(表)磐梯山-2020-08-19

2020.08.19(水) 日帰り

活動データ

タイム

06:51

距離

14.1km

のぼり

1307m

くだり

1306m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 51
休憩時間
39
距離
14.1 km
のぼり / くだり
1307 / 1306 m
1 39
54
12
9
12
3
2 25

活動詳細

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 深田久弥著「日本百名山」。登山をされる方には、是非一読を勧めたい山岳随筆の名著である。格調高い文章、高い教養から生み出される秀逸な山容の描写・・・。私も山行前に繰り返し読んでいる愛読書だ。  その中で、福島県にある磐梯山では以下のように述べている。  “本当のすぐれた磐梯山に接しようとするには、ぜひ表の猪苗代湖から仰がねばならない。ここから望んだ形は、さすが会津の名山と伝えられただけあって、立派で美しい。(中略)~一度表からこの山を仰いでみるがよい。名山の風格を持っていることが納得できよう。”  初の磐梯山。深田istである私は、便利の良い裏磐梯経由ではなく、猪苗代湖からの表磐梯ルートを選択した。  結果、裏磐梯にしとけばよかったです。。。(´;ω;`)  ススキが鬱蒼と生えるスキー場をひたすら昇り降りする序盤と終盤がまじできつい。立木も背が高いので眺望もあまりよろしくなく、作業感がハンパないのである。赤埴山を過ぎたあたりからは確かに端麗雄大な磐梯山の姿を楽しむことができるが、沼の平付近は湿地帯のためかとにかく虫が多く、風通しも悪いため暑いのだ。そのぶん尾根越しに裏磐梯を望んだときのカタルシスは素晴らしいものがあるが。  表磐梯をピストンでの山行だったが、すれ違った人は数えるほど。山頂はかなりの賑わいだったので、8割の人が裏磐梯ルートを使うというのはだいたい合ってるのではないかと。ソロだと孤独との戦いにもなるので、表ルートを選ぶ際は自分のようなぼっち登山は避けましょう。 【引用文献】 深田久弥. 日本百名山. 第46版, 新潮文庫, 1978, p.125-126.

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