活動データ
行動時間
17:56
距離
19.3km
上り
1924m
下り
1924m
活動詳細
もっと見る残念ながら、敗退の記録です。 同い年のmaxさんと、1839峰の頂上で赤いちゃんちゃんこを着る夢は叶わず、 その手前のヤオロマップで、ガスと小雨の中、還暦を祝ってきました。 (以下、個人的な想いを書いているだけなので、遠慮なくスルーしてくださいね~) ―――――――――― 1839峰(いっぱぁさんきゅう/通称ザンク) この山を初めて意識したのは、今から35年前、カムエクの頂上からその姿を見たときでした。 その時のメモには、 「細く鋭いカムエク南西稜。北には幌尻~戸蔦別が見えている。右に目を移せば、札内~十勝幌尻。そのはるか後方には、ニペソツ~石狩~大雪連峰が見える。南には、1839峰がひときは怪異な姿である。ペテガリ、ヤオロ、コイカクといった日高のスターたちも顔を見せている。」 他の山々が明るくカッコよく見えるのに対して、1839峰だけは逆光の中で独特の存在感を放っていました。 その後、エサオマンから、札内岳から、ペテガリ岳からその姿を望むたびに、遠く深く急峻な1839峰の山容に怖気づくばかり。 一度、コイカクの頂上まで偵察に行ったものの、ここに来るまでの急登、ここから始まるハイマツ漕ぎ、切り立った長い稜線歩きを考えると、自分の力ではとても行けそうにありませんでした。 自分にとって、1839峰は怪峰と呼ぶにふさわしい山、なんだか怖い山、でもいつかは行かなければならない山、そんな存在となっていました。 ―――――――――― そして今年、なんとも不思議な縁に導かれ、maxさんと1839峰に挑戦する機会に恵まれました。 35年前に比べれば、確かに体力は落ちていますが、精神的なタフさは若い頃より身に付けているはず。 特に、日高の山行ではメンタルが大きく作用するので、今ならやれるんじゃないかと・・・。 結果は、冒頭に書いたとおり。 必ずしも予定調和とならないところが登山の面白さであり、奥深さだと思っています。 もう一度、心身を鍛え、装備を見直し、天候が安定する時期を狙ってチャレンジしたいと思います。 いつになるかな・・・
メンバー
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