糸岳〜二口峠〜古道大道沢

2020.07.19(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 22
休憩時間
1 時間 33
距離
13.9 km
のぼり / くだり
991 / 1256 m
3 39
41
6 57

活動詳細

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糸岳を白糸の滝から。 標高差500mの急登で汗を流す。 見慣れた磐司岩を横からみたり、なかなか楽しめる。 頂上からは天童の街が望める。 登山道に危険な箇所は特になし。 風鳴平手前は藪で足元が見づらい場所もある。 その先もやや荒れているように見えるのは、それだけ歩く人が多くないのかな。 頂上からは二口峠に降りて、いよいよ気になっていた古道大道沢へ。 1200年前から使われていて、明治の初めに整備され、仙台と山形をつなぐ交易道路として栄えたという古道。人馬が行き交った道が今どうなっているのか見てみたかった。 二口峠からの入口にはピンクテープが巻かれ、古道の雰囲気を色濃く残す道を下っていくが、しばらくすると不明瞭になったり崩落していたり。挙げ句の果てにもうどこが道だったのかわからない藪漕ぎ。 千畳敷あたりまで来ると、なんとか古道だった部分も増えるけど、崩落もしていてかなり危険。 軽い気持ちで行かない方が良いところだった。しかも下りで。 予想では3時間のところを6時間。出口にたどり着いた時には真っ暗でした。 それにしてもこの貴重な古道、千畳敷や千本桂という見どころや、十八夜供養塔など歴史的にも興味深いものが残っている。千本桂のあたりまででもどうにか整備できないものかなぁ。 二口峠から下りたところ、古道の雰囲気を残している部分も。 とはいえ、現状では危険なので行かない方が良いです。

