活動データ
タイム
26:58
距離
19.9km
のぼり
1867m
くだり
1871m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る美しき日高山脈 孤高の気高きザンクへ 日高日記パート2 長いので読まないで良いです 写真は綺麗です 見て下さい(笑) 日高最難関の山で、還暦を赤いちゃんちゃんこを着て友と祝う 私には、無謀な計画だったが、冗談が本当になってしまった 15日から17日、16日アタック予定が雨で1日ずれ16日からとなる 当日、函館を深夜出発 二人で札内ヒュッテへ向かう 気負わず、いつもと同じ様に振る舞うが、心は揺れていた チロロが終わり、次を想うと、眠れず不安な日々が続いた 想像を超える急登を2泊3日分の水と食料の重いザックを担いで登れるか? 沢水が増水して渡渉が出来るか? など考えが止まらない 不安を拭い去ろうと日々、ザック20越えの負荷を掛け、背負い歩き走る いくらやっても、不安は消えない 登山とは、向かう山を決め調べた時から始まっているのだろう だが、余りの知識は怖れを大きくし過ぎる 教訓とする。 出発前は、妙に落ち着いていた いつもの様に行こう その言葉で全てが消えた 頼れる友だ ザックを担ぎ黙々と長い沢を遡上する 前日の雨での増水も無し 上二股で急登前に更に水を追加し ローバーに履き替え①(変えの靴下が無いのに気づく)借りて事なきを得るが、やってはならぬ失態だ ムースを食べる 冷たくて美味い^^ 途中から見えた夏尾根!1000メートルを超える急登に身震いする 歩き出すと直ぐに激しい急登 心臓が飛び出しそうだ やっとの思いで1305のコルへ着く まだ半分、ここから400超の恐怖の壁 ここでテン泊でも良いと思ったら コイカクへも行けない者にザンクへのチャレンジの資格無しの激が飛ぶ(笑) 強い意志ありがとう ここから更に急登が角度を増す 1500を超えると狭い切り立った壁の様な夏尾根に、6時を越え夕闇が迫る 頭からの直下、ようやく岩場が終わり、下を見ると激しい高度差に降りが心配になるが、この先のナイフリッジや吊り尾根のアップダウン 日高のブッシュ、地獄の這い松の海心配だらけだ 斜度が落ち着き、②(此処でザックに装着してた、ポールを落したのに気づく) 戻る元気も無し 何とか暗闇前に夏尾根の頭へ到着すると360°の絶景が待っててくれた 目指すザンク、ヤオロの山々 北に南に鋭鋒が広がり溜息が出る 素晴らしい中日高を観ながら稜線を コイカクシュのテン場へ急ぐ 既に時計は7時を回り到着 テントを張り、ひと段落して知らぬ間に就寝(バーボン🥃飲んで) 翌朝3時頃ウトウトしながら雨音? に気づく 声を掛けると外は真っ白だと 昨日とは逆の天気に萎える 朝食を済ませ、様子を見るが回復の見込み無し 準備して4時半出発予定にすると、また、激しく降り出す 足止めに、ガスで見通しもなく雨で濡れた痩尾根の這い松、不安が掻き立てられる 行けるところまでと決め、5時半に出発する いきなり、日高の這い松の洗礼を受け何度も全身を叩かれる 視界もなく帰りに見たら、コイカクからヤオロの吊り尾根がかなりのアップダウンで、後に驚愕する ヤオロの窓もガスで見えず怖さ半減でこの時は、助かった 烈しく強い這い松の海を泳ぎヤオロを目指すが、途中で右腰に装備してた熊スプレーが、噴き出す(這い松の海であがき安全ピンが外れ) 強い風が右から左へ、まともに浴びた。 一瞬何が? 直ぐに目も息も鼻も効かなくなる 落とす予想もあったが余りの這い松の強さに負けました 目が開かず、涙も止まらない (熊さんには、かなり有効) 20分程、立ち止るが顔や目が焼ける様に熱い・・ なんとか、ガスと雨の中、涙目で歩きヤオロへ到着したが、やはり真っ白でザンクへの道も見えず雨も止まず この先の工程を考え 今日は此処を目的地とし、帰って酒宴をしよう 友の決断に助けられました じょんさん、一人ならば行けたでしょうね また、日々精進します この状況で、ザンクの道は無理でしたね m(._.)m 雨の中、レインの上に 赤いちゃんちゃんこを着て、写真を撮り還暦を祝㊗️ 2人とも満面の笑み 素晴らしき友との生涯に残る記念 還暦を迎え 新しく生まれ変わりました(笑) もう、忘れたり無くしたり スプレーも、隠します?(笑) 素晴らしき友との一時でした 感謝 戻りだすと、昼過ぎから晴れ間が出て来たのは予想通りでした 次においでと、お山が諭したんでしょうねヽ(´o`; テントに戻り、絶景の景色の中での 宴、この先忘れ得ぬ宴となりました (目は、ヒリヒリ火の様でしたがね) 次の朝も素晴らしい1日でした 壮大な日の出と山々の光と影 ナイフリッジが更に鋭く見えました 何故、昨日はあんな天気に・・ 素晴らしき日高の山々に感謝し 最高の気分で、恐怖の夏尾根降りを 勇気を持って降りられました (高所は治りませんが、行けます) 数々のポカが有りましたが、総て○ おかげで最後まで、楽しく素晴らしい日高を健康で味わう事が出来ました ザンク行けませんでしたが満足です 最難関に相応しい山でした 長くなりましたが、じょんさんは読むでしょう ( ◠‿◠ ) 次は、いつにしましょうか?(笑)
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