活動データ
タイム
08:38
距離
23.9km
のぼり
2261m
くだり
2261m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る行きたいところがあるのだが、計画含めて時期尚早。ある程度涼しそうな場所と天気のタイミングを見て、名栗湖周回コースを選択した。8年ほど前に、時計回り(棒ノ嶺〜蕨山)で周回をしているがその時は下山後に予定があって下りを急いで7時間だった。今回も時計回りを考えていたが、行きたいと思っている場所は一定の斜度で登って行くコース。逆コースなら練習にもなるのではないか。時計回りだと、最後は杉の植林帯をひたすら下るだけの印象もあり、この前の熊倉で飽きたこともあって、逆周りに決定。登山口の河又までは自転車(16km)の往復とした。 このコースを巡るなら飯能百名山も気になるところ。滝入ノ頭の稜線も武甲山まで歩いたことはあり、次の機会にとも考えていたが、余裕がありそうなら足を伸ばしてみることに。結果、日向沢ノ峰から長沢背稜、この前歩いた矢岳の尾根まで、すばらしい展望に出会えたことが今回の大収穫。有間峠も2年ぶり。逆川林道が通れなくなって久しいが、林道の崩落状況を見て落胆。峠に駐車して雲取往復とか、もうできないのか。今日のコース全般的にほとんど虫が寄ってこないのは快適だった。 考えさせられたこと:棒ノ嶺から河又までの下りは滝ノ平尾根を選択。林道を3回横切り、少し下ったところで、登ってくる一団6名に遭遇。先頭の夫妻?と挨拶。それにしても、これから登るのかという時刻。3番目の人は汗だくで顔を真っ赤にしている。最後尾のお二人から、「この先、道がないというので、引き返しています」と言われ驚いた。崩落でもあったのかと尋ねると現場は見ていないが、踏み跡がいくつもあって道を辿れないそうだ、という。地図でも実線のルートで、本当か???残りの距離はそれほどでもない。道がなくても降りるつもりで行ってみますと先に進んだ。実際、よく踏まれた一本道で、迷い込むような箇所もなくあっけなく登山口にたどり着いた。強いて言えば途中で重機も通れるような作業道が横切っており、直進する下降路の続きを見失う可能性はなくはない。そこで左に曲がってしまうと道はなくなりそうだが、右に行けば遠回りでも車道に出そうな感じ。あの誤情報は何だったのか。一団にはそこそこ年配の方もいて、あそこから岩茸石まで登り返し、白谷沢を下るのは気の毒。冷静に考えれば、登山口にも通行止めの情報もなかったわけだし、もう少し確信を持って情報を伝えられていたらと悔やむところ。少なくとも携帯の番号を聞いておけば連絡できたかも。急いで自宅に戻り、車で白谷沢登山口に行ってみたが誰にも会えず、その後どうなったかは分からずじまい。それにしても、先頭の夫妻?は何だったのか。挨拶したときに、道がないとは言わなかったのはなぜか。自分たちの判断に自信がなかったからか、こいつは体力十分そうだし、言っても自分で見に行くだろうと思ったのか。まあ、そうだけど。 そういえば、最後尾の方は、このコースはあまり人が歩いていないようだ、と口にしておられた。その時はスルーしてしまったのだが、白谷沢の方が人気はあっても、こちらもよく歩かれている登山口。それを知らないのは、下調べが十分でないということだろう。もしネットを見れられれば、前日の情報でも手に入る場所。そうでなくとも、岩茸石の分岐には通行不能の情報がないことは目にしていたはずだし、途中の階段にも整備された形跡があったのだ。踏み跡がたどれずに降りられないというのも、山歩きのセンスがある人のことばとは思われない。そういう人の情報を鵜呑みにしてはいけないし、時々立ち止まって冷静な判断に努める必要を考えさせられた。 長時間の行動では、喉を痛めることが多く、矢岳・熊倉でも失敗したのだが、今回は鼻呼吸とこまめな補給を意識して、上手くいった(橋小屋の頭までVAAM500ml /日向沢ノ峰までアクエリ500ml / 棒ノ嶺までアクエリ500ml、オレンジジュース200ml /その他、水500mlとミルクティー280mlを適宜)。しかし、昨年あたりから、1000m超えると息が上がりやすいように感じるのは歳のせいだろうか。
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