活動データ
タイム
23:32
距離
53.2km
のぼり
3678m
くだり
3728m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年最大の目標であった 安比50キロトレイル。 安比高原スキー場から 岩手山の登山口までを結ぶ 約50キロにわたる この壮大なロングトレイルは ずっと私の憧れでした。 挑むメンバーは、 お馴染みターシーと こーた、こーたろーの4人 今まで温めていたこの計画を、 最高の仲間たちと ついに実行に移す時が来た! 今までの行いがよかったのでしょうか。 天気予報は2日間とも快晴 天は我等に味方した!これ吉日! スタートの舞台は、安比高原スキー場 「アスピリン・スノー」のキャッチフレーズ で知られ、高い雪質と壮大なスケールの 岩手が誇るスキー場です。 その脇を通り、 最初の山、前森山に向かいます しかし、 YAMAPを起動するとコースが 前森山山頂からしかない😱 標識もねぇ😱😱 まぁスキー場だし、 ゲレンデ歩けば着くでしょ的な 軽いノリでコースも考えず スタートしました笑 その選択が、しょっぱなから 私達の出鼻をくじき、この計画 そのものを無にするかも知れない ことになろうとは…。 登りはじめてレッドハウスまでは なだらかで、なんとかなった! (靴は朝露で、グショグショに😱) 悲劇はここから。 第一撃、蚊の襲来 ここから藪蚊がめちゃくちゃ多い 止まっていようが、歩いていようが 蚊がうじゃうじゃ群がってくる💦 なーたーさん始め、ヤマッパーの方々から 蚊が多いと情報得て、 ヤバイ、ヤバイと聞いていましたが まさかここまでとは。 何度刺されたことだろう… 潰しても潰しても 血を求め、群がってくる 命を賭けて吸いにくる 払われても、殺されても、 決して諦めない、 そういうものに私はなりたい。 ってポエマーになってる場合ではありません ターシーたまらずズボンを履く!? どんなに藪に紛れようが、 どんなにアザミに突かれようが 自分のポリシーを崩さなかったあの男が 短パンから長ズボンに😱 藪蚊恐るべしです! この藪蚊、 ここから恵比寿森越える辺りまで続きます レッドハウス、 越えるあたりからは セントラル第5リフト下を登る これも大誤算😱 第二撃、藪地獄 下から見ると山頂近くまで 登れそうに見えていましたが、 登れば登るほど藪が濃くなり、 中腹に至る頃には 背丈を越える高さに、 しかもコースはない。 これがずっと続くのかと思うと… 一同、途方に暮れる。 ここで究極の選択に迫られる。 ①このまま登るか ②藪を迂回し、2コース先の ハヤブサコースを目指すか ③下山するか 私達の選択は② 背丈を遥かに越える藪を漕いで行くことに 全員完全防備で藪に立ち向かう 私が戦意喪失した6月15日の 人生初姫竹採りバリの藪たちが行手を阻み、 気温と蚊が容赦なく 精神的にも体力的にも追い込んで行く でも、この計画を立てた者として ひるむ訳にはいかず、 強がるヨコイチ 何とか最初の藪を越え、 オオタカコースへ しかもそこにも背丈ほどの藪が😱 もうイヤッ だけど更に強がって見せるヨコイチ 辛いです ハヤブサコースも こんな藪だったらどうしよう😫 でも、ここまで来た以上、 諦める訳にはいかない。 オオタカコースから ハヤブサコースまでの こりゃまた背丈を超える藪を 越えかけた時、 空から光が… 開ける! と思った瞬間、 目の前には刈り払いされたゲレンデが🤩 助かったぁ😭✨ 今回の山行、一番最初にして、 一番感動したかもしれません💦 この後の超急登も、 藪に比べれば屁のカッパ 刈り払いのありがたさが 身に染みました。 後に、こーたとこーたろー いつでも帰る準備はできてました! ですって! ちゃんとコース情報仕入れます🙇 最初からハヤブサコース登っときゃよかった 前森山まで3キロちょい まだ十分の一もきてない💦 その行程に2時間半もかけちまった このしょっぱなの波乱が、 足や精神を追い込み、 行程を過酷なものへと変えていく… 事実この疲れの蓄積で ペースは鈍り、予定より大幅に遅れ 三ツ石山荘着夜7時😱 皆さん、楽して行くなら ゴンドラ利用は絶対です!