活動データ
タイム
11:55
距離
21.0km
のぼり
1568m
くだり
1569m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る※写真が多くてすいません。 三岩岳でホシガラスに会ったのでこの流れにのって、3年ぶりに雷鳥探しをしてみるかなと思った。前回は蓮華温泉から小蓮華山〜白馬岳と探したので。今回は日本の雷鳥生息地最北限の火打山行ってみることにしました。火打山は1番標高の低い生息地でもあり、また1番個体数の少ない生息地でもあります。ところが月曜の時点で週末の天気が雨予報で今回は一旦見送ることにした。 そこで天気の良い場所を探した結果、今まで登山口へのアクセスの悪さから登らずじまいだった古寺鉱山からの大朝日岳に変更、大朝日岳からまだ見たこの無い方角からの大好きな祝瓶山を見てみたいと思っていた。 週末に向けて大朝日岳へイメージを膨らませて前日の床に付き2時間程で起床(寝るの遅すぎ)、出発前に最後のお天気チェック……、前日の夕方に確認した時より悪化してる…、夕方には雨予報に、雨雲レーダーも芳しくない、これでは祝瓶山が見えない可能性が💦ためにしに火打山を確認するとこちらは好転して曇り予報に。 大朝日岳は祝瓶山が目的なので天気が重要だが、火打山は雷鳥が目的なので快晴より雨が降らない程度のガスってる方が良い。 なので、直前でもう一回火打山に変更することに、しかし気持ちが完全に大朝日岳だったので30分かけて地図などを見ながら気持ちを火打山へ持っていきました。その過程で前から気になっていた影火打が更に気になってきた。メインピークの隣のピークの名前では前杁差やニセ巻機などがあるがここは影火打、ニセは可哀想だが影は何か影武者見たいでちょっとカッコいい、因みにこの山域の近くに金山と言う山があり、隣は裏金山と何とも気になる名前でずっと気になってる山があります笑。 前、ニセ、影、裏、色々ありますね。 本日の目的が雷鳥と影火打に決まり、笹ヶ峰の登山口を目指しました。笹ヶ峰は古寺鉱山より約70㎞も遠いのに道中ほぼ高速を利用でき20分も早く着きます、自宅から古寺鉱山へのアクセスの悪さが浮き彫りに…。 登山口で雷鳥保護の入山協力金(任意)を寄付して協力証と雷鳥のピンバッチ(ピンバッチは1000円からです)をもらい、係りの人に影火打まで行けるかを確認し届けを出してスタートしました。 コースは流石は100名山、木道等綺麗に整備された快適な道でした(火打山まで)。天狗の庭を過ぎたあたりで出発時に飲んだリポDの効果が切れたようで、寝不足等々で足取りが重くなり最後はヘロヘロになりながら火打山に到着。途中にあるライチョウ平は3年前のライチョウ坂同様留守でした…。予報に反して(予報通りでした、ただ自分が雲の上だった笑)快晴なのであまり期待出来ないが、ライチョウ平以降ふらっと出てこないか期待したのですが、姿を見れず残念です。 火打山で一息入れ、本日のもう一つのメイン影火打を目指します。整備してあるとの事でしたが登山道は夏草ボーボー、更にハイマツ、シャクナゲ、ナナカマド等の灌木も元気で背丈程の藪に覆われてますが道型は確りしているので足元に注意し掻き分け進みます。 整備=草刈りではなく道があるとの事のようです(崩落、倒木等は無く道自体は確りとしてました)。 影火打との鞍部が近付いてくると藪も腰丈程になりいくぶん楽になったと思っていたら…‼️登山道に腰を下ろしている方が、誰もいないと思ってたのでビックリ。雷鳥の生態調査のボランティアの方が定点観測をされていました。 せっかくなので雷鳥について少しお話をさせていただきました。火打山の雷鳥は緩やかに減少傾向で増えてはいないとのことでした。鳴き声はニワトリのようで朝、夕の方が見かけやすいとのことでした。 今日はまだ見てないとの事、ご苦労様です。 影火打の山頂部はミョウコウトリカブト、コウメバチソウなど沢山咲いてるお花畑になってます。最高点には道が通じていないので登山道かららしき所を眺めて、だいたいここら一帯が影火打として戻りました。 ガスで隣の新潟焼山が全く見えないのは残念でしたが火打山までの整備された感じと違い、草木がのびのびと育ち自由な感じの影火打が良かったですね。 帰りは茶臼山に立ち寄り(ミョーコーさんがいました)、高谷池ヒュッテの前を宿泊組の皆さんが寛いでるのを横目に通過すれば、後は富士見平で登ってきた宿泊の方一組に出会っただけの静かな山でした(野鳥囀ずりだけの静かな時間の中、突然のホシガラスノの鳴き声にビビらされました笑) 標高を下げると徐々に元気になってきたので若干の高山病だったのかな?今後は寝不足登山には気を付けようと思います。 今回も雷鳥には出会えませんでしたが雷鳥を観察している方には出会え色々きけたので、前回の雷鳥を見た方よりは雷鳥に近付けた気がします笑。何時の日か雷鳥に出会ってみたいですね(^_^) 影火打と火打山、今度来るときは睡眠バッチリで…笑。 下山後閉館15分前の苗名の湯でダメ元で聞いたら時間内出ればとの事で入浴は出来なかったがシャワーだけ浴びれてサッパリ出来て助かりました、ありがとうございました。
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