活動データ
タイム
23:56
距離
22.7km
のぼり
2872m
くだり
2424m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る新型コロナ禍で山小屋泊りを諦めていましたが、そろそろ左足関節外果骨折治療で固定した金具の抜釘時期で手術をすると2,3ヶ月間山に行けなくなるから、昨年から二夏アルプス行けないのは辛い。 以前から計画していた北アルプス三大キレットの残り一つ、八峰キレットに行こうと8日に山小屋に連絡すると、五竜山荘、冷池山荘が運良く予約出来たので仲間3人で行ってきました。 山小屋は新型コロナウィルス感染に神経をとがらせ、宿泊者名簿はネットでプリントアウトし事前に記載し、シュラフカバー、枕カバー、マスク、体温計、ウェットティッシュも持参するように言われる。 山小屋で感染者が出たらクラスターになり、各地に広まってしまう恐れがあります。 だから我々も小屋に入る時はマスクをし手を消毒してから入ります。 しかし、良かった点は部屋にぎゅうぎゅう詰めにならず、7.5帖の部屋に3人だったことです。 ちなみに、部屋の定員は16名と記されていました(どの様に寝るのでしょう?) 1日目(16日) 五竜スキー場に車を停め、予約しておいたタクシーを呼び大谷原まで行く。 西俣出合まで林道を約一時間歩き、北俣本谷のトンネルをくぐると赤岩尾根登山口(西俣出合)で 冷乗越の稜線まで標高差が1080mもある。 高千穂平までは樹林帯の急勾配で丸太の梯子が幾つが出てくる。程よい風も有り暑さは感じない。 高千穂平からは展望が開け、鹿島槍ヶ岳の岩壁が迫り圧倒する。 露岩の急斜面でザレ場を何度か通過すると赤岩尾根分岐にでる。正面には剱岳が見える。 ここで1時間40分強時間を取っていますが、態々来たのだから爺ヶ岳までNさんに登るよう勧める。 (私は以前扇沢から登っているのでゆっくり休む事にしました。) 2日目(17日) 冷池山荘から鹿島槍、キレット、五竜山荘の長丁場。 冷池山荘を5時に発ち、テント場を過ぎるとお花畑があり写真を撮りつつ登って行くと、富士山や八ヶ岳、南アルプスのシルエットがハッキリ解る。鹿島槍南峰に着くと槍ヶ岳、穂高岳も目に飛び込む。 南峰から五竜岳までが未踏の領域、気を引き締めて登ろう! この領域が八峰キレットと言うようです。 キレット小屋までは梯子や鎖を伝って通過する。核心部の岩壁は鎖が張られシッカリ握って渡れば問題ない。 小屋からは岩場の連続で、鎖で登り下りしながら急峻な岩場を越えて行く。 G5を過ぎたあたりから、強風でガスの水滴に打たれ合羽をきて行動するが、岩が濡れて慎重に三点支持で登る。 分岐から山頂に向かう頃ガスも晴れて展望が開けてきた。 五竜山荘には午後4時に到着し、先ずはビールで無事小屋に着いたことを労った。 3日目(18日) 五竜山荘 7時出発。40分後に YAMAP 起動する。 遠見尾根を下るだけのハイキングと思うや、序盤は鎖ありの登山道。岩も滑る。 前回の記憶全く無し、鹿島槍や五竜を見納めながら、笹や灌木の登山道をアップダウン繰り返しながらテレキャビンのアルプス平駅に向かって下りました。
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