秋の始まり・三本槍岳

4時起床。5：30頃家を出る。 秋を感じさせる少し寒い中、車を走らせると、美しい朝やけ。車窓から見たのは久々で、時折霞む道路でこちらも久しぶりとなる野猿。 那須高原を標高を上げていき、爽やかな朝の風を感じながら、気持ちの良い移動。 着くと車は疎ら。以外でも、日中の登山者では、かなりの込み具合だった様。 今日は、空は下り坂。雲雪もそれを物語っている。 結果、一日中時間と雲雪に神経を使うあまり楽しめない山行だった。 朝方は青空が見せてくれる、開放的な景色、帰りは山が作り出す閉鎖的な景色が、山の怖さの片鱗を見せてくれた。 秋も間近。しかし今日は、夏の暑さ残る歩きで、夏山の名残を感じさせられた。 これから気温も下がり、色づき始めた山肌が絶景となる日もあと少し。 一年で一番賑わう日々となる。自分も乗り遅れず、楽しめるよう準備をしていこう。 彩りを愛でながら、歩く風景を思い描く。そんな一日だった。