活動データ
タイム
12:17
距離
22.5km
のぼり
2442m
くだり
988m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る去年も一昨年も山の上から見えた乗鞍岳。幾つもの峰々が、広大な乗鞍岳を創っているのが印象的でした。 2702㍍の畳平まではバスで行けますが、やっぱりここまで来たからには麓から登りたい。地図を見ると乗鞍岳北側に道が延びています。 前日は平湯温泉の宿で休みます。明日は乗鞍岳を越え、奥千町避難小屋に泊まるつもりでした。が、ガス缶を忘れたのが痛く白雲壮さんに予約の電話。もう観光モードに切り替え、乗鞍の峰々を回ろうと決めました。 登山道は笹が両側からせりだしてます。前日の大雨でしっとりと濡れた笹が、頭の先から靴の中まで濡らします。 めんどくさいと、カッパを着ないのが裏目に出ました。 が、濡れて体温下がって熱中症対策になるのでは? 僕の背丈くらいの笹藪もあるので、足元注意ですが、全体的にしっかりとした道で、個人的に大好きな感じでした。 硫黄岳周辺からハイマツ地帯に変わります。これを見ると高山に来たー!という気持ちになります。途中、登山道の真ん中に落ちてた熊の糞(3ヶ所くらい)に、ビビりながら歩きましたが。 車道にぶつかると、そこから平坦な舗装路を歩き白雲壮さんへ。この日は平日ということもありますが、乗鞍岳では珍しいほど人が少ないみたいです。 シュラフやライト等のいらない荷物をデポし、最高峰・剣ケ峰を目指します。 いかにも火山であるという感じの登りを経て、3026㍍の頂へ。 剣ケ峰で御嶽山が見えるのを待ちましたが、どうやら雲の向こうの様です。それでも一時間半もの間、雲が晴れるかどうか?ワクワクしながら、一人きりの山頂を楽しみました。 頂上小屋でお使いイベントが発生したり、山小屋の方のとても有意義なお話。各ルートが写真と説明で、紹介されてまとめられた本。最高でした。小屋の方も、乗鞍岳は岐阜側のルートが良いとおっしゃられてました。いつかは歩いてみたい、丸黒ルート。自分の体力と経験をもっと積んで、いつか乗鞍に帰ってきます。 乗鞍岳はテント場が無かったり、一番簡単な3000峰とか言われてて、少し敬遠してましたが、今回来て認識がガラリと変わりました。 小屋を出るとき支配人の方の「次は奥千町から乗鞍に来られるの、お待ちしております」のお言葉が、とても嬉しかったなぁ。。 乗鞍岳が一気に好きになっちゃったな。
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