3分で決めた蓼科山へ

2020.08.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 33
休憩時間
20
距離
5.4 km
のぼり / くだり
642 / 642 m
1
26
9
40

活動詳細

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元々明日の天気予報は雨だ。 毎年恒例の金峰山を下山して、せっかく来た山梨だから明日はのんびり雨に打たれて過ごそうかなと。 甲府市では凄まじい雷雨。 夕方になると落ち着いてくる。 いちやまマートで買い出しし、日帰り温泉に浸る。 首都圏お断りなのに世田谷ナンバーが普通にいた。 まぁどこもコロナ対策は形だけか。 もういっそ罹患して抗体つけた方が早いのかもしれない。 山登る体力あるなら重症化しないだろし。 さて、寝床はどこに行こう。 雷雨で涼しくなったとはいえ、道の駅は混雑してるの知ってる。 悩んだところ、ふと気付く。 ぐるっと回って麦草峠は? 国道の標高日本一。 無料駐車場と便所あるし、高所だし、明日は白駒池でも散歩しようかな。 ローソンで適当に夕食して向かう。 さすがカーナビ、変な道を進み別荘地を通りグイグイ上る。 駐車場に到着すると既に5台ほどの車。 さすがに寒い、10℃。 飲んで寝る。 朝5時過ぎ起床。 何か明るい、ほんのり青空も。 天気予報確認すると雨の予報は曇りに、空も当分は大丈夫そうだ。 しまったな。 どうしよう。 適当に過ごすつもりが天気がまあまあだったら、大菩薩嶺辺りにしとけば良かった。 しくじった。 この辺で半日イケる山。 全くの検討外、蓼科山だ。 よし、決まり。 急ごう。 だったら最初から大河原に停まれば良かったのね。 何かもう色々と狂った。 ギュンッと蓼科山を目指す。 急げ、遅くなる。 何か変なリゾート地を通り、大河原峠を目指し進む。 お、7合目の駐車場、と登山口。 あっ。 通行止め? 大河原峠には行けないのか。 地図を確認する。 なんだ、昔の大河原峠ルートとここの7合目ルートの所要時間は同じか。 じゃ、行きましょう。 もう10年以上昔に何度か通った道、ガッタガタの一車線の舗装路を覚えてる。 もし通行止めじゃなかったとしても結局はここから登ったかもな。 荒れた砂利の広い駐車場。 適当に停めて準備して出発。 登点が高いので涼しくていいね。 トントン登る。 やがてゴロゴロと岩の転がるめんどくさい道となってゆく。 この岩ゴロがみるみる増えてゆく。 奥秩父から八ヶ岳にかけての2000m地帯の原生林の苔の美しさはここも同じ。 最近は超絶マイナーな山ばかりだがさすがに百名山の登山道は広く快適だ。 しかしみるみる荒れてくる登山道。 傾斜も増してくる。 キツイね。 やがて小屋に到着。 テントに色々販売しているので帰りに立ち寄ろう。 ここから更に傾斜が増す。 岩の段々と言うより岩登り並みのキツさ。 グイグイと慎重にゆっくり登る。 息を切らしながらやがて頂上ヒュッテが現れ、広大な岩ゴロだらけの山頂に到着。 奥の三角点から八ヶ岳が見える。 小さな神社に参拝し、さらに奥にある山頂の縁の所へ行く。 方位盤の跡らしき所から麓が一望。 超絶景ポイント。 一休みには最適。 お昼までに下山しよう。 ヒュッテでバッチとステッカー購入。 岩の上をコケないよう慎重にトントン下るが、まぁ登山者の多いこと。 見るからに素人もいる。 初級向けの山だが岩の坂はエグい。 譲り合いながら下り、小屋に到着。 色々販売してるが山ガール人形は手作りだろうか、なかなか面白い。 岩ゴロだらけの道をガラガラと下り、森の道になると一安心。 しかし、ぞろぞろと来たよ、中高年団体クラスターツアーの連中が。 1人うつれば皆うつる。 お元気で。 登山口に到着、バスが停まってるのはさっきのクラスター団体かな。 駐車場は30台以上停まってる。 一休みする。 空を見上げるとみるみる雲ってきている。 でも今日はまだ大丈夫そうだ。 どこかで昼食して一回りしようか。 何かのリゾート地を走らせ甲州街道に向かうのだが蕎麦屋が乱立。 蕎麦もいいんだけど疲れたのよ。 蕎麦だと夕方まで持たないのよ。 甲州街道に出たところでラーメン屋を発見、いきましょう。 発汗後の味噌ラーメンは沁みるね。 特大トロトロチャーシューが絶品。 さて、ここで山梨の美味しい酒。 昨日は笹一酒造に行った。 酒造は大体は日曜日が定休日。 近くに山梨を代表する銘柄、七賢の山梨銘醸がある。 行ってみるとさすが創業300年の老舗。 広大な敷地、立派な古い商家、まるでスケールが違うのに驚く。 蔵元限定の生を購入。 その夜、唸るほど美味しかった。 よくある天気の問題。 晴れの予報が外れる悔しさ。 今回は珍しく逆パターンのやつだった。 雨のつもりが逆に晴れてて大慌てしてしまったが結果はまずまず。 こんな事もたまにあるんだな。

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