木曽駒ヶ岳でのんびりキャンプと天空のアルプス散歩

前回立山は天候による撤退。 今年のアルプスがこれで終わるのは悲しすぎる。 立山の前に計画に挙がっていた中央アルプス。 木曽駒から空木まで縦走とか考えていたが、コロナ渦のなかではムリせずのんびりと木曽駒散歩することに。 もちろんマスクや消毒液で万全の体制で。 今年の混雑具合が読めないが、始発のバスを目指して菅の台バスセンターに向かう。恵那山トンネルの等間隔のライトが催眠術のように眠気を誘ってくるが、刺激系のガムで回避。 菅の台には4時頃着いた。駐車場はかなり混んでおり、すでに券売所に並んでいる人が。 少しだけ仮眠して列に並ぶ。コロナ対策のため全員着席の人数だけで運行していた。初便には乗れなかったが臨時便もあり数本目で乗られた。山道ながら眠気が勝ちしらび平まで熟睡した。 バスを降りるとすぐにロープウェイに乗れた。駅での混雑を避けるために、バスの運行間隔を調整しているとのことだった。 ここから一気に千畳敷へ。見上げると待ち望んでいた空模様。千畳敷の景色に思わず、わぁーっと声が漏れた。 千畳敷カールをトコトコと登る。あっという間に乗越浄土。目の前には宝剣岳がドーンと。景色を堪能したい気持ちを抑え頂上山荘を目指す。今年では珍しい予約不要のテント場。のんびり過ごすために早く場所を確保せねば。頂上山荘まで直行し、フラットに整地された良い場所を確保。 噂では夜には70張のテント場が200張くらいだったらしい。 テントを張り少しゴロンとしたら、まったりモードになってしまった。宝剣岳は明日にしよう。ゆったりとした時間を楽しむ。 ご飯を作って楽しんだり、木曽駒山頂やその周りをテクテク散歩して絶景を楽しんだり。出会った人とお話したり、テントでウトウトしたり。時間を気にせず思いのままの時を過ごす。 そして待ちに待った夕暮れ、マジックアワーを楽しみぐっすり眠る。目を覚ますと、満天の星空。満月に近く、空は明るいが、それでも綺麗な星空。暗いレンズなので、星空が撮れない。もう目で楽しもう。 そうこうしているうちに夜明け前の大好きな時間。 しかも今回は富士山with南アルプスオールスターズの面々。涙腺が弱くなってきたのか眺めていると感動のあまりウルウルと。日の出までずっと楽しんだ。 朝日を浴びた景色を楽しみながら少し遠回りをしてテント場に戻る。名残惜しいがテントを撤収し帰り支度をする。撤収もこなれてきた。 宝剣山荘へデポし宝剣岳に岩遊び。鎖場があったりするが思ってたより怖さは無く楽しかった。それほど人の渋滞もなかった。 下ってきて宝剣山荘でのご褒美ソフトクリーム。。。。 がソフトクリームは営業時間前。。。 千畳敷までおりることに。帰りに撮ろうと思っていたお花たちを撮りながらトコトコ下る。 千畳敷で待ちに待ったソフトクリーム。美味しかった。 雨が降るかなと思うくらいガスも広がってきたので下山。 菅の台で名物を堪能し、すずらんソフトクリームまで食べてしまった。 今年は見れないと思っていた、アルプスの絶景に出会え満たされた気持ちで家路についた。 テント泊も快適だった。