黒部の源流　雲ノ平〜鷲羽岳〜黒部五郎岳　３泊4日テント泊

写真と空想の世界だった黒部の源流域雲の平にソロテント泊で行ってきた。 どの山頂からの眺望も素晴らしいが、 特に北アルプスの中心　鷲羽、三俣蓮華あたりからは 周りをスーパースター級の名山　槍、穂高、黒部五郎、薬師、水晶に囲まれ、少し離れて笠、 間を後立山、黒部源流の秀山、東に表銀座の常念山脈の山々と、その景観は超絶スペシャル❗️ 山頂で知り合った登山者さんに誕生日祝いしてもらったり、 三俣山荘では伊藤正一さんの奥様とお会いできたりと、それは思い出残る山行になった day 1 折立〜薬師峠 まずは　熊騒動の折立からスタート。車内に食べ物を残さず、窓はしっかり閉めて！。 この日は　テントを張ったあと空荷で薬師に登る予定だったが　すでにガスに覆われ雨の心配もあるので　5日目に回すことに。 day 2 薬師峠〜薬師沢〜雲の平 5時出発。薬師沢からは　愛読書「黒部の山賊」の世界。 薬師沢までは主に木道が続く。これからの季節　霜が降りるような寒い朝は滑るので注意が必要。 薬師沢小屋から雲の平への直登部分は約２時間、乾いていたら滑る事は無いけど注意してゆっくりと。 数人の方とすれ違ったが　自分はここは下りでは使わないかな。　 昼前にはテントも張り終え、水晶を目指す人も・・。 一人熟考の末、体力温存のために　水晶はスルーの結論。 雲ノ平山荘は伊藤正一さんの次男ご夫婦が営まれていて、カフェのような雰囲気。 day 3 雲ノ平〜祖父岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜五郎平 この日から待望のピークハント。 鷲羽を通らず、源流に下りる選択もある。（時間は同じくらい）源流に行った人は、素っ裸で水浴びしてきたらしい　笑。 とにかく、山頂からの眺望は超絶❗️ day 4 五郎平〜黒部五郎岳〜北ノ股岳〜折立 これまで登った鷲羽、三俣、黒部五郎が後ろに、 目指すは薬師！　いよいよ旅も終焉であることを感慨思い深めながら歩く・・ 折立まで9時間、旅を締めくくるには充分な美しい稜線・・ 高天原から源流域、三俣あたりは日程と体力次第でいろんなコースが考えられますが、 帰りも長いので絶対に無理は禁物です。