沢登 愛媛 足谷川 足谷ゴルジュ 2020-08-26

2020.08.26(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 42
休憩時間
4 時間 25
距離
7.3 km
のぼり / くだり
904 / 905 m
11 24

活動詳細

すべて見る

昨夏に途中撤退となった足谷ゴルジュを再訪・・・というと何処か遠くの谷のことに聞こえますが、実は自宅からチャリで30分の距離にある谷なんですよねー。 気軽にアクセスはできるけれども、遡行すると全然気軽じゃない谷。昨夏は水量の多さに泣かされ途中撤退でしたが、今回は日照りで水量が少ないので完全遡行すべし!!とモチベーションを高めます 。 今回の相方は強気の20代Okkn。私とはちょうど一回り違う。若さが眩しい( ノД`)… 当日現地へ着くと神戸からいらしたパーティーがいて準備中。平日に会社をサボ...いや有給を取ったのにバッティングとはなんと言う偶然。 しかし神戸のお二人はクライマー指にガッチリした体型と相当強そうな様子。ヘッテン装備で先行されたのを横目に、こりゃ完全に後追いになるなと思いつつ谷に入ります。暫く行くとヘッテンの明かり。おやと思って近づくと、指を蛇に噛まれたということ。同行のOkknがポイズンリムーバーを取り出し毒を吸いだそうとしましたが、手が徐々に痺れだしたということでリタイヤを決められました。 こういうこともあるのでエイドキットは必須なんだなとそう反省した一幕でした。   ゴルジュに入ると、明らかに前回より水量が少ない。前回水にたたかれて上陸に苦労した2条滝も難なくクリアできて遡行がとても捗ります。 足谷川のハイライトは前半。トイ状の先の10m釜滝とS字水路の先にある大釜10m滝の高巻き。いずれも大きく巻いた前回は、沢に戻るのに2~3ピッチの懸垂を要したのですが、今回は相方のOkknが攻めの姿勢で小巻を提案してくれたおかげで、登はん難易度は上がったものの、1ピッチで谷へ戻れ、綺麗なラインで遡行することができました。 2つの高巻きが終わってひと泳ぎすれば、谷が広がり巻きが楽になります。 前回撤退した登れない5m滝x2を巻いて11時前に取水口に到着。 この辺ですでにおなかいっぱいな感じでしたが、時間的には完全遡行が目指せそうなので遡行継続。 幸いその先もあまり苦労すること無く進むことができ、16時に谷の終わりのレンガ作りのトンネルまでたどり着くことができました。 最後はやや悪い側壁を登って東平へゴール。 下山は快適な登山道を歩い1時間少々で車へ下りました。 下山途中、Okknが、本州にはもっとすごいゴルジュがたくさんあるんですよね?と呟き、そうだねぇと同意。 でも心のなかでは、エェ?それはオイラに付き合えという前振りかい?と密かに戦慄してましたとさ。

