移ろう夏空と御嶽山（剣ヶ峰）

御嶽山。 6年前のあの日の出来事は、まだ山に何の興味も持っていなかった私にとってもとてもショッキングで自然の脅威に震え上がった出来事でした。 今年の厳冬期に御嶽山へ行くプランは悪天候と豪雪でキャンセル、それから約半年後にご縁がありついに登頂出来ました。 あの日のような出来事に限らず、どこにいても、どんな人でもある日突然命の灯が消されてしまう事は残念ながらあるのです。 偶然見たテレビ番組でパラリンピックを目指すあるアスリートが言っていました。 『世の中はwith コロナ、コロナと共存する時代と言うけれど、僕にはそれが出来ない。 コロナに感染してしまえば抱えている免疫疾患のせいで命はもたない。 だから普段の練習さえも死と隣り合わせで、命がけでやっている。』 今自分が生かされている事は当たり前ではないんだと改めて考えさせられる登山となりました。