AM6時30分、横尾山荘を出発し涸沢カールを経て穂高岳山荘を目指します。 昨夜の雨はすっかり上がり天気は上々。左手にそびえる屏風岩を仰ぎ見ながら歩くのですが、そのダイナミックな姿に圧倒されっぱなしでした。 ここをクライミングする強者がいると聞きますが、どうやって登るんですか!? 涸沢小屋に着いたところで雨が降り出しました。🍙食べながらしばらく雨宿り。止む気配無し…。 カッパ来て足を進めます。 本日の難所、ザイテングラート。『山頂から横に張り出す岩尾根(岩壁の支尾根)のこと。語源はドイツ語Seitengrat』 岩の塊を掴んでは乗り越え掴んでは上りを繰り返します。雨の中、滑るし視界は悪い。ペースは上がらず。しかし確実に一歩一歩を進めるしか無いので、これまた必死のパッチで穂高岳山荘を目指しました。 ビショビショで到着してチェックイン、荷物を部屋に入れたら濡れた物全て乾燥室で乾かしましょう! 既にスペースの半分位はカッパやタオル、ウェア、靴、ザックで埋まっていました。 雨の日だけ、乾燥室は稼働するそうです。(よう乾いて有難かったのなんの。穂高岳山荘乾燥室最強!!) 夕食までのんびり過ごし、夕焼けに染まる北アルプスの峰々を楽しみ、小屋飯で腹を満たし。そして山小屋の消灯はやはり21時。 容赦無く明かりが落ちます。そして明日の奥穂高岳アタック、続く吊尾根歩きを初めてなりにイメージしながら浅い眠りを渡ります。 (3日目に続く)
晴れました! ここから出発します。
整備された歩きやすい道が続きます。
屏風岩を左手に見ながら歩く歩く。
本谷橋。ホッと一息。
木枠は滑りそうでちと怖い。
ちょっと休憩したいところですが…
急いで通り抜けます!!
涸沢小屋です。
トリカブト
見る見る厚い雲が出て来てとうとう降り出しました。
ザイテングラート。ひたすら岩場を登ります。
雨に濡れて滑りやすいので慎重に慎重に。
雨ならではの幻想的な景色。晴れもいいけど雨もいいなー
穂高岳山荘に到着。この岩の先に奥穂高岳があります。
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小屋の雰囲気はとってもいい!