【「蔵王山(熊野岳)」日本百名山ピークハントクエスト〜一座目〜】

2020.09.05(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 41
休憩時間
1 時間 34
距離
9.0 km
のぼり / くだり
486 / 487 m
16
51
32
5
45

活動詳細

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日本百名山ピークハント。 百座登頂を目指して今回の山行から始めることにした。 日本百名山は、故深田久弥氏が実際に登頂し日本の各地の山から独自に定めた基準で選定した百座。 日本百名山は過去にいくつか登っており、今までも朧げに百座制覇したいと思っていたが、明確に意思表示をしたことがなかった。 改めて、死ぬまでに達成したい目標として過去に登った百名山も含め本日より百座登頂を目指す。 記念すべき一座目は地元宮城と山形にまたがる「蔵王山」。 実際に蔵王山という独立峰はなく、蔵王連峰という山々の集まりの一体を総称して呼んでいる。 最高峰は、山形県側に位置する標高1,841mの「熊野岳」。 2,000m近い山だが、車やロープウェイで山頂近くまで行くことができるので難易度は比較的低いピーク。 ただピークハントするだけでは物足りないので、隣接する峰もいくつか経由することにした。 スタートは、蔵王エコーラインと有料の蔵王ハイラインを車で登った先にある、宮城県側の蔵王山頂レストハウスから。 事前に天気予報では曇りや雨マークだったが、スタート時点では雨は降っておらず雲はかかっているものの、常に風が吹いているので時たま晴れ間を覗かせてくれる。 気温も24℃前後で過ごしやすく、登山には最適な気温。 最初に目指す峰は刈田岳。 と言っても蔵王山頂レストハウスから5分程度。 山頂には刈田嶺神社が建立されている。 本来、御釜の絶景ポイントだが完全にガスで覆われ真っ白。 午後の天気が気になるので記念撮影後、熊野岳を目指す。 道中、晴れ間をのぞかせた時に御釜の一部を確認することができた。 今日の天候で一部だけでも御釜を見ることができたのはラッキーだった。 熊野岳までは、比較的平坦なゴロゴロとした岩場を歩いていく。 観光地化されているので、登山道として整備されている箇所も多いが、細かい岩場は意外と歩きにくい。 スタートして約1時間後くらいで標高1,780m付近の分岐路にたどり着き、ここから一気に熊野岳まで登り切る。 30分ほど歩くと熊野岳にたどり着く。 ここで記念すべき日本百名山一座目のピークハントに成功。 山頂は本来であれば360度のパノラマが広がり蔵王連峰の山々を見渡せるのだが、この日一番の晴れ間をのぞかせてくれたものの、絶景を拝むには至らなかった。 山頂には熊野神社や斎藤茂吉歌碑が建立されている。 過ごしやすい気候とはいえ、常に風が吹いていて太陽が完全に雲に覆われてしまうと半袖では寒いくらい。 準備していたウインドブレーカーを羽織り、少し休憩した後、地蔵山を目指す。 熊野岳から地蔵山まではゴロゴロと大きな岩場を一気に下った後、岩で整備された登山道を登っていく。 約40分で地蔵山に到着。 地蔵山でも当然眺望は望めず、少し休憩した後出発。 地蔵山を出て少し下ると、蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅。 見覚えがあるなと思ったら、2019年1月に樹氷を見に訪れていた。 真冬は雪で覆われ吹雪いていたので、景色が全然違ったので同じ場所だとすぐに気づけなかった。 ちょうどお昼時となったので、ここでランチタイム。 地蔵山頂駅の屋上展望台が貸し切り状態で優雅な山飯。 鹿児島黒豚カレーにじゃがいもとにんじんを加えソーセージのトッピング。 山でのカレーは格別に旨い。 ご当地カレーの山飯、しばらくはまりそうだ。 天候が大分怪しくなってきたので、山コーヒーは諦め下山準備。 基本はピストンだが変化を求め一部迂回コースで元来た道を引き返す。 道中、小雨・・・というか雨雲の中を突き進み登山道と雲しか見えない世界をひたすら歩く。 駐車場に戻ってきた頃に本格的に土砂降りとなり、本日の山行終了。 蔵王山を後にし、山麓の「まほろばの湯」で汗を流し、仙台に戻り「びっくりドンキー」のいつも頼むチーズバーグディッシュといちごミルクで〆。 天候にはいまいち恵まれなかったが、要所要所では気を利かせて晴れ間をのぞかせてくれたお天道様に感謝。 御釜や熊野岳のパノラマはリベンジしたいので、蔵王連峰の他の峰々も含めてまたいつか訪れたい。

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