活動データ
タイム
08:02
距離
14.1km
のぼり
836m
くだり
1136m
活動詳細
すべて見る2度目の西別岳&摩周岳です。 最初はほぼ一年前、Yamapを始める前でしたので記録にはありません。 思えば、地図アプリを使わず、普通の運動靴で、水は1リットルのみ。 藻琴山を登った経験しかない男のソロ。結構無謀な登山でした(大汗) 周りにたくさん登山者がいたので迷わずに歩けました。 この時は、西別岳と又牛別岳と摩周岳のピークだけだったので、今回はリスケ山、北西別岳のピークを踏むことも目的でした。 もう一つの目的は、キーコさんの西別岳登山の日記にあった「チシマゼンブリ」を見ること。 あの青紫で十文字の形の花を見たい!まだ咲いているか…期待しながらの登山でした。 「天気と暮らす」で摩周岳の天気を確認すると、午前中は曇りで昼から晴れるになってました。 なので、少し遅めの7時に西別岳登山口に到着。山の方を見上げると真っ白。まぁ、わかってましたけどね。 登山口にある山小屋から出てきた男性の方の話だと「昨日は最高でした」とのこと。 午後から晴れることを期待して登山開始! この時、Yamapの記録をスタートさせることをすっかり忘れていました(汗) 6月に劇団仲間と来た時以来の西別岳登山口。順調に進む…といきたかったのですが、今日は体力的にバテ気味でした。 体力がついたから、がまん坂も一気に登る! と思っていましたが、体がついてこない…。がまん坂を休み休み登っていきました。 そして、山頂方向を見ても雲で真っ白。気持ちも落ち気味…。 がまん坂を登り切ったときに、Yamapの記録し忘れに気づき、慌てて記録開始! なので、がまん坂過ぎてから始まったことになってます。ヤッチマッタゼイ… がまん坂を過ぎて登っているときに、ふと足元に咲いてる青紫の花が目に入りました。 沢山咲いているウツボソウかな?と思いましたがよく見ると 「ん?十文字の形?あ、チシマセンブリだ!」 と、目的の花を見つけられました。バンザイ!。 チシマフウロウくらいの大きさの花を想像していましたが、ものすごく小さい花でした。 まず一つ目的達成。気持ちが上がってきます! 気持ちが上がっても、天気は変わらず。真っ白な中を黙々と歩き、リスケ山への分岐点。 当然、リスケ山に行きます。登山道からリスケ山へは70mと看板に書いてあるので、それほど遠くないのですが、意外に急登で脚力を使います。 ふとリスケ山山頂の看板を見ると、あれ?空が青くなってきてる…。これはもしや、期待できる? リスケ山ピークで写真を撮る。それにしても虫が煩い。ブンブンブンブン飛び回ってます。体に寄ってきます。 煩い虫の中に、アゲハチョウがいました。黄色いアゲハとクロアゲハ。黄色いアゲハは写真に撮れたけど、クロアゲハは撮れませんでした。orz リスケ山ピークの次は未踏の北西別岳ピークを目指します。 リスケ山の看板の奥に大きな岩があり、その奥に道があるのかと思って登ってみましたが、ロープが張ってあり進めず。どこから行くのかと見まわしてみると、看板の手前に座れるスノコのようなものが置いてあり、そこから薄い道が伸びてました。遠くに目を凝らすと、雲の中に薄っすらとピークが見えたので進むことにしました。 リスケ山から下りるときは急激な下り。途中は斜面を横切り、北西別岳ピークへ向かう道も急激な登り。 距離は大したことないのですが、結構疲れます。 北西別岳ピークに到着!見事に真っ白でした(笑) ピークで写真を撮って、再びリスケ山に戻ります。ふと、リスケ山ピークの看板を見ると、摩周湖の湖面が薄っすらと見えてました。以外に近くて驚きました。 徐々に晴れてきている…摩周岳ピークに着く頃には摩周湖が見えるかも?と、期待して先に進みます。 ごくらく平到着。真っ白…。さらに進んで、西別岳ピーク到着!真っ白! 疲れたのとお腹がすいたので、ここでおにぎり休憩。 カップラーメンを2つ持ってきていて、1つを西別岳ピークで食べるつもりだったのですが、虫がブンブンブンブン煩すぎて食べる気にならず。おにぎり1個手早く食べ、出発。 又牛別岳ピーク到着。摩周湖が見えて、摩周岳も下半分だけ見えてきました。 徐々に晴れてきてました。そして、徐々に気温が上がってきました。ガスっているので湿度も高めで蒸し暑くなってきました。 西別岳と摩周岳の間の林道を歩いていると、時々視界が開けて摩周岳が見えてきます。 どうやら、雲が上に昇ったようで、摩周岳ピークが見えました。ここでテンションが上がります! 摩周岳と摩周第一展望台への分岐点を過ぎ、摩周岳に向かって歩きます。途中は森で展望がありません。 時々、摩周岳がチラチラ見えます。途中から、上り坂の角度がグッときつくなって息を切らしながら登ります。 「摩周第一展望台6.8km 摩周岳0.4km」の看板あたりで、摩周岳ピークが見えるところがあります。 摩周岳が見えるところは登山道からちょっと外れた崖っぷちなので、立ち入り禁止の看板とロープが張ってあります。 この辺りから山頂までがものすごい急登です。