東赤石山・西赤石山・物住頭 薄暗い中、遡行を開始
薄暗い中、遡行を開始
東赤石山・西赤石山・物住頭 F1.ヌメヌメなので右岸を巻いて懸垂で降りる
F1.ヌメヌメなので右岸を巻いて懸垂で降りる
東赤石山・西赤石山・物住頭 F22条滝。前回は3名で計4回トライしましたが今回は1トライで上陸成功
F22条滝。前回は3名で計4回トライしましたが今回は1トライで上陸成功
東赤石山・西赤石山・物住頭 F3ナメ。水量少なく、余裕で通過できます
F3ナメ。水量少なく、余裕で通過できます
東赤石山・西赤石山・物住頭 谷が急に狭まります
谷が急に狭まります
東赤石山・西赤石山・物住頭 泳ぎ。水温が高いので大して寒くありません
泳ぎ。水温が高いので大して寒くありません
東赤石山・西赤石山・物住頭 泳ぎのあとのトイ状。前回は水量が多く登れず側壁登り。
今回は突っ張りでクリアできました
泳ぎのあとのトイ状。前回は水量が多く登れず側壁登り。 今回は突っ張りでクリアできました
東赤石山・西赤石山・物住頭 トイ状登ったところで10m滝。
写真撮り忘れたので前回のものから転用。
トイ状登ったところで10m滝。 写真撮り忘れたので前回のものから転用。
東赤石山・西赤石山・物住頭 10m滝の高巻き。前回は左岸を登りましたが相方のOkknが、より小巻の右岸を提案。見事側壁1ピッチ目をこなします私は核心部で体が延びきって足が上がらず、ザイルを持ってクリア。
2ピッチ目、Okknは中段から側壁沿いチムニー抜けようとしましたがプロテクションは取れずにギブ。私がトップを代わり、草つきを5~8mほど直上。途中、2手ほどプロテクションが取れず、草つきに隠れたカチを探ってのぼります。落ちても何処かで止まるだろと腹をくくって手を出しました。
10m滝の高巻き。前回は左岸を登りましたが相方のOkknが、より小巻の右岸を提案。見事側壁1ピッチ目をこなします私は核心部で体が延びきって足が上がらず、ザイルを持ってクリア。 2ピッチ目、Okknは中段から側壁沿いチムニー抜けようとしましたがプロテクションは取れずにギブ。私がトップを代わり、草つきを5~8mほど直上。途中、2手ほどプロテクションが取れず、草つきに隠れたカチを探ってのぼります。落ちても何処かで止まるだろと腹をくくって手を出しました。
東赤石山・西赤石山・物住頭 最後は岩のリッジを回り込んだ先でビレイ支点をとります
最後は岩のリッジを回り込んだ先でビレイ支点をとります
東赤石山・西赤石山・物住頭 1ピッチで沢床に復帰
1ピッチで沢床に復帰
東赤石山・西赤石山・物住頭 お次はCS滝。以前は右手の岩の隙間が通れたようですが・・・
お次はCS滝。以前は右手の岩の隙間が通れたようですが・・・
東赤石山・西赤石山・物住頭 残念。流木でふさがってます。
流木をハンマーでどつくも割れず・・
ダル〇ムなら抜けれるか?
あきらめて他の方法を探します
残念。流木でふさがってます。 流木をハンマーでどつくも割れず・・ ダル〇ムなら抜けれるか? あきらめて他の方法を探します
東赤石山・西赤石山・物住頭 荷物を置き、滝の流れに当たらないよう、微妙なバランスで立ちこんでから、落ち口の際をオブザべすると大ガバ発見。デッド気味に取って体を引っ張り上げて滝をクリア。荷物は後続に上げてもらう
荷物を置き、滝の流れに当たらないよう、微妙なバランスで立ちこんでから、落ち口の際をオブザべすると大ガバ発見。デッド気味に取って体を引っ張り上げて滝をクリア。荷物は後続に上げてもらう
東赤石山・西赤石山・物住頭 CS滝上。
前回はここでカム4個を流して回収をあきらめました。
CS滝上。 前回はここでカム4個を流して回収をあきらめました。
東赤石山・西赤石山・物住頭 ちょい休憩して遡行継続
ちょい休憩して遡行継続
東赤石山・西赤石山・物住頭 谷がS字に折れ曲がった先、何かがいそうな雰囲気がプンプンします
谷がS字に折れ曲がった先、何かがいそうな雰囲気がプンプンします
東赤石山・西赤石山・物住頭 大釜の先に10m滝。前回は釜を泳いでバックウオーターで水底に引き込まれかけました。
大釜の先に10m滝。前回は釜を泳いでバックウオーターで水底に引き込まれかけました。
東赤石山・西赤石山・物住頭 今回は、釜すぐ左手の苔のついたガリーをOkknトップで登ります。
凹角の中の泥を掘り返してプロテクションをとります。
今回は、釜すぐ左手の苔のついたガリーをOkknトップで登ります。 凹角の中の泥を掘り返してプロテクションをとります。
東赤石山・西赤石山・物住頭 苔を掃除しながら凹角を進み、傾斜が立ってきたところで右手へトラバース
苔を掃除しながら凹角を進み、傾斜が立ってきたところで右手へトラバース
東赤石山・西赤石山・物住頭 トラバースした先で2mほど登って難しいセクションは終了