面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 この日はまだ林道は通行止め。磐司岩の下のゲートまでヨメさんに送ってもらう。
この日はまだ林道は通行止め。磐司岩の下のゲートまでヨメさんに送ってもらう。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 舗装路を歩く
舗装路を歩く
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 10分くらいで白糸の滝入口。
10分くらいで白糸の滝入口。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 二口沢の向こうに白糸の滝
二口沢の向こうに白糸の滝
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 沢を渡って登山道入り口へ
沢を渡って登山道入り口へ
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 初めから急登
初めから急登
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 白糸の滝を上から
白糸の滝を上から
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 急登です
急登です
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 とにかく急登が続く
とにかく急登が続く
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 西磐司のぞきに到着
西磐司のぞきに到着
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 磐司岩のこのアングル、新鮮ですね
磐司岩のこのアングル、新鮮ですね
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 風鳴平はもうすぐ。足元は藪なので注意。登山道を見失うことはないと思う。
風鳴平はもうすぐ。足元は藪なので注意。登山道を見失うことはないと思う。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 到着。休憩。それほど風が通る感じじゃない
到着。休憩。それほど風が通る感じじゃない
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 ここからはブナの二次林。あまりアップダウンのない尾根道
ここからはブナの二次林。あまりアップダウンのない尾根道
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 望洋平というわりには太平洋は見えない。そういう意味じゃないのかな?
望洋平というわりには太平洋は見えない。そういう意味じゃないのかな?
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 北石橋への分岐。ここを下ると樋の沢避難小屋の近くに下りる。
北石橋への分岐。ここを下ると樋の沢避難小屋の近くに下りる。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 また登りになってきた
また登りになってきた
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 シェルコム仙台と太白山はすぐにわかる。肉眼では観音様もよく見えていた
シェルコム仙台と太白山はすぐにわかる。肉眼では観音様もよく見えていた
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 さて、あとひと頑張り!
さて、あとひと頑張り!
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 到着!
到着!
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 天童方面。ということは、晴れていれば月山も見えるね
天童方面。ということは、晴れていれば月山も見えるね
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 古名の方がカッコいい!
古名の方がカッコいい!
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 さて、二口峠に下ります
さて、二口峠に下ります
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 お、見えた
お、見えた
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 二口峠に到着
二口峠に到着
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 登山靴を抜いで大休止。気温が上がってきて暑いくらい
登山靴を抜いで大休止。気温が上がってきて暑いくらい
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 さて、行きますか。ピンクテープが古道の入口
さて、行きますか。ピンクテープが古道の入口
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 草は生い茂っているけどこの道幅。
草は生い茂っているけどこの道幅。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 つづら折りで下っていく。良いですねぇ。往時が忍ばれる
つづら折りで下っていく。良いですねぇ。往時が忍ばれる
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 おっと、崩落。上の方にロープがあったけど、そこまで登る方が怖いので、土にステップを作って渡った
おっと、崩落。上の方にロープがあったけど、そこまで登る方が怖いので、土にステップを作って渡った
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 左から来て180度曲がって右下へ
左から来て180度曲がって右下へ
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 道というか、踏み跡は先に続いているけど古道っぽくないなぁ
道というか、踏み跡は先に続いているけど古道っぽくないなぁ
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 ピンクテープの巻かれた木を中心にくるっと回ると古道が続いていた。とりあえず進んでみる
ピンクテープの巻かれた木を中心にくるっと回ると古道が続いていた。とりあえず進んでみる
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 パイプがガードレールのようになっていた。ということはこちらで正解か
パイプがガードレールのようになっていた。ということはこちらで正解か
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 そう思ったら崩落箇所。向こうに道が見えるけどとても進めない
そう思ったら崩落箇所。向こうに道が見えるけどとても進めない
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 さっきのピンクテープまで戻って踏み跡を進む。するとさっきの場所から見えた道
さっきのピンクテープまで戻って踏み跡を進む。するとさっきの場所から見えた道
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 振り返る。ここは丸太の階段が5段くらいあった。これは昭和の頃に登山道として整備した名残でしょうね
振り返る。ここは丸太の階段が5段くらいあった。これは昭和の頃に登山道として整備した名残でしょうね
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 再び古道の雰囲気
再び古道の雰囲気
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 そう思ったのも束の間。道がなくなりピンクテープは下に。とりあえずそちらに進んで二本の木の間を進む
そう思ったのも束の間。道がなくなりピンクテープは下に。とりあえずそちらに進んで二本の木の間を進む
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 するとロープ。沢に下りろってことだな
するとロープ。沢に下りろってことだな
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 下りて左岸に渡ると、今度は右岸にピンクテープ
下りて左岸に渡ると、今度は右岸にピンクテープ
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 一般県道だったそうですよ。それにしてもなぜここが終点?
一般県道だったそうですよ。それにしてもなぜここが終点?
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 かろうじて踏み跡かなと思えるところを進む。地形から見てもここが道だったはず
かろうじて踏み跡かなと思えるところを進む。地形から見てもここが道だったはず
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 道がなくなり沢に下りる。人工物があった。これも登山道整備の名残かな
道がなくなり沢に下りる。人工物があった。これも登山道整備の名残かな
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 そしついに完全に道をロスト。全く手掛かりなし。こうなると沢を進むしかない
そしついに完全に道をロスト。全く手掛かりなし。こうなると沢を進むしかない
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 道らしき場所を探しながら沢を下っていると、なにかやら石積みらしき場所を発見
道らしき場所を探しながら沢を下っていると、なにかやら石積みらしき場所を発見
