判断ミス危険なヌクビ沢ルートの巻機山

2020.08.25(火) 日帰り

70歳越えのじい様が行くルートではなかった、巻機山ヌクビ沢コースでした。 昨日の苗場山に引き続きメンバーも同様の旧友と2人のパーティーです。 3回目の巻機山でしたが、その1回は30年以上も前の旧友と渓流釣りで、巻機山から奥利根最奥の八木沢ダム支流に下降した経験から、軽く考えていて、当日尾根道登頂から「ヌクビ沢コース」を選択してしまった。 久し振りの沢歩きで割引沢出合迄は快調に進むが、ヌクビ沢に入ると落差が益々増して、 ハーネスやザイルの準備の無い我々は70歳代の年寄りが登るコースでない事を気が付いた時には、すでに遅し、下降は出来ず稜線迄登るしかない事を悟る。 途中の転倒で、腿を打撲したが、骨折は無く必死の思いで稜線にたどり着いた時には、コースタイムを2時間以上オーバー、日没を考えると避難小屋での一泊も考えた。 巻機山まで行かず、巻機山山標柱(御機屋)から避難小屋に向けて下降始めた時に若者3人パーティーと出会う。そこまで誰とも出会わなかった我々は何故か嬉しかったが、今日下山する若者のコースタイムと年寄りの時間では差がありすぎる。6時の日没を考えると3時間しか下山には余裕はない。前巻機山(9合目)で登っていく登山者に会うが、当然今日は泊りだとの事、最後はヘッドランプを頼りにでも今日中の下山を決定して打撲した足を引きづりながら6時一寸すぎに駐車場にたどり着いた。 事前調査の甘さ、我々の年齢を考えない無謀さ、全て登山者としての心構え失格の遭難寸前の山行でした。 既に遅かったが、帰ってからYAMAPer マケドニアさんhttps://yamap.com/activities/7323277 の8月15日の記録を見て、よく無事で帰ってきたことを改めて○○神様に感謝と、反省です。  マケドニアさんの記録の一部です 【巻機山を堪能したい方はヌクビ沢コースをお勧めしますが、かなり上級者向け。20歳〜初老の方で普段運動してる人。標準的な装備を持ってる人限定だと思って下さい👍 獣道+沢登り+崖登りのコースで大雑把な印しか無いです。私も道に迷う事2回。転倒する事数度。アンダーシャツは破れるしズボンは破れるし😢崖は結構命掛けでした⛰下山禁止に納得。 ただ景色は最高です‼️長距離で登山を堪能出来ます😀山頂の景色に恵まれ無くても充実度は高いですね。】 他のルートガイドでは、 上級者コースについて注意点 「・雪の状況により大変危険な箇所があります。入山前にお問合せください。 ・割引沢出合~ヌクビ沢出合の間は大変危険であり(特に残雪期)、アイガメの滝付近では重大な遭難事故が多発していますので、十分注意して下さい。」 「難易度としては、北アルプスの剱岳や穂高岳などの一般道の核心部よりも高いと感じます。それは、北アルプスの岩場には鎖や梯子、スタンスの不十分な所には鉄の杭が撃ち込まれるなど、登山道の整備が十分になされているからです。このルートは、それとは全く対照的です。 極めてきつい急斜面が連続するため、同じ標高差であってもよく整備されたコースよりもコースタイムが余計にかかります。割引岳まで約4時間(休憩時間を含まない)を必要とします。上部の難所辺りまで登ると腕力や足の力が弱まり、滑落の危険が増します。十分なトレーニングの上に入渓することが求められます」 しばらくは反省し、大人しくしています🙇。

