って5日目でチロロ林道から下山とのこと。 若いって素晴らしい。 疲れきった自分には眩しく見えましたw 気力を振り絞って北戸蔦別岳に。 素晴らしいパノラマ。 カチポロ、エサオマン、カムエクも見える。 伏美岳、ピパイロ、そして1967峰が。 遠い、絶望的に遠い・・・。 撤退の声が喉から出掛かりますが、maaさんは元気。 途中で1967へ見送ってもいいと伝えます。 とりあえず1967峰へ。 すぐにハイマツ帯。 ハイマツ対策に沢用のスパッツをザックに入れてありますが出す元気も無い。 しかし、ここで奇跡が起きます。 夢中でハイマツ漕ぎをしているうちに元気が出て来ます。 急登が無いからなのか、ペースが落ち着いたからなのか・・・。 気づけば、ハイマツ慣れしていないのかmaaさんがずっと後方に。 あとから聞けば岩に足をぶつけて悶絶していたそう(汗) なんだか体も動いてスイスイ進みます。 ひとつめのポコを登りきって1967方面を見ます。 メッチャ遠い。 北戸蔦別岳までの道で自分がバテて時間も押しています。 明るいうちに帰ることができるか不安になります。 相談しようとして途中でmaaさんに電話。 ハイマツ漕ぎで必死なのか出てくれません。 進みます。 前に見えているピークを必死で登ります。 山頂看板・・・、無い。 向こうの方が高いか・・・、岩を進みます。 無い・・・。 そうだよね、まだ遠く向こうに見えるあの鋭鋒だよね。 1967峰だ。右にピパイロ岳もあるし間違いない。 行くしかない。 帰りは渡渉さえ暗くなければなんとかなるだろう。 必死でハイマツを漕いで近づきます。 なんて格好いいんだろう。 こんな姿だったのか。 嬉しさに包まれながら山頂に。 山頂標識と記念撮影。 maaさんの姿はまだ見えません。 ハイマツに苦労している様子。 靴を脱ぎ、裸足になっておにぎり。 替えの靴下を用意します。 maaさんが見えました。 手を振ります。 笑顔。 お互いに写真を撮り合います。 maaさん山頂に到着、ガッチリ握手! 二人で記念撮影。 健闘を讃え合います。 本当に大変なお山だ。 二人で撮った写真を水曜登山部のLINEに送る。 山頂で景色を楽しみたいけれど、時間が無い。 準備を整えて下山開始。 沢用のスパッツを巻いて、その上からゲイターを。 結構良かったです。 北戸蔦別岳が遠い。 無心でハイマツを漕ぐ。 チロロ岳が近い。 ここも行ってみたい山だ。 ガスがかかって真っ白になったと思ったらサッと景色が見えたり。 帰りは幌尻岳を拝むことは出来なかったけれど、戸蔦別岳は大きく見えました。 遠くカムエクを見て、いつかはと心に誓う。 エサオマンのカールも行ってみたい。 北戸蔦別岳で写真を撮る。 ここで一度は諦めかけた1967峰に行って来られた。 不思議なものです。 下山は慎重に。 日没があるので焦って下りる自分にmaaさんが、ゆっくりでいいと声をかけてくれました。 体力を使い切って滑ったり、躓いているのが危なかしかったのでしょう。 ありがたく受け止めて気をつけて下りました。 8時間前に干していったTシャツはすっかり乾いていて再び着込む。 トッタの泉で1.5リットル水を汲ませてもらいました。 渡渉、沢沿い歩きは長かった。 ギリギリ明るいうちに林道まで着きました。 ここからの林道の長いこと長いこと。 急いで歩いているのに全く着かない。 行きの倍の長さに感じました。 途中で完全に暗くなってしまいましたが、登山口に到着。 遅くなったので、ここで着替えて風呂には寄らず札幌まで帰ることに。 再び暗いチロロ林道を走り、日高町からは274で札幌まで。 帰路は素晴らしい山行に話が尽きませんでした。 山行中の励まし、行き帰りの運転、maaさんありがとうございました。 思い出に残る山行になりました!! 大平山、神威岳、コイカクシュサツナイ岳、利尻遠征、1967峰と背伸びした山行が続きました。 来週はどこへ行こう・・・。
活動の装備
- サロモン(SALOMON)X ULTRA 3 WIDE MID GTX
- モンベル(mont-bell)パウダーシェッド パーカ Men's
- エイグル(AIGLE)sisteron35
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ウィメンズ トレイル
メンバー
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