中の沢

2020.09.02(水) 日帰り

活動データ

タイム

00:49

距離

979m

のぼり

119m

くだり

119m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
49
休憩時間
5
距離
979 m
のぼり / くだり
119 / 119 m
17
12

活動詳細

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昨晩、2万5千分の1の地形図「札幌」を眺めた。歩いた軌跡は赤く塗りつぶしてある。赤っぽくなった藻岩山と砥石山に挟まれた一帯はまだ白い。その一帯の中に△267.6がある。札幌150峰「中の沢」だ。標高差は約100m、お手頃感がいい。朝の散歩は中の沢を歩くことにした。 そして今日の朝だ。結果から言うと、歩くはずが藪漕ぎとなってしまった。散歩も何もあったもんじゃない。 北ノ沢神社の裏を通る道路の突き当たりが中の沢だ。道路沿いの調整池前のスペースに車を止めた。麓の最終人家で右折して草道を歩き、その突き当たりを左折して笹藪に身を投じた。背丈を超える笹藪を掻き分けるが、どうにも進みが悪い。やがて笹と大きなフキが密生する藪となり、幾分歩き易くなる。標高200m辺りから尾根に向かって急勾配となるが、足元が湿った泥でズルズル滑る。仕方がないので笹や枝に掴まって体を引摺り上げる。やっと尾根に出ると、今度は笹と枝と蔓が行く手を阻む。 木の枝ではスズメがチュンチュンとお気楽に鳴いている。まるでスズメがススメ進めと囃し立てているようだ。こっちはそれどころじゃない。進むに進めないのだ。 尾根の勾配がなくなった頃、笹藪の中に四等三角点「中の沢」△267.6mを確認した。 惨憺たる散歩だが、いつもの事ながら、山頂に立つと充足感に満たされる。 山頂は樹木に遮られて展望は楽しめない。早々に下山した。 蔓(ツル)の悪戯は、登りよりも下りの方が足に厳しいようである。 それにしても、ツルの恩返しはないのか。

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