白山室堂リピート&平瀬道チェック

2020.08.27(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 54
休憩時間
1 時間 45
距離
27.0 km
のぼり / くだり
2699 / 2698 m
6
1 15
15
49
1 19
2
8
1 59
1 21
35
1 25

活動詳細

すべて見る

好天予想のこの日、白馬岳予定していたが前夜まで仕事がおしたので諦め、10月の終わり一回は登れるかもしれない平瀬道のコースチェックとロングトレのため白山室堂リピート26kmを計画 見た事のないトリカブトも見たかったし。 夏の長丁場の基本は暗い内に標高を稼ぐ(師匠) 2時45分出発 4時00分到着 道路脇に駐車 4時26分別当出合出発 ラジオは無し 体力温存のため中飯場からポール使用、心拍130BPM以下を心掛ける。 中間の甚乃助小屋で夜開け。 休まずスルーして最短コースで室堂到着、早すぎたかコロナの検温もやってない。 平瀬道登山口の白水湖は水場が無いとの情報、お湯以外で2リットルの水を詰めて平瀬道口へ下山開始。 平瀬道は昨年9月からクローズしてはいるが脇枝や脇草を刈ってあり、昨年と変わらぬコンディション、有り難い事です。 新しいベンチも2つ増えてた。 脇枝の切りっぱなしがコースに散乱しているのでコースを塞いでいる枝木を払いのけながら下山し無事到着。 到着して驚いたことに白水湖ロッジが解体中だ。 解体業者とオーナー?らしき人に尋ねたら、閉館とのこと。 管理人がいなくなるので温泉も閉鎖、残念だ。 (白山の会の方が白川村に確認したら宿泊のみ辞めて、後は継続です。とのことらしいが多分辞めると思う) お湯でリゾットを作り堪能して再び室堂に向けて出発。 登りはじっくり花の写真を撮りながら登ったが中盤辺りから脚が上がらない。 ヘバッてきたし酸素も薄い。 途中にあるベンチではなるべく座って回復に努める。 誰一人通らないコースなので無理は禁物。 しかし油断した。 名物コブの木を撮ろうとカメラを構えたまま後ろずさりしたら 右脚の下に地面が無い まるで落とし穴 カメラを構えたまま直角に近いの崖に滑落 自身の反射神経を褒めるべきか 仰向けで落ちた瞬間 左手で笹の枝を掴んでとどまった。 離せばまた落ちる。 仰向けのままだ。 冷静に状況と体勢を把握して 身体をねじり よじ登り、事無きを得た。 しかしスマホが無い。 少し落ち着いてから笹を掻き分け崖下を覗く。 比較的近い所に有った。 ザックを降ろして笹を掴みながら少し降りて確保。 ホッ! 悪夢は考えず、両脇に咲き誇る花々を観ながら苦労して室堂到着。 お花達に感謝! 野外テーブルではビールに日本酒、御前峰を見ながら一人宴会している岡山県から来た方と雑談して元気がでた。 今宵は室堂で泊まるので、御前峰を望みながら一杯飲むのが楽しみだそうで、定年になってから山三昧とのこと。 雑談の中、日帰り登山の途中でビールを飲む人がいるが やはり「モラルが無い人」という点で一致。 山岳会ガイドも飲まないようにと言っているし。  登るなら飲むな!    飲むなら登るな! 山に登る資格無し だそうで まったくその通り。 この一杯が旨い と言う人は 下山中でヘリコプターのお世話になり一度痛い目に遭わないとわからんのやろうね。 飲むのは自由 否定もしない。 今日、仮に滑落時にビールでも飲んでいたら笹を掴めなかったかもと思うと身にしみる大先輩のお話でした。 今までも 飲んだ事は無いし これからも無い ビールが旨いのはお家に帰ってからでも遅くは無い 別当出合までの最後の下山、膝の使い方を工夫したお陰で最小限の痛みで降りれた事が収穫。 「飲む人とは登らない」 か〜 良い勉強になりました。 山の話はオモシロイ!

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。