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 登ってみるるやはり石積みだった!その上には道があった
登ってみるるやはり石積みだった!その上には道があった
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 しかしすぐに道がなくなってピンクテープ。ここを下りろってことだな
しかしすぐに道がなくなってピンクテープ。ここを下りろってことだな
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 左岸に上がる。
左岸に上がる。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 少しの間、古道が続いていたが、この先はなくなっている。何かの印もない。ということは、あの大岩の下に下りるしかない
少しの間、古道が続いていたが、この先はなくなっている。何かの印もない。ということは、あの大岩の下に下りるしかない
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 下りてみるとピンクテープ。正解だったらしい。
下りてみるとピンクテープ。正解だったらしい。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 しかしその先に道が見当たらない。沢はここから滝。
しかしその先に道が見当たらない。沢はここから滝。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 とりあえず藪を上がってみると色あせたピンクテープと不明瞭な踏み跡
とりあえず藪を上がってみると色あせたピンクテープと不明瞭な踏み跡
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 踏み跡は続く。地形を見ても、ここが古道だったに違いない
踏み跡は続く。地形を見ても、ここが古道だったに違いない
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 振り返るとさっきの滝。三段だった
振り返るとさっきの滝。三段だった
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 急に古道の道幅を取り戻す
急に古道の道幅を取り戻す
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 しかしそれもすぐになくなる。ロープがあるということは、登れと言うことだろうな
しかしそれもすぐになくなる。ロープがあるということは、登れと言うことだろうな
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 進んでいくと涸れ沢。向こうに道らしきものは続いていない。ということはまた沢に下りるしかないか
進んでいくと涸れ沢。向こうに道らしきものは続いていない。ということはまた沢に下りるしかないか
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 沢の岩にペンキの跡。ということは正解か。右岸から左岸に渡る
沢の岩にペンキの跡。ということは正解か。右岸から左岸に渡る
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 左岸の藪を進んでいるとピンクテープ。道はないけど下りてみる
左岸の藪を進んでいるとピンクテープ。道はないけど下りてみる
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 先を見ると右岸に道らしき場所が。というか、もうあれは確実に古道。この頃にはその判断がつくようになっていた
先を見ると右岸に道らしき場所が。というか、もうあれは確実に古道。この頃にはその判断がつくようになっていた
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 やっぱりね。石積みもされている
やっぱりね。石積みもされている
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 しかしまたロープ。沢に下りろということらしい
しかしまたロープ。沢に下りろということらしい
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 沢を左岸に渡ると古道が復活
沢を左岸に渡ると古道が復活
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 それもまた続かず右岸へ。はっきりした踏み跡がある
それもまた続かず右岸へ。はっきりした踏み跡がある
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 お、これが千畳敷か?
お、これが千畳敷か?
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 よし、千畳敷到着。ゆっくり写真を撮っている暇はない。時間があったらこの上で寝転がって休みたかったなー
よし、千畳敷到着。ゆっくり写真を撮っている暇はない。時間があったらこの上で寝転がって休みたかったなー
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 右岸に踏み跡が続いている
右岸に踏み跡が続いている
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 お!石積みだ!あの高さ、沢に対する角度を考えると、ここに橋があったのかな?すごいなー
お!石積みだ!あの高さ、沢に対する角度を考えると、ここに橋があったのかな?すごいなー
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 石積みを登ると古道が続いていたが、あちこち崩落している。ここは怖かった。落ちたらサヨウナラという感じの高さ。
あれ?なんでそんな高いところを歩いているんだ?と思って振り返る
石積みを登ると古道が続いていたが、あちこち崩落している。ここは怖かった。落ちたらサヨウナラという感じの高さ。 あれ?なんでそんな高いところを歩いているんだ?と思って振り返る
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 沢は何段かの滝で高度を急激に落としていた。草の間に滝が見える。
沢は何段かの滝で高度を急激に落としていた。草の間に滝が見える。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 おお!ここもズルッと滑ったらおしまいだ
おお!ここもズルッと滑ったらおしまいだ
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 →山寺って、そりゃそうでしょうよ。
道幅はあるけど、高さのある藪が視界を遮る
→山寺って、そりゃそうでしょうよ。 道幅はあるけど、高さのある藪が視界を遮る
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 おお!あれが千本桂に違いない!樹齢1000年くらいらしい
おお!あれが千本桂に違いない!樹齢1000年くらいらしい
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 隣に十八夜供養塔もあった。昔はここまで来て月待行事をしたんだろうなぁ
隣に十八夜供養塔もあった。昔はここまで来て月待行事をしたんだろうなぁ
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 おお、道がしっかりしてきた!
おお、道がしっかりしてきた!
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 と思ったら沢を渡れの印
と思ったら沢を渡れの印
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 水がチョロチョロだった沢もだいぶ立派になった
水がチョロチョロだった沢もだいぶ立派になった
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 滝が多い。手前が本流で奥が支流
滝が多い。手前が本流で奥が支流
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 そしてついに堰堤に到着。ここまで来れば安心なはず。
時刻は18:54。まだ少し明るいけど急がないと。
地図ではこの堰堤の左岸に道があるけど、歩いてきた道は右岸にまっすぐ続いている。
試しに進んでみるも、急に高度を落として行き止まり。
堰堤の下には直瀑とゴルジュ。
仕方なく滝の上に戻り沢を左岸に渡って登ってみる。
そしてついに堰堤に到着。ここまで来れば安心なはず。 時刻は18:54。まだ少し明るいけど急がないと。 地図ではこの堰堤の左岸に道があるけど、歩いてきた道は右岸にまっすぐ続いている。 試しに進んでみるも、急に高度を落として行き止まり。 堰堤の下には直瀑とゴルジュ。 仕方なく滝の上に戻り沢を左岸に渡って登ってみる。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 あったー!道だ。堰堤の作業道だからもう大丈夫だ。ヘッドランプを取り出して装着
あったー!道だ。堰堤の作業道だからもう大丈夫だ。ヘッドランプを取り出して装着
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 ゲートだ!
ゲートだ!
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 この看板は二口峠にも必要ですよ。
この看板は二口峠にも必要ですよ。
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 あとは歩いて山寺駅まで約1時間。蛍が飛んでいた
あとは歩いて山寺駅まで約1時間。蛍が飛んでいた
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 到着〜。疲れた〜。
到着〜。疲れた〜。

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