駐車場にあるコース案内板と登山届提出ボックス

駐車場にあるコース案内板と登山届提出ボックス

駐車場にあるコース案内板と登山届提出ボックス

ここから登山開始

ここから登山開始

ここから登山開始

ヌクビ沢ルートは残雪時期は入山禁止(手書きで初心者は)と書いてあるが、中級者でもやめた方が賢明

ヌクビ沢ルートは残雪時期は入山禁止(手書きで初心者は)と書いてあるが、中級者でもやめた方が賢明

ヌクビ沢ルートは残雪時期は入山禁止(手書きで初心者は)と書いてあるが、中級者でもやめた方が賢明

迷わず沢ルートに行ったのが、大きな間違い

迷わず沢ルートに行ったのが、大きな間違い

迷わず沢ルートに行ったのが、大きな間違い

右岸の大石をトラバース

右岸の大石をトラバース

右岸の大石をトラバース

延々と続く渓谷

延々と続く渓谷

延々と続く渓谷

天狗岩が見えて来たが稜線はまだまだ

天狗岩が見えて来たが稜線はまだまだ

天狗岩が見えて来たが稜線はまだまだ

振り返れば谷川岳方面

振り返れば谷川岳方面

振り返れば谷川岳方面

滑ったら谷底

滑ったら谷底

滑ったら谷底

濡れている所はアイスバーン状態

濡れている所はアイスバーン状態

濡れている所はアイスバーン状態

延々と続くゴルジュ

延々と続くゴルジュ

延々と続くゴルジュ

気が抜けません

気が抜けません

気が抜けません

なめ滝が綺麗

なめ滝が綺麗

なめ滝が綺麗

近寄ると圧巻

近寄ると圧巻

近寄ると圧巻

天狗岩が見えても近付かない

天狗岩が見えても近付かない

天狗岩が見えても近付かない

延々と

延々と

延々と

なめ岩を登る相棒

なめ岩を登る相棒

なめ岩を登る相棒

登る相棒を追いかける

登る相棒を追いかける

登る相棒を追いかける

高度ある滝を右からアタック

高度ある滝を右からアタック

高度ある滝を右からアタック

所々に鎖が

所々に鎖が

所々に鎖が

垂直の滝をクリヤー

垂直の滝をクリヤー

垂直の滝をクリヤー

水量少なくなり、稜線間近

水量少なくなり、稜線間近

水量少なくなり、稜線間近

稜線が見えて来た

稜線が見えて来た

稜線が見えて来た

稜線到着、下山禁止の看板(ピークは割引岳)

稜線到着、下山禁止の看板(ピークは割引岳)

稜線到着、下山禁止の看板(ピークは割引岳)

巻機山方面

巻機山方面

巻機山方面

巻機山と牛が岳方面

巻機山と牛が岳方面

巻機山と牛が岳方面

巻機山頂(御機屋)標柱あるけど巻機山頂上でない

巻機山頂(御機屋)標柱あるけど巻機山頂上でない

巻機山頂(御機屋)標柱あるけど巻機山頂上でない

ここから下山開始

ここから下山開始

ここから下山開始

避難小屋

避難小屋

避難小屋

前巻機山頂上(9合目)

前巻機山頂上(9合目)

前巻機山頂上(9合目)

登って来たヌクビ沢と天狗岩(6合目展望台)

登って来たヌクビ沢と天狗岩(6合目展望台)

登って来たヌクビ沢と天狗岩(6合目展望台)

尾根コース登山口迄もどれました

尾根コース登山口迄もどれました

尾根コース登山口迄もどれました

駐車場にあるコース案内板と登山届提出ボックス

ここから登山開始

ヌクビ沢ルートは残雪時期は入山禁止(手書きで初心者は)と書いてあるが、中級者でもやめた方が賢明

迷わず沢ルートに行ったのが、大きな間違い

右岸の大石をトラバース

延々と続く渓谷

天狗岩が見えて来たが稜線はまだまだ

振り返れば谷川岳方面

滑ったら谷底

濡れている所はアイスバーン状態

延々と続くゴルジュ

気が抜けません

なめ滝が綺麗

近寄ると圧巻

天狗岩が見えても近付かない

延々と

なめ岩を登る相棒

登る相棒を追いかける

高度ある滝を右からアタック

所々に鎖が

垂直の滝をクリヤー

水量少なくなり、稜線間近

稜線が見えて来た

稜線到着、下山禁止の看板(ピークは割引岳)

巻機山方面

巻機山と牛が岳方面

巻機山頂(御機屋)標柱あるけど巻機山頂上でない

ここから下山開始

避難小屋

前巻機山頂上(9合目)

登って来たヌクビ沢と天狗岩(6合目展望台)

尾根コース登山口迄もどれました

この活動日記で通ったコース