展望はないけど美しい臥龍山(刈尾山)

2020.08.30(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 22
休憩時間
32
距離
8.2 km
のぼり / くだり
479 / 479 m
2
6

活動詳細

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2020年8月の末、まだまだ暑い日が続き1000mを超す山なら涼しいかなと思い、広島県北広島町の臥竜山へ。 臥龍山は、しばらく前にショッキングな事件が起きた現場として名が知れました。だからといって怖い場所ではありません。静かで落ち着いた山です。風評をもって敬遠するのも思慮が足りないのかと。自分にできるのは気持ちを表すだけ。被害にあわれた方のご冥福を祈り、合掌して入山しました。 まずは下山予定の千町原登山口にMTBを置き、高原の自然館駐車場へ。 ここから東へ向かい、登山口を目指します。 100mほど行くと遊歩道の入口へ。滑る木道を歩いて霧ヶ谷湿原の入口へ…と、地図を確認すると登山口を過ぎているようです。遊歩道を数十m引き返すと、踏み跡らしき道が山に向かって伸びています。「これかな?」と心細くなりながらも進むと道は続いています。どうやらこの道で正解のようです。 笹薮をしばらく進むと植林帯になります。朝の時間帯でもあり、木漏れ日が神秘的でした。臥竜山は展望はありませんが、早速こんなきれいな景色に大満足です。 猿木峠の手前から登りがやや急になりますが、急登というほどではありません。猿木峠から臥竜山山頂まで尾根歩きですが、ここもけっこうな笹薮でした。 所々に見られるブナの大木は見ものです。 だんだん空が見えてくると、山頂の八畳岩がちらちらと見えてきます。2時間弱で山頂に到着しました。 さっそく八畳岩に登ってみましたが、木々が高く展望はありません。しかし、静かで晴天にもかかわらず涼しい風が吹き抜ける山頂は、すぐに下山するのが惜しいくらいの心地よさでした。 下山は千町原に向けたコースになります。こちらの道は広く、笹薮はわずかにある程度でとても歩きやすいコースでした。 10分ほど歩くと舗装路にでます。ここには雪霊水という湧水がでており、真夏にもかかわらずキンキンに冷えています。顔を洗い、のどを潤すと登山道に戻ります。 ここからは巨木・奇木が次々と姿を現し、とても見ごたえのある楽しいコースです。 道が緩やかになり、沢を渡ると平坦な道になります。まっすぐに続くこもれびのトンネルは巨木・奇木の幻想的な雰囲気とは打って変わって、気持ちの良いコースです。 トンネルを抜け、ススキの野原をしばらく歩くと千町原登山口につきます。連日35℃を超える猛暑の中、このあたりは日向にいても涼しい風が吹き、快適な(といっても汗びっしょり)山歩きになりました。 高原の自然館までの舗装路はMTBで。ここもサイクリングによいコースです。

臥龍山(刈尾山)・掛頭山 千町原登山口。ここに下山予定なので自転車を置いておく。
千町原登山口。ここに下山予定なので自転車を置いておく。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 高原の自然館。ここに車を停めてスタート。
高原の自然館。ここに車を停めてスタート。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 遊歩道スタート
遊歩道スタート
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 湿原を通る木道。
湿原を通る木道。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 霧ヶ谷湿原の入り口。遊歩道からここまでくると、実は登山口をスルーしています。数十mほど引き返します。
霧ヶ谷湿原の入り口。遊歩道からここまでくると、実は登山口をスルーしています。数十mほど引き返します。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 登山口。その気で見ると道です。道標などはなく、古びたテープがあるだけです。
登山口。その気で見ると道です。道標などはなく、古びたテープがあるだけです。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 笹薮に「本当にここかな」と何度も軌跡を確認。
笹薮に「本当にここかな」と何度も軌跡を確認。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 神秘的な木漏れ日。山の美しさは展望だけではないことに改めて気づかされました。
神秘的な木漏れ日。山の美しさは展望だけではないことに改めて気づかされました。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 猿木峠
猿木峠
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 1123m地点
1123m地点
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 ところどころで巨木が出迎えてくれます。
ところどころで巨木が出迎えてくれます。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 朽ちた巨木。かなりの大きさです。
朽ちた巨木。かなりの大きさです。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 わかりにくいですが分岐です。左へ行きます。
わかりにくいですが分岐です。左へ行きます。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 頂上につきました。1223m。展望はありません。左に見えるのは八畳岩。登りましたがやはり展望なしです。
頂上につきました。1223m。展望はありません。左に見えるのは八畳岩。登りましたがやはり展望なしです。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 夏山のお供の氷ペットボトル
夏山のお供の氷ペットボトル
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 連日35℃を超える日々が続きますが、ここは涼しい。夏、晴天なのに涼しいのは、何か特別感があってうれしい。
連日35℃を超える日々が続きますが、ここは涼しい。夏、晴天なのに涼しいのは、何か特別感があってうれしい。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 コーヒータイム
コーヒータイム
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 落し物はありません。
落し物はありません。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 雪霊水。キンキンに冷えています。どうやってこんなに冷たくなるんだろう。
雪霊水。キンキンに冷えています。どうやってこんなに冷たくなるんだろう。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 猿木峠コースを上回る巨木・奇木の数々。
猿木峠コースを上回る巨木・奇木の数々。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 沢を渡る
沢を渡る
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 気持ちの良い木漏れ日のトンネル
気持ちの良い木漏れ日のトンネル
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 ススキ野原
ススキ野原
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 千町原登山口に下山しました。
千町原登山口に下山しました。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 登って北山を振り返る
登って北山を振り返る
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 ここから自転車で高原の自然館に戻ります。サイクリングコースとしても最高ですね。
ここから自転車で高原の自然館に戻ります。サイクリングコースとしても最高ですね。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 2組の方々とすれ違いました。yamapユーザーの方はおられないでした。
2組の方々とすれ違いました。yamapユーザーの方はおられないでした。
臥龍山(刈尾山)・掛頭山 温泉に入って、クーラーの和室でゴロゴロしながらアイスを食べる。最高の日常日になりました。
温泉に入って、クーラーの和室でゴロゴロしながらアイスを食べる。最高の日常日になりました。

動画

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