雲取山ツェルト泊ピストン

2020.08.25(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
29 時間 56
休憩時間
17 時間 49
距離
24.5 km
のぼり / くだり
2202 / 2283 m
5
1 43
1 9
26
54
1
22
19
22
23
20
1
46
29
1 10
12

活動詳細

すべて見る

かねてからツェルト泊で登りたいと思ってた雲取山に挑戦 一日目はガス。二日目は湿気こそあるものの、おおむね快晴だった 雲取山は登山としての難易度は決して高くはないが、体力的には結構きつい ペース配分にもかなり気をつけていたが、七ツ石小屋まで休憩に適したポイントが少なく延々と歩かされ、「いつの間にか消耗していた」といった感じ 登山計画書には書く余地はないが「一時間歩いたら、場所を問わず五分休憩」とか、自分ルールを決めていったほうがいいかも ツェルト泊してみた感想としては……ま、好き好んでやるもんじゃないなこりゃ(汗) どんな悪環境でも余裕で眠れるようなタフな人でないと、正直きついと思われる まずなんと言っても狭い 予想を超えた狭さ 私のツェルトは全長190cm、私の身長が175cmで余裕のはずなのだが、ツェルトは思いのほか天井角度がきつくて、足も頭もつっかえた 左右もものすごく狭く、ちょっと体を動かすだけでもガサガサ音を立てるので、周りのテントの人の迷惑になるじゃないかと気になって、思うように動けぬ また、写真説明でも書いてますが、バスタブ代わりに用意していた断熱シートがあまりのシンナー臭さで使えなかったため、ツェルト内で直寝する羽目に。(一応、上半身はシュラフマットあったが) シュラフも非常用の簡易シュラフを使ってたが、これがまた寒いこと寒いこと 「ま、使わないだろうけど、一応念のために」と思って防寒着を持ってきていたのが超ファインプレーだった 爪先もエマージェンシーシートを詰めることで、なんとか寝ることが出来る程度の保温性を確保 ……が、はっきり言ってもう懲り懲りなんで(笑)、近いうちにちゃんとしたテントとシュラフ、それらが入る大型ザックも買おうと思った次第 ツェルトも簡易シュラフも、基本的には「非常時に命をつなぐための道具」で、これを使って遊んでもあまり楽しめねぇやという結論に達した 帰りは天候もよく気持ち良い下山だったが、やはり七ツ石~駐車場までの単調かつ超長いルートがネックで、膝がじわじわと違和感を訴え始め、極端にペースダウン しかし、ペースを落とすと歩行時間(=膝に負担のかかり続ける時間)も伸びるので、どんどん悪循環に そんななか、休憩中にトレランの人をぼんやりと眺めていたところ、富士山でガイドさんに「走って下山するコツ」を教わっていたのを思い出し、思い切って試してみたところ、これが大当たり 小股小股でチビチビやってたのがアホみたいに思える速度で降りてこられ、「斜面に身を任せて下る」の意味を実感することとなった やはり先達の知恵は素晴らしいものである (活動データのグラフを時間表示にすると、最後だけ異様なグラフ角度になってるのがその部分) とはいえ、さすがに膝がかなりの熱を持ってしまったので、帰りにセブンイレブンでロックアイスを買って、冷やしながらの運転となった これで数日経っても痛みが出なければ万々歳なのだが、さて、どうなることやら まあ、しばらくは湿布と炎症止めを念入りにやっておくことにしよう ―――― 2020/09/04追記 どうやら膝は無事な模様 テントを入手、シュラフとザック(65L)ももうすぐ届くようだが、台風シーズンに突入、無念

雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 登山道入り口。
駐車場からはそんなに遠くないです。
登山道入り口。 駐車場からはそんなに遠くないです。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 地味な森の中を黙々と歩きます。
地味な森の中を黙々と歩きます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 山小屋かなにかの跡でしょうか。
山小屋かなにかの跡でしょうか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 第一チェックポイント、堂所。
ここまでの距離が思いのほか長く、ちょいバテ気味に。
第一チェックポイント、堂所。 ここまでの距離が思いのほか長く、ちょいバテ気味に。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ここでようやく三分の一。
先は長いです。
ここでようやく三分の一。 先は長いです。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七ツ石小屋。
コロナ関係でしょうか、お休みです。
トイレと水場は使わせてもらえます。
七ツ石小屋。 コロナ関係でしょうか、お休みです。 トイレと水場は使わせてもらえます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七ツ石小屋から少し進んだ先の水場。
生き返ります。
七ツ石小屋から少し進んだ先の水場。 生き返ります。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七ツ石山に向かって更に登ります。
七ツ石山に向かって更に登ります。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 この辺りから黄色い花がちらほらと。
この辺りから黄色い花がちらほらと。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 地図によればマルバタケブキ。
マルバタ・ケブキ? アイヌ語か何かかしらん?
と思いきや、マルバ・タケブキ(丸葉岳蕗)、フキの仲間のようです。
地図によればマルバタケブキ。 マルバタ・ケブキ? アイヌ語か何かかしらん? と思いきや、マルバ・タケブキ(丸葉岳蕗)、フキの仲間のようです。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七ツ石神社。
無事に登りきれますように。
(既に結構疲れてる)
七ツ石神社。 無事に登りきれますように。 (既に結構疲れてる)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 なんとか七ツ石山頂に到着。
あとになって思うと、ここまでが一番つらい登山でした。
この先にも難所はあれども、やはり単調でいつ終わるかわからぬ行軍は辛いものですね。
なんとか七ツ石山頂に到着。 あとになって思うと、ここまでが一番つらい登山でした。 この先にも難所はあれども、やはり単調でいつ終わるかわからぬ行軍は辛いものですね。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ガスってきました。
ガスってきました。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 だんだん濃くなってきて焦り気味に。
だんだん濃くなってきて焦り気味に。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ガスが流れていくと、そこにはマルバタケブキの群生が。
この先、しばらく左はこんな景色が続きます。
ガスが流れていくと、そこにはマルバタケブキの群生が。 この先、しばらく左はこんな景色が続きます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 晴れ間を見つけては「貴重な遠景」とばかりに写真を取りますが、やはりあまり見えません。
晴れ間を見つけては「貴重な遠景」とばかりに写真を取りますが、やはりあまり見えません。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩小屋跡。今は閉鎖されているそうです。
奥多摩小屋跡。今は閉鎖されているそうです。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 難所。ヨモギノ頭に向かう急勾配。
ガスも相まって、荒涼とした雰囲気が漂ってます。
難所。ヨモギノ頭に向かう急勾配。 ガスも相まって、荒涼とした雰囲気が漂ってます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ヨモギノ頭付近で鳥。
なんでしょうか?
帰ってから検索しましたが、よくわかりません。
体型はミソサザイに似てますが、模様が微妙に違うような……?
別の鳥のヒナなのかも知れません。
あまり人を怖がらず、けっこう近寄っても逃げませんでした。
更ににじり寄り接写を試みましたが、あと30cmくらいのところで飛ばれてしまいました。
ヨモギノ頭付近で鳥。 なんでしょうか? 帰ってから検索しましたが、よくわかりません。 体型はミソサザイに似てますが、模様が微妙に違うような……? 別の鳥のヒナなのかも知れません。 あまり人を怖がらず、けっこう近寄っても逃げませんでした。 更ににじり寄り接写を試みましたが、あと30cmくらいのところで飛ばれてしまいました。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 次の難所、小雲取への急勾配。
強烈です。
次の難所、小雲取への急勾配。 強烈です。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ケルン発見。
みんな石積みすぎです(笑
ケルン発見。 みんな石積みすぎです(笑
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 見えたー!
見えたー!
