江馬小屋谷遡行(白倉山)

2020.08.22(土) 日帰り

活動データ

タイム

10:56

距離

12.0km

のぼり

1477m

くだり

1478m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 56
休憩時間
3 時間 22
距離
12.0 km
のぼり / くだり
1477 / 1478 m
17
6 20
1 47
1 27
18

活動詳細

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8月22日(土)「薄曇り時々晴れ」 ビバーグだと夜が明けるころ、自然と目が覚める。薄曇りだが、まあまあの天気だ。この猛暑、曇りの天気のが良いぐらいだ。サンドイッチなど各自朝食を頰張り、入渓口へ車で移動する。林道が悪そうなので、蓮川を渡った場所で車を止めた。此処から臨む蓮川への江馬小屋谷流出点には、巨岩が散乱し何かあるぞと、思わずにはいられない雰囲気だ。江馬小屋林道を1キロほど歩くと駐車場入渓点(登山口)へと到着する。ノエ股谷を直ぐに分けて、江馬小屋谷遡行開始だ。標高が低いのと温暖な地域なのか、はたまた猛暑でなのか水は生温い。概ね茶色い岩は滑りやすので、へっぴり腰になる。暫くで、両岸迫る行合廊下に突入する。見る角度では上部が極度に狭ままっている。何だか台湾の沢の様だ。上部を見上げると空が線となっている。特に左岸はオーバーハングとなっていた。でも、廊下はゴーロ状なので、問題なく通過できる。右岸に観音滝が現れる。滝左側に観音様が祭られている。沢中に、にょきっとした岩が現れ、暫くで五ヶ所廊に御対面する。最初の滝は、正面突破も可能だが、技術が無いので左岸を巻き、右岸を下降しゴルジュ内部の俯瞰を楽しんだ。何度見ても奇妙なゴルジュだが、簡単に鑑賞できるのも珍しいと思う。三段20m滝は、通常左岸の岩を直登しているようだが、右岸ブッシュ帯を絶妙に高巻いてクリアした。小さな滝が現れ一息着くと、Nさんが水中眼鏡を出して泳ぎだした。気持ちよさそうだが、自分には浸かる勇気がなかった。石谷滝が現れる。落ち口に大岩が挟まったスライダー形状の滝だ。大岩は小動物の顔に見える。左岸尾根を登りルンゼを下降して高巻く。最終滝は白倉滝だ。落水はオーバーハング帯から直落するが、源流近くで水量が無いので迫力は今一つ。滝に打たれて遊ぶのも良さそうだ。明瞭な左岸支流谷から巻く。後は、源流になった沢を上がれば、ほぼ白倉山直近の稜線に飛び出す。ブッシュもなく快適だった。結局、ザイル場面は無く、遡行は終了した。後は、下りるだけだが、ナンノ木平までの登山道が意外と悪く、小枝のブッシュが煩い。その後の登山道も、小枝のブッシュは無くなるものの、良くは無い。山行前、登山道に暗くなるまでに出たら、当日下山は可能と考えていたが、是では暗くなったら、歩かない方が無難だ。入山口には、尋ね人の案内看板があったが、そこそこ山慣れした人でないと、遭難しても不思議じゃない。スメールで温泉に入り、途中の四日市でとんてきを食べて帰宅した。

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