大台ヶ原の奥にある、『コブシ嶺』へひとり冒険に行ってきました。気持ちの良さそうな素敵なレポが上がっていたので😊 ところが実際はそう甘くは無かった。 出発前からこんな事になると分かっていたら、絶対に行ってない💦 山頂に着くや否や、迫りくるガス‼️ あっという間に辺りは真っ白に。 広げた昼食も、急いで丸めてザックに放り込む。 休憩もせず撤収💦 必死の退散。 今回の件で、勉強になりました。 何の根拠もなく『ガスは漂うもので、迫ってくるものではない』との勝手な思い込み。思い知らされた1日でした。 ただ、比較的歩きやすい道で携帯の電波が通りやすい登山道だった事。 充分な水分とカロリーの高い非常食や携帯の充電池や遭難装備(ヘッドランプや予備電池、使えないけどコンパス、使ったことないけどエマージェーションシートetc)を自分なりに揃えて背負っていたのが、心の安心材料になり、ひとりでも頑張れたのかな、と思います。 今回の勉強は、『冷静になること』 どんな場合でも、まず冷静になること。何事も落ち着いて考える。落ち着いて周りを見渡してテープを見つけルートを見極める。自分の感情の中に入り込まずに遠くから自分を冷静にみてみる。 今後、もっともっと色んな大変な出来事に遭遇するかもしれません。その時に、今回のことを思い出して、少し冷静になって対処できたらな、と思います。 先ずはそんな事にならない様に事前に考えるのが一番なんですけどね😊 それにはまず、お天気の勉強はどうやったら良いの〜
大台ヶ原のその奥にある「マブシ嶺」に行って、山頂からの大峰の山々を眺めてみたいな。 少し前に山の師匠が行って来たから、そのルートを辿れば大丈夫! 歩きやすそうだったし、テープもちゃんとあるみたい。時間があれば正木ケ原、日出ヶ岳に行ってみたいな。 たくさんの不安を8キロのザックに詰め込んで。
いざ出発!と思ったら、登山口がわからない💦 ルートの予習ばかりしてた😅 トイレ🚾を済ませて。この左側から進みます。 そうでなくても出発予定時間をとっくに過ぎているのに。お天気もちょっと不安だし💧
序盤はお散歩道♪
ここを右 →
大好きな緑の小径🌲 この時間は、三脚立てて、鳥の撮影の方が多かったです。
せせらぎがあるし
苔の道
紫トリカブトを撮影中のご夫婦が、少し先に
白いトリカブトが咲いてると教えて下さいました。ちゃんと見つけられて嬉しかった😊
尾鷲辻に到着。ここからが冒険。 ここを真っ直ぐ行きます
左は、正木が原/日出ヶ岳に行く階段。ほとんどの人が左折してこの階段を登ります。 帰ってきたら、行きたいなぁ。
少し進むと直ぐに、綺麗な東屋が見えて来た
師匠のレポには、この左側からアプローチって書いてあったね
ここは尾鷲道。このプレートが色んな場所に細めに取り付いてあるので安心。
綺麗な森の中を進みます
お日さまも差してきていい感じ
トンボくん。秋が近いのかな。
青空〜この時はまだルンルン♪
空には、お日さまもちゃんと居る
綺麗な苔もスポットライトを浴びせてもらって✨
緑の楽園🌲 公園みたいに整ってる。
堂倉山へは、この辺りからルートをはずれてアタックすれば良さそうだけど。レポにもそんなことが書いてあったような。
YAMAP地図で確認。合ってる。 でも、勝手にルート外すと怖いから、やっぱり師匠の軌跡通りに歩く事にしました。 後で考えると、これもまずかったかも。この後ちょっと迷った😅
今日は、こんな感じの細い箇所が数カ所ある。 私ひとりで、こんなに細い道を無事に通れるの、昨日予習してて、一日中、心配だった💧
だけど綺麗✨
緑のドームを進んで行くよ
やっと、堂倉山到着した模様。 でも山頂看板が見つけられない💦
あれこれ迷うこと5分。振り返ってやっと見つけて戻って来た。
正真正銘、堂倉山の山頂に到着! しかしここから尾鷲道に戻るのにも手こずった😅
あちこちウロウロして....やっとルートに戻るテープを発見。
やっとルートに戻れた(*´-`) 15分のロス💧 堂倉山で合計20分のロスタイム。
シラサコ到着。静かである。そして誰もいない。
右ね。看板さん、ありがとう😊感謝してます✨
ここまでで、すれ違った人は下山の方ひとり。 以降、全く誰にも会わなかった。 正真正銘のひとりぼっち。
道に大〜きな岩Σ(・□・;)
横たわる木は、歩けるようにきちんとしてくれています
またあったね〜怖くて怖くて💦 滑り落ちそうでしょ? もしも無理ならここで止めで戻るからと師匠に言うと、普通に進めば大丈夫と書いたレポの修正せなあかん😅と言われたので、何としてでも無事に通過せねば。
お花を見つけて癒されて♡
空の青さに頑張ろう!