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 東京最高峰到着!
しかしガスってて何も見えず。
東京最高峰到着! しかしガスってて何も見えず。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 なにはともあれコーヒー。
セブンイレブンで買ったレーズンサンドが脳を痺れさせます。
私は酒はちっとも飲めませんが、「この一杯のために生きてる」って感覚はものすごくよくわかります。
なにはともあれコーヒー。 セブンイレブンで買ったレーズンサンドが脳を痺れさせます。 私は酒はちっとも飲めませんが、「この一杯のために生きてる」って感覚はものすごくよくわかります。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 雲取山荘到着。
テント場にて、設営開始です。
雲取山荘到着。 テント場にて、設営開始です。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 念願のツェルト泊。
他の皆さんのテントに比べてみすぼらしい……(笑
上の断熱シートですが、本来はバスタブ代わりにツェルト内に敷こうと思って持ってきたものです。
しかしこれ、ひどくシンナー臭いシロモノでした。
事前に3日ほど天日で臭い抜きしたんですが、臭いはまったく抜けておらず、ツェルト内に敷くと息が詰まるほどでした。
仕方ないのでフライシートとして採用、こっちの目的ではかなり良い性能を発揮しました。
見た目がその……なんというか……ホームレスっぽくなるのがすごくイヤなんですけど……(汗
念願のツェルト泊。 他の皆さんのテントに比べてみすぼらしい……(笑 上の断熱シートですが、本来はバスタブ代わりにツェルト内に敷こうと思って持ってきたものです。 しかしこれ、ひどくシンナー臭いシロモノでした。 事前に3日ほど天日で臭い抜きしたんですが、臭いはまったく抜けておらず、ツェルト内に敷くと息が詰まるほどでした。 仕方ないのでフライシートとして採用、こっちの目的ではかなり良い性能を発揮しました。 見た目がその……なんというか……ホームレスっぽくなるのがすごくイヤなんですけど……(汗
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 トレッキングポールが邪魔でツェルトに入れない問題を解決。
反対側の細引きがちょっとテンション弱くなりますが、それでも結構しっかり立ってます。
トレッキングポールが邪魔でツェルトに入れない問題を解決。 反対側の細引きがちょっとテンション弱くなりますが、それでも結構しっかり立ってます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 テント場からの朝日。
ちなみに前日の夜はガスも晴れて満天の星空、天の川も見えました。
テント場からの朝日。 ちなみに前日の夜はガスも晴れて満天の星空、天の川も見えました。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 昨日降りた雲取山をもう一度上がります。
昨日降りた雲取山をもう一度上がります。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 今日は良い景観。
ここで朝食&コーヒー。
なんて贅沢な時間でしょうか。
今日は良い景観。 ここで朝食&コーヒー。 なんて贅沢な時間でしょうか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 影っぽいですが、富士山見えますね。
影っぽいですが、富士山見えますね。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 山頂はこんな感じ。
岩場の中に安定した場所を見つけてバーナーなど広げます。
山頂はこんな感じ。 岩場の中に安定した場所を見つけてバーナーなど広げます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 避難小屋方面。
避難小屋方面。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 南側。
南側。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 東寄り。
東寄り。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 下山開始。
雲取山~小雲取までは、富士山を望む山波を右手に見ながらの絶景ルートです。
下山開始。 雲取山~小雲取までは、富士山を望む山波を右手に見ながらの絶景ルートです。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 昨日の難所その2、小雲取の急勾配を下ります。
昨日の難所その2、小雲取の急勾配を下ります。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 難所その1、ヨモギノ頭の急勾配を上から。
一連の山の中で、ここだけ異質感が漂いまくりですね。
難所その1、ヨモギノ頭の急勾配を上から。 一連の山の中で、ここだけ異質感が漂いまくりですね。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 富士山を背景にマルバタケブキを撮影。
なかなか難しいものですね。
富士山を背景にマルバタケブキを撮影。 なかなか難しいものですね。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 帰りは巻道にしようかとも思ってましたが、せっかく晴れたので七ツ石にもういちど登ることに。
こっちからだと急勾配かつ長く、かなりきつい難所になりますね。
帰りは巻道にしようかとも思ってましたが、せっかく晴れたので七ツ石にもういちど登ることに。 こっちからだと急勾配かつ長く、かなりきつい難所になりますね。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 七ツ石山。
あとはもう、ひたすら下るのみです。
七ツ石山。 あとはもう、ひたすら下るのみです。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。