石段が組まれていて多少登りやすくなっていますが、本当にキツイ。 そして、花がいっぱい咲いてました。中でもヒヨドリバナが薄いピンクと濃い赤紫できれいでした。 そしてエゾリンドウも沢山咲いてました。 ピーク手前の急登をエッチラオッチラ登ること約30分。摩周岳ピークに到着! 摩周湖がキレイ!南側には西別岳! 残念ながら雲があり遠くの山々は見えませんでしたが、大満足です。 去年来た時にはあった「摩周岳 標高857m」の杭が無いのも残念。 来年には新しい標識ができるそうなので、来年も登ります! ピークでは3組の登山者とお会いしました。平日なので少な目でした。 そして西別岳から登ったのは私だけ。他の方々はみな摩周第一展望台からでした。 釧路から来た年配の夫婦。根室から来た若いカップル。大阪から北海道旅行に来ている男性。 この時期は虫が多いですね!ピークでは羽アリが多く、噛みついてくるので痛い! 虫に難儀しながらの昼食。カップラーメンを虫にダイブされることなくなんとか食べました。 摩周岳ピークは狭く荒々しいですね。休日なら人でいっぱいなんだろうな。平日は登山道に人が少ないのでちょっと怖いけど、ピークでのんびりできるのがいいですね。 皆さんといろいろ話をして、しばし休憩。あまり長い時間いた感覚がなかったのですが、1時間くらい居ました(笑) じっくり休んだ後、下山開始。 急な下り道を慎重に降ります。 晴れてきて日差しが強く湿度が高め。蒸し暑くて汗をかきにくくなりました。 摩周第一展望台と西別岳への分岐点に来た時、頭の奥で少し鈍い痛みを感じました。 なんだろうな?と思い、分岐点にあるテーブルで、着替えと水分補給の休憩。 思えばこの時、軽い熱中症になっていたかもしれません。 摩周岳と西別岳の間の森の中は、風が無くて蒸し蒸ししてました。 塩分補給の塩飴を舐めながら、水を飲みながら進んでいきます。 途中の笹薮とダケカンバの森の中は、武佐岳そっくりな雰囲気でした。 平坦な森を進み、西別岳に近づくと登りが始まります。 まずは又牛別岳への登り。この登りが結構キツくバテ気味。ヒーヒーゼーゼーいいながら登ってました。 熱中症になりかかってる?と思いながらもなんとか進みました。 又牛別岳から西別岳の登りもキツかった…。ただ、周りの木が少なくなって風が体にあたるので、少し楽になってきました。それでも、西別岳ピークに着いたときは、ものすごくバテてました。 晴れたので、もう一度リスケ山と北西別岳に行くつもりだったのですが、この時は疲れてて無理!と思ってました。 西別岳ピークでしばし休憩。岩に腰掛けようと座るとお尻が熱い! ここで、おやつのビスケットをかじりながら、ラーメン用に用意して余っていたお湯を飲みました。 水をがぶ飲み過ぎて、重くなっていた胃が少し軽くなりました。 そして、しばらく風に当たり休憩。すると徐々に体力が回復。 「よし!リスケ山と北西別岳へ行くべし!」とリスタート。 リスケ山に近づくと、ロープが張ってあり通れないけど薄っすらと道があるのを見つける。登ってみたかったけど、スルーしてリスケ山と登山道の分岐点へ向かう。 リスケ山で止まると、北西別岳へ行くのが辛くなりそうだったので、スルーして北西別岳へ。 北西別岳からの摩周岳と摩周湖を堪能して写真を撮る。 その後リスケ山へ戻る。北西別岳とリスケ山の往復のアップダウンが結構堪えました。 リスケ山で写真をとり一休み。結構疲れてました。 最後のがまん坂。去年は、がまん坂を降りるとき膝がガクガクで本当にしんどかったんですが、今年はそんなこともなく、なんとか降りられました。とは言え、やはりしんどいですね。 がまん坂をおり、うぐいす谷を歩いていると、少し先の登山道にやや大きな鳥がいました。下山の方向にいるので近づいて行きますが鳥は飛ばずにピョンピョン跳ねて先に進んでいきます。まるで道案内してくれているみたいでした。鳥との距離が近づくと、鳥は近くの木の枝に飛び乗り、そして飛んでいきました。 下山後に鳥に詳しい友達に聞くと「蝦夷ライチョウの雄」だとわかりました。 その後何事もなく進み、無事下山。時間は4時過ぎ。太陽の光がやや赤くなりかけてました。 予定ではもう1時間くらい早く降りるつもりだったのですが、のんびりしすぎました(汗) 遅くなった原因? 写真を撮るために立ち止まるからでしょうね💦 この日もボツ写真入れて300枚ほど撮ってます。その中から50枚に絞り込むのが大変😅 ※摩周岳山頂の標識についてYamapユーザーの過去の活動記録を辿ってみました。 2020/06/03 まさ。さんの写真では無事な様子が写ってます。 2020/06/06 めぐみるくさん、surfさんの写真で裂けた様子が写ってます。 なので、6/3〜6までの間に何かあり裂けたようです。 2020/06/24 りんさんの記録に、裂けた標識をバラしている様子がありました。そして、りんさんがバラしている人から「来年春に新しく立つ」と聞いたようです。
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