活動データ
タイム
26:51
距離
40.8km
のぼり
2979m
くだり
2980m
活動詳細
すべて見る記録用なので長々です。良ければどうぞ。 会の3人で大樹町にあるヌビナイ川を遡行し、日高のピリカヌプリとソエマツ岳に登った。 予定では2泊3日のソエマツ岳~ピリカの稜線を歩く事としていたが、天候が思わしくないので、1泊2日の1日目上二股と時間があればピリカ、2日目ソエマツと下山とし増水の状態次第では撤退を視野に出発した。 札幌を0時頃出発し、4時に大樹町へ。林道に入ると、もう下界との連絡は絶たれる。 雨は小雨が降ったり止んだりで、増水はあまり無さそうなので出発した。 1日目(昭徳林道~ヌビナイ右股~上二股~ピリカヌプリ) 林道は崩壊箇所が10はあっただろうか…。覚えてもいられないので、どんどんパスして林道終点には1時間半程で着いた。 そこから核心部である507mまでは2時間程で到着、ここからがヌビナイ右股のハイライト。高巻きの連続や核心の第1ゴルジュのトラバースがあり、高所恐怖症にはビビる。 途中でスライドした、本州の沢屋3人パーティーがロープを残置してくれていて本当に有り難かった。 第2ゴルジュの雪渓は良い感じに仕上がっていて中を通過した。 そこから日高一の美渓と言われる七ッ釜に着くが、釜が多すぎて何れかわからなくなる。でも、何れもエメラルドグリーンの深い釜で綺麗だった。 程なくしてテン場である上二股に11時着。予定より大分早い到着のため、テントを設営後、余計な荷物はデポしてピリカヌプリへ向かう。 ピリカヌプリへは上二股の左股から登って行くが難しい滝も無く高度を上げていく。次第にガレ場になり低い灌木の踏み跡を辿るとピリカヌプリに到着した。 この頃には足上げも辛くなり、ペースは上がらず、こんなに疲弊したのは久しぶりだった。 下山はロープを出すような所は無く、4時過ぎにはテン場へ戻って来れた。 2日目(上二股~ソエマツ岳~下山) 3時に起床。 早々と朝食やらが済んで、明るくなってからのスタートとし、まったり。5時になり出発。 ソエマツ岳までは昨日とは反対の右股からだが、昨日とは全く違う、滝しかない沢だった。全て直登は可能で高度をドンドン上げていく。 次第に枯れ、踏み跡を辿ると稜線手前で少しハイマツがある。 あとは稜線を辿ると念願のソエマツ岳へ8時半に到着した。 山頂標識も無い山頂だが達成感は今までで一番。このために頑張ってきたから。 ガスってきたから記念撮影して下山。 下りは結構ロープを出した。 懸垂こそしないもののゴボウで降りる。多分、5~6回はゴボウした。 ロープワーク下手クソなので手間取りテン場まで降りるのに時間がかかったが、11時半頃到着できた。 テント撤収とパッキングを済ませ13時にテン場をあとにした。本当に快適なテン場だった。 下山は晴れていたので、綺麗な七ッ釜を見ながら通過。 核心の第1ゴルジュは懸垂はせず、またしてもトラバースで通過。ここまでで14時過ぎ、林道には暗くなる前に出れると思っていたが、思いの外時間が掛かり下二股に着く頃には暗くなってきた。 やっと林道終点に着いたのは19時を回っていた。あとは、崩壊林道を戻って無事20時半前に下山できた。 今回も師匠と同期の助けがあり、無事登頂と下山することができた。 もっと修行して難しい沢にもチャレンジしていけたらと思う。 以下、名称とグレード。 ・ヌビナイ川右股沢(!!) ・ピリカヌプリ北面直登沢(!) ・ソエマツ岳南東面直登沢(!*) 師匠の動画と私の動画あり。
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