活動データ
タイム
02:47
距離
4.4km
のぼり
707m
くだり
120m
活動詳細
すべて見る今年3月4日に登った蓼科山を2年ぶりにYAMAPに投稿。年とともにアップする元気がなく、2か月かかってやっと投稿した。 時々皆さんの投稿を見て楽しんでいたのだが、自分の中に非公開のままのものがいくつかあり、まず去年登った八ヶ岳の北横岳の活動記録にやっと手を付けました。今年登った蓼科山と大河原を挟んだ北横岳なので記憶も新しい。 息子夫婦から誘いがありスケジュール表を作成して送ってきた。 3月とはいえまだまだ厳冬期と思っている。小さいころから山やスキーに連れて行って趣味が親子一緒でいいとは思っていたが冬山は禁止していた。自分も春山の残雪期は登っていたが冬山は登るつもりはなかったが応諾した。 ネットで検索調べていたら風が強く体感温度も下がるとのことでマムートの防寒服やメリノウールのタイツ、ネックウォーマー、目出し帽を前日に買い込んだ。 他にヘルメット、ホッカイロ、レッグウオーマー、耳当て、コンロ、アイゼンなどリュックに詰め込んだら22kgとずいぶん重くなり、茅野駅で降りた写真のようになった。 旅館で早速息子夫婦に荷物をチェックされ、ヘルメット、ホッカイロ、その他かなりのものをミカン箱より大きめの段ボールで家に宅急便で返された。 まずは晩飯ということで茅野駅近くの居酒屋で馬刺しや、蜂の子の佃煮など珍しいものを食べた。 翌朝、茅野駅からバスで北八ヶ岳ロープウェイに向かう。帰りは途中下車して温泉に立ち寄るため片道1,250円。 山頂駅を降りると登山客、スキー客でにぎやか。アイゼンを装着し、いざ出発。坂を上がるとすぐに溶岩台地の坪庭に出る。右手になだらかな縞枯山を見ながら谷を降りるとすぐに登り斜面となり、トラバースするように緩い登りが続く。道は大勢の人で踏み固められアイゼン無しでもいいくらいだった。だが凍っていると危険だ。 さほど急登もなく樹林帯が小屋(北横岳ヒュッテ)まで続く。小屋に11時到着、小屋前の広場に荷物をデポし、頂上に向かう。頂上までは急登だが6,7分で頂上の南峰に着く。頂上は風が強く寒い。南峰より高所の北峰が目の前なので緩い鞍部の尾根を行く。尾根は嘘のように風が無く、北峰に上がるとまた風が強い。 大河原を挟んだ北側の蓼科山が大きく、頂上のヒュッテが見える。 残念ながら浅間山は見えなかった。 頂上は風が強く寒いのでほとんどの人は長居せず降りていく。頂上から6分で小屋に下りてきた。 小屋前の広場で昼食。息子夫婦持参のサーモの魔法瓶でカップラーメン。コンロが無くても十分。コンロを宅急便で返されたが納得。日帰りだったらこれから自分もサーモにしよう。荷物の軽量化に時短でもある。自分にはうってつけである。 小屋にチェックイン。夕食までの間、七ツ池を散策。池は凍って雪が積もっているため、平らで広い部分が池とわかる。 夕食は相部屋の京都から来られたご夫婦と同席。お二人で元気ですねー、とよく聞くと同年配だった。 自分も定年後は二人でゆっくり山歩きをしようと言っていたのだが亡くなって早17回忌も行った。しかし、こうして息子夫婦が山やスキーの相手をしてくれるのでさみしさもまぎれる。 翌朝早く5時半に起きて頂上へご来光を拝みに。頂上からは南八ヶ岳が朝焼けの空にシルエットできれいだ。 朝食をとってゆっくり一休みしようと思ったが布団を上げるため追い出されるように(?)してヒュッテを出発。 帰りは南アルプス、中央アルプス、御嶽、乗鞍、穂高、槍ヶ岳のアルプス銀座が展望できた。 帰りは途中下車、手打ちそばを食べて、信玄の隠し湯がある親湯(しんゆ)に寄ったが工事中のため半額で入れた。(500円) 茅野駅の展望台から八ヶ岳の眺めを堪能し、今日登った北横岳や、3,4年前に登った赤岳、阿弥陀岳に思いをはせらせて汽車の時間(古いな、電車というべきか)を待つ。 しかしここから見る八ヶ岳の盟主赤岳も阿弥陀岳に隠れて形無しだなー。(松本から見る槍より常念岳が立派なのと同じ状況、どこかで書いたような) この登山の翌年、蓼科山に登ることになるとは、思ってもいなかった。いずれは登りたいとは思っていたのだが。
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