【「鷹ノ巣山・浅間山」ハイキング】

危うい天気だったが、四度目の正直でようやく登山部部活動再開。 今回は新入部員も交えて、６人での登山。 攻める山は、標高８３４ｍの鷹ノ巣山と標高８０２ｍの浅間山。 箱根湯本駅から少し車を走らせた無料の駐車場に車を停め、箱根登山鉄道「塔ノ沢駅」まで歩き、登山電車で小涌谷駅まで移動。 登山電車は一度乗ってみたく、スイッチバックを繰り返しながらジグザグに山を登っていく。 公共交通機関でありながら、ちょっとしたアトラクション気分にテンションも上がる。 小涌谷駅につくと、すぐにハイキングコースの案内があり、今回の山行スタート。 舗装路を少し歩くと、程なくハイキングコースに入る。 ５分ほど歩いた先に、「千条（ちすじ）の滝」に到着。 小さな滝だが、滝の流れる音と、苔に覆われた岩とのコラボレーションに気分が上がる。 記念撮影をし、千条の滝を過ぎるといよいよ登山道らしくなってくる。 登山客は自分たち以外いないため、ゆるりと会話を楽しみながら、ゆっくりと登っていく。 約３０分ほどで鷹ノ巣山と浅間山の分岐路に出る。 そこから１５分ほどで鷹ノ巣山山頂に到着。 鷹ノ巣山山頂には特に山頂標識はなく、鷹巣城跡の看板とベンチとテーブルが１組あるのみ。 眺望も望めず、虫もたかってくるため少し休憩し、次の浅間山を目指す。 元来た道を戻り、分岐路から浅間山に歩を進めると１０分程で浅間山山頂に辿り着く。 今回の登山、ピークまではあっさりとしている。 まだ１０時半もまわっていないくらいだったが、朝の集合が早かったこともあり、みんなお腹を空かしていたので早めのお昼休憩をとる。 今回の山飯は、タイミングよく実家から送られてきた「利久」の牛タンと、レトルトカレー。 期待を裏切らない分厚い利久の牛タンを山で食べるのは最高の贅沢。 濃いめの味付けとジューシーな歯ごたえにみんなで舌鼓。 こんな瞬間も山の醍醐味のひとつ。 １時間近くゆっくりと寛ぎ、あとはゆるりと箱根湯本まで下っていく。 下りは特に休憩ポイントもなく、むき出しになった根っこや、後半に出てくる石畳のせいで、じわりじわりと足に疲労感が広がっていき、何気に登りよりも下りの方がきつかった。 逆のコースで登っていたら結構しんどかったかもしれない。 １３時半には駐車場に到着し、少し休憩してから汗を流すために箱根湯寮に移動。 ここの温泉もゆっくりできて格別。 何もせず、ただただゆっくりしにだけ来たい場所。 汗を流した後は、小田原のソウルフードらしい「四川」の坦々麺で〆。 餡が絡んだ挽肉とラーメンの相性は抜群だった。 朝早く出発したことで、早めに山行を終えられ、その日の時間が充実し有意義な１日となった。 チャレンジングなコースもいいが、大人数での登山は無理のないコースの方がやはり楽しい。 今まで以上に山にはまりつつあるので、これから色んなコースを開拓していきたい。