活動データ
タイム
10:24
距離
13.4km
のぼり
1476m
くだり
1477m
活動詳細
すべて見る9月に入り、空を見上げるとトンボが飛び交い、 髪を揺らす風も、頬に感じる風も、秋の気配。 今年の夏は一度もサンダル履かなかったな。 夏用に買った空色とひまわり色のペディキュアも使わずじまい。 なぜって、足の爪がブス色になり、伸びてきたところが凹凸になり、ネイルする気分にもならない爪になったから。 この爪が、山を上る時と下る時は靴紐を調節するということを教えてくれたと思えば、サンダルを履けなかった夏も良かったのかなと思える。 もう9月だけど札幌の気温は30度を超えたらしい昨日、十勝幌尻岳に登ってきました。 キツそうな山だな、私なら12時間以上かかってしまうんじゃないかな、明るいうちに下山できるかな、と不安がいっぱい。 水分2.5リットル、2合のお米で5個のおにぎり、モバイルバッテリーも2個、今までで一番重いザックを背負い出発です。 登山口まで約2キロ、入山届けを書き、少し歩くと河原に出ます。大小ゴロゴロとした石ころや岩の上を歩き、何度か渡渉。ルートを確かめながら進むらんちさんとパーニョンさん。 河原の次は背丈以上ある藪漕ぎが続く。笹がバチバチ顔に当たり、休む場所もない。こんな山なの?こんなにすごい藪漕ぎって他の方の日記に書いてあった?いつまで続くの?もう永遠に続くんじゃないかと思うくらい。今後行かれる方、ホントにすごいですから! 藪漕ぎが終わったと思うと、今度は山頂までのハイマツ漕ぎ。山頂見えてもテンション上がらないのって初めてかも。 てっぺん⛰とうちゃこ!した時はもう感動も何もない、ただただ疲れ、景色を楽しむ余裕もない。 「座りたい。水飲みたい。疲れた。これから下りなきゃない。もう山はいいかも…」 登頂したばかりなのに、心の中でマイナスな思いばかりが駆け巡る。 とりあえず3個目のおにぎりを頬張ると、やっとほっとする。 写真撮ったりして、靴紐結び直して下山開始。 今度は、膝、痛いかも… でも頑張らなきゃ。 笹藪で4回くらい転び、もう転んだままでもいいかなと思う。熊さん来たら金太郎みたいに背中に乗せて下りてもらえるかもしれないし。 でも頑張らなきゃ。 倒木は越えるふりしてまたがってひと休み。 河原の岩は下りるふりして腰かけてひと休み。 あ、そうそう、虫たちがもうずーーーーーっとまとわりついてほんっとにうるさかったです。 あと帰宅後、洗濯したタオルにダーニー2匹息絶えてくっついてました。 下山した時が一番嬉しかった十勝幌尻岳でした。 水1.5リットル、おにぎり3個、ゼリー飲料一つ消費。 次はお山で紅葉が見たいな 🍁 遅い私に合わせて登ってくれたパーニョンさん、らんちさん、ありがとうございました。 またよろしくお願いします!
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