活動データ
タイム
17:07
距離
18.7km
のぼり
2587m
くだり
2587m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る1泊2日で穂高縦走に行ってきました。 昨年夏に悪天候のため断念したジャンダルムに挑戦すべく、上高地から周回して前穂高岳、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳を縦走する岩場ツアーを計画。 当初は穂高岳山荘でテント泊の予定でしたが、1日目の午後から雨予報だったので、小屋泊に変更しました。 【1日目】晴れのち雨 上高地~岳沢~前穂高岳~奥穂高岳~穂高岳山荘(小屋泊) 朝の上高地は晴れ間も出て気持ちのよい気候でしたが、予報どおり徐々に天候が悪化し、重太郎新道の雷鳥広場手前で雨が本降りになりました。 レインウェアを着ようとしたところで、同じくソロで来ていたOさんと一緒になり、そこから行動を共にすることに。 重太郎新道を登りきり前穂高岳に登頂すると、我々の到着を待ってくれていたかのように、少しだけガスが晴れてくれました。 紀美子平から先は雨と風が強くなり、体力と体温が奪われていきました。 真っ白な奥穂高岳山頂は寒すぎて即下山し、写真は明日にお預け。 夕方になると雨もあがり、虹や夕焼けを眺めることができ、すぶ濡れになりながらも登ってきてよかったと思える瞬間でした。 【2日目】晴れ 穂高岳山荘~奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳~上高地(下山) この日はコースタイム10時間以上の行動となるため、4:30過ぎに出発。 まずは奥穂高岳山頂で昨日見れなかった景色を堪能した後、難所が続く核心部へ。 昨日の雨で岩場の状態が気になっていましたが、ほぼ乾いていたので精神的に余裕をもって臨めました。 有名な馬ノ背やロバの耳は岩が安定していたので、見た目ほど怖くはありませんでした。 そして、ジャンダルムは巻き道から登り、貸し切りのピークで念願の天使に出会えました。 その後、ピストンで下山するOさんとはお別れ。 この日の行程はまだまだこれからで、アップダウンを繰り返しながら西穂方面に向かいます。 個人的には間ノ岳直下のガレ場の下りに気を使いました。 西穂から先は登ってくる人が増えましたが、大きなすれ違い渋滞もなく下山できました。 【まとめ】 2日間とも難所の上にすべて未踏のルートでしたが、いつも以上に調べていたこともあり、大きなトラブルもなく無事歩ききることができました。 特に2日目は鎖場や断崖絶壁、浮き石等が続くハードな岩場でしたが、ほどよい緊張感の中、楽しく歩くことができました。 とは言え、小さなミスでも大きな事故に繋がる箇所が続くので、足を置く岩や掴む岩はもちろん、天候や体力についても慎重な判断が必要です。 今回、途中まで同行してくれたOさんもコースについてしっかり調べていたので、お互いに声を掛け合いながら歩くことができ、とても心強かったです。 ありがとうございました!
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