活動データ
タイム
11:42
距離
7.3km
のぼり
904m
くだり
905m
活動詳細
すべて見る昨夏に途中撤退となった足谷ゴルジュを再訪・・・というと何処か遠くの谷のことに聞こえますが、実は自宅からチャリで30分の距離にある谷なんですよねー。 気軽にアクセスはできるけれども、遡行すると全然気軽じゃない谷。昨夏は水量の多さに泣かされ途中撤退でしたが、今回は日照りで水量が少ないので完全遡行すべし!!とモチベーションを高めます 。 今回の相方は強気の20代Okkn。私とはちょうど一回り違う。若さが眩しい( ノД`)… 当日現地へ着くと神戸からいらしたパーティーがいて準備中。平日に会社をサボ...いや有給を取ったのにバッティングとはなんと言う偶然。 しかし神戸のお二人はクライマー指にガッチリした体型と相当強そうな様子。ヘッテン装備で先行されたのを横目に、こりゃ完全に後追いになるなと思いつつ谷に入ります。暫く行くとヘッテンの明かり。おやと思って近づくと、指を蛇に噛まれたということ。同行のOkknがポイズンリムーバーを取り出し毒を吸いだそうとしましたが、手が徐々に痺れだしたということでリタイヤを決められました。 こういうこともあるのでエイドキットは必須なんだなとそう反省した一幕でした。 ゴルジュに入ると、明らかに前回より水量が少ない。前回水にたたかれて上陸に苦労した2条滝も難なくクリアできて遡行がとても捗ります。 足谷川のハイライトは前半。トイ状の先の10m釜滝とS字水路の先にある大釜10m滝の高巻き。いずれも大きく巻いた前回は、沢に戻るのに2~3ピッチの懸垂を要したのですが、今回は相方のOkknが攻めの姿勢で小巻を提案してくれたおかげで、登はん難易度は上がったものの、1ピッチで谷へ戻れ、綺麗なラインで遡行することができました。 2つの高巻きが終わってひと泳ぎすれば、谷が広がり巻きが楽になります。 前回撤退した登れない5m滝x2を巻いて11時前に取水口に到着。 この辺ですでにおなかいっぱいな感じでしたが、時間的には完全遡行が目指せそうなので遡行継続。 幸いその先もあまり苦労すること無く進むことができ、16時に谷の終わりのレンガ作りのトンネルまでたどり着くことができました。 最後はやや悪い側壁を登って東平へゴール。 下山は快適な登山道を歩い1時間少々で車へ下りました。 下山途中、Okknが、本州にはもっとすごいゴルジュがたくさんあるんですよね?と呟き、そうだねぇと同意。 でも心のなかでは、エェ?それはオイラに付き合えという前振りかい?と密かに戦慄してましたとさ。
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