活動データ
タイム
14:55
距離
26.0km
のぼり
2608m
くだり
2603m
活動詳細
すべて見るチロロ林道コースより幌尻岳へ(日帰り) 前日にチロロ林道登山口に集合し、おのおの車中泊、テン泊で過ごす。 もはや「日帰り」なのか・・・(笑) 車で札幌から道の駅樹海ロード日高から千呂露橋に向かい橋を過ぎてからすぐに右の道へ曲がり、チロロ林道に向かいます。夜なので林道は、不気味で車幅も狭く、鹿の群れが道路をふさいでいたり、ゆっくりと進むと「チロロ林道」の看板が出てきます。あ、道は間違っていないと、ホッとした。登山口までたぶん40分ほどかかりました。 登山口は、10台ほど駐車でき、いっぱいのときは、道路脇にも止められます。 仲間に会えた時は、もう安堵。 明日の英気を養うためにお酒を飲んで盛り上がります(笑) とりあえず簡易トイレはありますが、なかなかなものですのでご注意を。 4時前、出発。ゲート脇から登山道に入ります。 林道3㎞ほど行くと北海道電力取水場につきます。ここで作業車が2台入っていました。 二岐沢沿いにルートを進み、渡渉が数回あり。ある程度は覚悟していましたが増水してます。ドボンです。 二の沢出合から急登がはじまります。 トッタの泉まであと10分の標識が出てきますが、山の10分、山の100mは内容が濃いです。 その分、トッタの泉は、どの飲料水よりも美味しい! チャージしたので尾根までの連続急登を乗り切ります。 しんどいですが標高2000mを上がるならば納得の登りです。 それより尾根沿いのハイマツ漕ぎは、ひざ下、首下、頭上まで覆われるバラエティーに飛んだハイマツ漕ぎです。 お仲間は、ハイマツにゲーターを持っていかれる事件に見舞われるほど。 でも合間で見える幌尻岳の眺望に励まされました。 トッタベツから見る七ツ沼カールとセットの幌尻岳はとても迫力あり凛としていました。 壮大な日高の山のシンボルですね。 七ツ沼カールの大きい沼で熊さんが水泳されていました。ザブンザブンと聞こえるほど。 この日は、とても暑かった。熊も水浴びしたかったでしょうよ。 私は、お日様と行動が一緒だったらしく顔の半分だけが日焼けでした、左側(笑) トッタベツから一気に高度を下げてハイマツ、ガレを進み、ふたたび急登。 北戸蔦別から頭痛と過呼吸になりまして。 高山病のような症状が。 幌尻岳に向かうときが症状ピーク。先日の楽古岳ふたたび? おそらく前日の酒盛りが悪さをしておるか? まあ幌尻岳に登頂すると嘘のように症状がなく、ただただ景色にうっとり。うっとり。うっとり。 まさか自分がここに来れるなんて、嘘みたいです。 ここから続く稜線が山々に続き、どんどん欲が出てきます。 赴くまま歩きたい。 絶対、次はテン泊でこの地で1日過ごす! 下山は、かなりしんどかった。 幌尻岳との別れがメンタルを弱めます。 なのでハイマツ逆漕ぎが脅威でした。ホントに。もう、お仕置きマシーン。 バッシバシ、容赦なくムチ打ってきます。 そして暑さの中の急登。 コルでいくつものテントを見たとき、どれだけ残りたかったか。。 どれだけトッタの泉が恋しかったか。。。 さてさて、そうこうしているうちに日が暮れていきますよー 二岐沢の渡渉は、行きよりもっと増水してた。ザブンザブンです。 林道に入ったときは、真っ暗。 でも、みんなやり遂げた感でいっぱいです。 いつもは、ソロだけにみんなで登ると山の面白さ倍返しでしたー 旭岳や富士山でも高山病になったことがないのに 高山病って! 原因は、前日の酒盛りです。山酔いです。 調子に乗りすぎました。 楽古岳でえらい目にあってるのに、こりない人です。 なんとか日帰りできました。 山深い日高の大きい山「ポロ・シリ」幌尻岳にいつ行けるのか。 恋焦がれていただけに、今回のメンバーに入れていただき本当に感謝!
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