芥見権現山・各務原権現山・・ダブルに終わる

2020.09.05(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 36
休憩時間
18
距離
6.0 km
のぼり / くだり
471 / 462 m
14
56
13
1 20
33
34

活動詳細

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9月に入っても連日の猛暑日と嘆いていたが台風10号のこと思えば猛暑でブツブツ言うのは贅沢。 そうは言っても残暑厳しい秋の始まりです。 遠出して雷雨に見舞われるのもと思いトリプル権現山登山を思い立つ。本来は岐阜市の西に位置するずんぐりした池田山に麓から登る予定も、台風の外側の影響がいつあってもおかしくないので思案し権現山と名前の付く山を三つ登ることにした。 登山口は県道の峠になる桐谷坂峠(きりやざかとうげ)。ここは各務原アルプスの途中で今回は西に行く。 まずは芥見(あくたみ)権現山。尾根に取り付き小さなアップダウンと一度大きなアップダウンがあり南に伸びる尾根を淡々と行けば芥見権現山。 その途中で北側に展望が開け、私自身が最初に悪戦苦闘し登った高賀山が綺麗に見えた。感激である。 芥見権現山は三角点のある岐阜市の標高316.5mの山。誰も居ない。地元の方が作られた簡易の屋根のある休憩所があり一休みする。 10分くらい休み喉を潤し南に見える各務原(かがみはら)権現山だ。一度、老洞峠と言うところに大きく下る。 下る時に登山を始めて間もない男性が上がって来られ少し立ち話。各務原アルプスを歩き通すのが夢と言われたので、アップダウンの大きなのが数回あるけれどほぼ尾根歩きですと教えてあげると「頑張ろう」と聞こえ「もうすぐ芥見権現山」と一声掛けた。 老洞峠から各務原権現山へは回り道と直登があり何故か直登を選びえらいことになる。下った事があるので今度は登りと意気込んだが半分ほどで青息吐息。何とか登れば北山と言う平らな山頂部。 早く東屋のある各務原権現山のピークと急ぐとカンカン照りのベンチに中年のご夫妻。穂高に来年登る予定と開口一番言われた。まだ登山歴はこちらも1年ほどと。 季節はどのルートと聞かれたので勿論夏で7月8月9月でしょう。その前後は山の天気が変わると慣れないと遭難に即繋がりますと伝え、上高地から涸沢が一般的ではないでしょうかと伝えた。 山小屋の予約や料金のことなども聞かれたので料金は1万円で予約し都合が悪くなったらキャンセルをすれば良い。その頃自分は日干しに合いクタクタ。 各務原権現山の東屋には3人みえた。とても今日は遠くの景色も良く見え案内板に槍ヶ岳が案内されていたので以前、冬に肉眼で槍ヶ岳を見た事を話すと不思議がられた。 この各務原権現山は18年前に山火事に見舞われたので至る所に山火事注意とある。また、ここは南側に三カ所ほど登山口があり毎日登られる方も多数おられると聞いていたが今日はとりわけ少ないのではないかと、他の方が言われた。 こちらには三角点は無く海抜317mと言う表示を以前見たが今日は見に行かず、次の三つ目の権現山の尾崎権現山を探すと見えた。多分ここから軽く1時間30分はあるし舗装された一般道をだいぶ歩く。 武尊山のコンクリート道の悪夢が浮かびヘナヘナと今日はダブル権現山で終わることにした。 尾崎権現山は一度と言っても20年ほど前に登ったことあり標高207.9mで三角点を写した覚えだ。 トリプル権現山踏破はスタミナ切れであっさり断念。 後は桐谷坂峠に木陰を選び戻るだけ。途中に自販機があり冷たいオレンジジュースを飲む。 坂を登る足取りは重かった。それでも何とか二つの権現山に登れて、秋の山々への思いも繋がった。 また、今まで以上にヤマップが上手く使えたかも知れないと思う。いつも軌跡が直線に良くなるが今回はヤマップを見たところで必ず現在地のポイントボタンを押すとどうやらそれが防げることわかり少し進歩かも知れない。 デジカメの写真も余り撮れない猛暑日だった。

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