鬼ヶ鼻岩・脊振山

下界は酷暑。脊振山の尾根歩きです。かつて脊振山から蛤岳へ歩いたことがあります。ずっと下って蛤岳山頂だったのですが、今日はその「悪夢の下り」を思い出すような快適な気持ちのいい縦走路を下ります。涼しい風が時折頬を撫でてくれます。 今日の田中登山口は初めてのコースです。左が矢筈峠への道のはず。テープの目印を確認しながら沢を何度か渡って、笹原に隠れた道を登って1時間で舗装路に出ました。そこは意外にもホトトギス、ネジバナかミズヒキか(黄色のものも)、道の脇で日当たりがいいのか、さながらお花畑です。 ここから鬼ヶ鼻岩まで途中に展望も楽しみながら歩きます。帰りの登り返しを忘れたわけではないですが、山はヨカばいと実感します。 鬼ヶ鼻岩から来た道と金山に向かう縦走路、そして福岡市街の向こうの玄海灘、振り返って、雲仙や多良山系、有明海が望めます。 さて、帰路は登り。いよいよ暑さがコタえます。脊振山頂までの石段は日陰に隠れるように登ります。暑いなあ。 下山も初めてのコースを沢の水で冷却しながら 30分。 自粛中ながら、県境を超えない山歩きでした。マグロじゃないが、山を歩いていないと生きていけないヨ。