行ったらダメなところにはロープが張ってある
キノコのネックレス🍄
まだあったね💦あまりにも細い道が多いから、帰りにいくつあるのか数えてやろうと思いながら歩いて頑張った
通った後に振り返って、通って来た道を見るようにしていた。帰りに怖いと思わないように。 人生ひとり旅は、工夫の積み重ね。
大事な部分が雲に覆われてるけど、青空が押しやってくれそう。
一気に駆け上がりたくなるような、シチュエーション😊
良い感じだったから、呑気に座ってみる この時に気づけばよかったんだけど。 もうガスがかなり漂ってる
でも、ガスはすぐに晴れると思ってたからね。 ここが山頂でも良いぐらいなのにな。
カッコいい〜😍
地倉山に到着。ルート上にあるから大丈夫🙆♀️
少し青空が
とってもいい感じの径を下ります
山の重なりが〜
山頂が見えてきたね
イロイロお洒落したモコモコの木🌲
そう。ここで右に行くのを躊躇って💦 見た感じ滑りそうだったから。 一度覗いてみたらよかったね。左に行って少し迷った
道があるのか無いのか、適当にかき分けて前に進む。たぶん間違ってる道を進んでたと思う。
なんだか異空間。
やっと着いた〜 山頂に着いた感動の瞬間はこちら。
山頂は遮るものがなくぐるっと見渡せるから、ザックを背負ったまま取り敢えず写真を撮りまくる 気が済んだらゆっくりとランチしようと思って....
何も考えずに、ただ写真撮る
うつすらとした山の稜線を、目でなぞりながら確認する。向こう側までは見えないね〜
一応確認。
雲が多いけど眺めはあるね。 嬉しくてまだまだザックを背負ったまま、写真撮影継続中📷 もちろん山頂は貸し切り。 そういえば、尾鷲道も貸し切りだっよね。
この時は、10分後には荷物をまとめ出すとは思いもせず、写真は、食後にもう1回撮ろうと決めて、ランチの場所を考えていた。どこに座れば眺めがいいかなぁと呑気に悩んでた😅
のんきにインスタのストーリーをアップする 山頂や尾鷲道。結構電波が通るから助かった。
マブシ嶺とコブシ峰。何故2つの名前があるんだろうと考えながら、後ろ側の山頂看板もパチリ📷
後でよく見たら後ろは真っ白だったね😅
心の写真。 私のために有るような便利なアプリに感謝して
山頂看板から一段降りた大きな岩の前でピクニック😊今日のご飯、私には珍しく麺類やおにぎり🍙かなり沢山持ってきた。
昨日から凍らせておいた、うどん。 カチカチで歯がたたなかった😅失敗💦 これ以外にも、非常食のナッツや柿ピーラムネ、アミノバイタルのゼリー、塩飴etc 全部食べたら凄いそ〜って程ザックに背負ってます😄
凍らせたゼリーの蓋を開け(スプーン忘れたのに)🍙にかぶりついたところで、あら? 様子がおかしい事に気付く。 どうしようと悩んでいたら、インスタのストーリーに山の師匠からリアクションが!すかさず相談LINEしてみる。とにかく広げた食料を丸めてザックに仕舞い込む。 手が届くところに、パクッと口に入れられる食べ物を入れ、ヘッドランプ、携帯のバッテリーをサコッシュに入れて、ガスってても直ぐに使えるようにしておいた。
慌てふためいて撮った写真がこれ。
取り直した写真もピンボケ💦 師匠から「進め」の返信アリ。 山頂でヘリに救助されるのもアリかな?と思ってたんだけど😅 エマージェージョンシンに包まって、ヘッドランプを点滅させて。遭難セットはまずまず揃ってたからね😊
師匠から「留まらずに下山」のアドバイスと共に 『大丈夫。通ってきた道だから戻れるはず』 短い言葉で的確に、勇気付ける言葉。 このあと、この言葉を何回も繰り返しながら歩いた。やっぱり師匠だね。感謝しかない✨ 下山中、所々でストーリーアップしながら歩くことにした。もしもの時に、何時にどこまで下山してるか知ってもらえるから。電波が入るのと、携帯の充電器に余裕があるのが心強い。
帰る方向も真っ白け💦
泣きそうになったけどそんな事考えてる余裕はない
あ、少しマシ? マシになってるよ。大丈夫。たぶん。いやきっと。
名残惜しんでる場合でもないけど、またパチリ📷
直角に曲がるところ。間違えずにクリア。 しばらく写真を撮らずに歩く事にだけ集中。
怖いけど、不謹慎だけど、 あまりにも雰囲気がある空間に思わずパチリ。 本日のベストショットだと思う
急げ急げ💨
この手の道がいくつあったか数えながら下山するはずだったのに。色々と予定が変わる今日一日。 私のうどんは、お腹ではなく背中のザックでどうなってるんだろう
やっとここまで帰ってきたね YAMAPはこんな時にも心強い味方。 行く先のルートの確認だけでなく、残りのルートの確認ができる。進んだ距離を目で確認できるから、安心材料になったよ。
各ポイントも節目になって、頑張る要素に。
良かった。もう、ここまで来たら安心。正木ケ原や日出ケ岳からの人達が通るはず。 安心してお腹が減る。昼ごはんの続きを食べることにしたよ😊 だけど、うどんはぐちゃぐちゃ、割り箸は折れてて。慌てた荷造りはごちゃごちゃだった😅 コーヒー牛乳とデザートを食べた。 この間に3組が通り過ぎて行った
正木ケ原、日出ケ岳方面への階段。 たぶん今から向かってもガスで何も見えないから、残念だけれどまた今度の楽しみに取っておこう。 後から出会った人に聞いたら、やっぱりガスだって。また今度、来るね。
まぁ帰り道の綺麗なこと✨と言ったら。
安心した心に、少し日も差してきて。
下山のご褒美。いろいろ迷ったけどこれ! 同じカチカチでもこれは美味しい😊
駐車場もみるみるガスに覆われてきた。 早く帰らなくちゃ。もうひと頑張り🚗
下山途中で思いついて止まる。
やっぱり霞んでるけど、幻想的で♡ 今日の冒険も、ちょっぴり成長できたかな。 でもやっぱり晴れが1番だよね。
この活動日記で通ったコース
大台ヶ原バス停-尾鷲辻-マブシ嶺 往復コース
- 06:30
- 13.6 km
- 762 m
- コース定数 23