1ピッチ懸垂で沢床に戻ります
トラバースした先で2mほど登って難しいセクションは終了 1ピッチ懸垂で沢床に戻ります
東赤石山・西赤石山・物住頭 滝を上から見るとこんな感じ。寝ていて登れそうなんですけどねー
滝を上から見るとこんな感じ。寝ていて登れそうなんですけどねー
東赤石山・西赤石山・物住頭 滝の先は泳ぎ。
サックリクリア
滝の先は泳ぎ。 サックリクリア
東赤石山・西赤石山・物住頭 5m滝。右手を巻いて懸垂1ピッチで沢床へ復帰
5m滝。右手を巻いて懸垂1ピッチで沢床へ復帰
東赤石山・西赤石山・物住頭 懸垂した先にもういっちょ5m滝。
泳いでとりついたら左から行けそうな気もするが今回は登らず左手から巻く
懸垂した先にもういっちょ5m滝。 泳いでとりついたら左から行けそうな気もするが今回は登らず左手から巻く
東赤石山・西赤石山・物住頭 懸垂1ピッチで沢床へ
懸垂1ピッチで沢床へ
東赤石山・西赤石山・物住頭 谷が明るくなりました。
谷が明るくなりました。
東赤石山・西赤石山・物住頭 どうということもないですね
どうということもないですね
東赤石山・西赤石山・物住頭 これも問題ありません
平和だー
これも問題ありません 平和だー
東赤石山・西赤石山・物住頭 谷が直角に曲がります。
谷が直角に曲がります。
東赤石山・西赤石山・物住頭 銅山の遺構
銅山の遺構
東赤石山・西赤石山・物住頭 取水口に到着します。
レンガ作りですがどこにつながっているのだろうか?
取水口に到着します。 レンガ作りですがどこにつながっているのだろうか?
東赤石山・西赤石山・物住頭 千稜の滝へ到着。
千稜の滝へ到着。
東赤石山・西赤石山・物住頭 一先ず、最低限の目標はクリアできてほっとします。
一先ず、最低限の目標はクリアできてほっとします。
東赤石山・西赤石山・物住頭 千稜の滝を右から巻いた上は釜滝。そのまま継続して巻きます。
千稜の滝を右から巻いた上は釜滝。そのまま継続して巻きます。
東赤石山・西赤石山・物住頭 その先も再び無理そうな滝なのでまとめて巻きます。
巻き道ははっきりしていて非常に楽です
その先も再び無理そうな滝なのでまとめて巻きます。 巻き道ははっきりしていて非常に楽です
東赤石山・西赤石山・物住頭 血のような赤色が目立つ
血のような赤色が目立つ
東赤石山・西赤石山・物住頭 10m滝。一見無理そうですが・・・
10m滝。一見無理そうですが・・・
東赤石山・西赤石山・物住頭 落ち口にガバがあって水流に立ち込めました
落ち口にガバがあって水流に立ち込めました
東赤石山・西赤石山・物住頭 15m滝下部。階段状を左手から登ります。ぬめっていてなかなか怖い
15m滝下部。階段状を左手から登ります。ぬめっていてなかなか怖い
東赤石山・西赤石山・物住頭 よこから別の枝沢が入ってますね
よこから別の枝沢が入ってますね
東赤石山・西赤石山・物住頭 15m滝を登ると上部25m?
滝の右手から巻きます
15m滝を登ると上部25m? 滝の右手から巻きます
東赤石山・西赤石山・物住頭 滝の落ち口横はちょっとしたお花畑。癒されます。
滝の落ち口横はちょっとしたお花畑。癒されます。
東赤石山・西赤石山・物住頭 さらにもういっちょ15~20m滝。
Okknは右から行けそうというが果たして・・・・
さらにもういっちょ15~20m滝。 Okknは右から行けそうというが果たして・・・・
東赤石山・西赤石山・物住頭 10m美滝。
10m美滝。
東赤石山・西赤石山・物住頭 右手を巻くと登山道に出ます。
右手を巻くと登山道に出ます。
東赤石山・西赤石山・物住頭 沢床を見ると無理そうなのが続いているので2~3個まとめて巻いて沢床に復帰
沢床を見ると無理そうなのが続いているので2~3個まとめて巻いて沢床に復帰
東赤石山・西赤石山・物住頭 平和な沢床を泳ぎます。
平和な沢床を泳ぎます。
東赤石山・西赤石山・物住頭 右手の苔付き壁を登る
右手の苔付き壁を登る
東赤石山・西赤石山・物住頭 8m滝
8m滝
東赤石山・西赤石山・物住頭 水の中への立ちこみが怖い。
左の摂理にハーケンを打ち、強引に立ちこんだ。あとは左右の壁で突っ張りながら突破。
水の中への立ちこみが怖い。 左の摂理にハーケンを打ち、強引に立ちこんだ。あとは左右の壁で突っ張りながら突破。
東赤石山・西赤石山・物住頭 5m滝。滝左のチムニーを登る
5m滝。滝左のチムニーを登る
東赤石山・西赤石山・物住頭 3m滝。右手から巻く
3m滝。右手から巻く
東赤石山・西赤石山・物住頭 5m滝
5m滝
東赤石山・西赤石山・物住頭 トイ状8m。水線突破は無理そう
トイ状8m。水線突破は無理そう
東赤石山・西赤石山・物住頭 左壁にホールドがあって簡単に登れる
左壁にホールドがあって簡単に登れる
東赤石山・西赤石山・物住頭 右手の枝沢より40m滝。下部は簡単に登れそうだが今回はパス
右手の枝沢より40m滝。下部は簡単に登れそうだが今回はパス
東赤石山・西赤石山・物住頭 そろそろ終わりか?
そろそろ終わりか?
東赤石山・西赤石山・物住頭 もうちょっと続きます
もうちょっと続きます
東赤石山・西赤石山・物住頭 ゴールの水路手前。
左手からトラバースして登る
ゴールの水路手前。 左手からトラバースして登る
東赤石山・西赤石山・物住頭 水線突破を狙って1回たたき落されました
水線突破を狙って1回たたき落されました
東赤石山・西赤石山・物住頭 水路の中をのぞきたかったが登れそうにないのであきらめて側壁を登る
水路の中をのぞきたかったが登れそうにないのであきらめて側壁を登る
東赤石山・西赤石山・物住頭 東平へ着きました
東平へ着きました
東赤石山・西赤石山・物住頭 勝利のポーズ キメ!
勝利のポーズ キメ!
東赤石山・西赤石山・物住頭 おバカなことをやらずにとっとと帰りましょう
おバカなことをやらずにとっとと帰りましょう

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。