(5分で行けます) しかし、辛い行程を吹き飛ばすほどの 絶景がそこにはある! 前森山山頂からは 安比50キロトレイルの全行程が 見渡せる大パノラマ! 全ての山が見渡せました⛰ 今までこんな素晴らしい裏岩手 見たことないというくらい 谷や尾根がくっきりはっきり見えました✨ っていうか前森山だけで いつものレポ以上に書いてしまいました🙇 前森山越えた後は 藪蚊と格闘を続けながら 西森山、屋棟岳、大黒森、恵比寿森 を進みますが、展望はありません。 暑さと蚊がきついです。 刈り払いされた、ふっとい藪の跡が 歩きにくく、何度も躓きます。 茶臼に着いて久々の展望 因みに、安比50キロトレイルには 三大展望地と呼ばれる場所があり、 茶臼岳、源太森、畚岳がそれにあたります 今回はそこに着いた時だけ 少し雲が出ちゃいました笑 茶臼から八幡平までは 整備された登山道、 素晴らしい湿原、展望の数々と 遊歩道に癒され、 ここは安比50キロトレイルのバファリンか! と思う優しさ✨ このトレイルの疲れも吹き飛びました。 「八幡平の半分は優しさで出来てます!」 〜熊に遭遇〜 八幡平山頂レストハウスで休憩後、 畚岳へ 時間も大部おしてるため、 走って山頂に向かった時、 それは起こった。 ハイマツの登山道を走っていると 熊さんにばったり遭遇! 買ったばかりのピストルを構え、 警戒するも、 私達にビックリしたのか逃げて行きました。 正直、7月21日の 徳兵衛山の恐怖があったので、 そこまで怖くなかったです。 その後すぐ、同じ熊に会いましたが、 また逃げて行きました。 逃げてくれてよかった。 秋田駒ヶ岳の熊のように居座られたら ここしか道なく、 迂回できないからキツい😱 ヤバい💦 初日の途中でこの文章量💦 とてもじゃないけど終わらないので その後の詳細は写真コメント欄に書きます🙇 ほんと毎度ながら長々とすいません😫💦 最後に今回の山旅、私の失敗談を話します 1、ガス切れ 今回山小屋での料理、 調理器具を持ってきたのは ターシーとヨコイチの2人 ガスはほぼ満タンの2缶でしたが 持ってきた食材でガス使うもの 佐藤のご飯 湯煎時間12分×2回 トップバリューのご飯 湯煎時間24分×2回 パスタ 茹で時間9分×4回 こーたのパスタ 茹で時間3分×2回 これでガス全て使い切っちゃいました💦 持ってきたコーヒーも飲めず これからは調理時間考えて持っていきます。 2、ヘッドライト電池切れ 三ツ石山荘着くまで電池は持ちましたが、 山荘到着直後、ヨコイチのヘッドライト まさかの電池切れ 行動中は特に命取りになりますので 長い山旅の際は、 新しいものに交換しましょう! 3、鬼ケ城中腹での便意 楽しみにしていた鬼ケ城 絶景に心奪われ、 写真撮影に余念がなかったヨコイチに 突然の便意が襲う。 周囲を見渡すも、鬼ケ城の断崖絶壁には 隠れる場所がない。 何とか不動平の山小屋まで行くことに 3人を置いて、先を急ぐ 唸る腹、伝う冷や汗 歩き方もどこかぎこちなく 険しい岩場を登っていく… 途中の岩場、足をこーんなに広げてッ😱 辛いです、出そうです もう出るッと思った時に 到着した不動平 辺りは一面のお花畑でした 女性がトイレに行くことを 「お花摘みに行ってきます」 と言いますが、よく言ったものです 男性の私も使ってみました。 「ヨコイチ、お花摘みに行ってきます!」 トイレは考えて使いましょう。 他にも箸忘れた、皿忘れたなどの 失敗もありました。 しかし、沢山の経験がヨコイチを強くする また何回りも強くなったヨコイチであった。 最後までお付き合い、 ありがとうございました🙇
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