サクサクいかない佐倉山

会津駒を下り、お昼に断ちそば。 さてまだお昼だ。 ちょっと時間がある。 会津田島に戻ってもどこかの温泉に行ってもまだ全然早い時間。 どこか近くに往復２時間くらいの山はないか。 最寄りにある、うつくしま百名山の佐倉山。 登山口まで林道の長い山はお昼前後はすれ違いに危険だし、この山に行くことにした。 檜枝岐村からギュンと飛ばし、この辺かな？って辺りで登山口を探す。 どうやら国道から直らしいのだが。 いくつかのレポートにはコンビニの駐車場が散見されるので、ヤマザキに停めてコーヒー買って店員さんに訊いてみる。 登山口はすぐ横だ。 駐車場はこちらに停めて下さいと案内して頂いた。 １台停まってる車は現在登山中との事。 暑いし、いくらか疲れてるけどサッと行ってきましょう。 夕立の時間には間に合うだろう。 登りはじめていきなりの急坂。 これがまた延々と続く。 おお、キツイぞ。 みるみるキツさが増す。 ロープ掴んでグイグイ登る。 これはなかなかのシュナイダーだ。 ちょっと考えが甘かったかな。 ペースを落とすものの湧き出す汗。 タテバイ並みの急坂。 超絶シュナイダー。 いや、ちょっと参ったな。 １時間ほどで山頂に到着。 結局最後の最後まで超急坂だった。 山頂には先客２人。 シート広げて開店状態、ラーメン茹でてるようなのだが。 ん？ もう３時なのだが？ この超絶急坂の山で？ 真夏の低山、１時間くらいの山で？ こんな大荷物を担いで？ コンビニも蕎麦屋もあるのに？ この山、この時間、何故ラーメン煮てるのか色々と考えてしまう。 わかんない。 何をしてるのだろう。 ちょっと怖い。 話かけずに下山する。 その下山もサクサクいかない。 会津駒を往復した足がもうキている。 そこへこの急坂。 ガクガクと下り、鉄塔跡の鞍部に着く。 ピンテが北の谷側に付いている。 こっちへ迂回した方が楽なのかな。 少し進んでみるものの、藪ってる。 このまま突っ込んでもいいんだけど、不確実だし遠回りになるし。 普通に登山道を下る。 登山口に到着。 コンビニに寄り、お礼を申しつつ乾蕎麦を多めに購入する。 この会津田島の奈良屋の蕎麦、以前マツコの番組で紹介されたそうだが、これが美味しいのは昔から知っている。 親戚へのお土産だ。 いやホント、キッツい山だった。 山麓からは尖った山に見えるらしい。 そして山頂の２人の謎をモヤモヤ残しつつ。 なんとも微妙な感じの山でした。