北八ヶ岳_渋の湯温泉から天狗岳往復

2017.03.12(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 43
休憩時間
1 時間 54
距離
10.4 km
のぼり / くだり
945 / 933 m

活動詳細

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3/25追加変更 ~記録/感想~ 路面凍結でのスリップと満杯の駐車場が心配事だったが、大丈夫。でも、渋の湯温泉(=渋御殿湯)からの登山ではほぼ最終組になる。 小気味よい足音の「キュッキュ」が樹林帯に響き、老若男女8人が縦列になって寡黙に進んでいく。風はないが歩行停止するとしんしん寒くなる。ゆっくり歩行の2時間足らずで黒百合ヒュッテに至る。多くの登山者が休憩している。昼食休憩を済ませてアイゼンを装着し、中山峠経由で雪面交じりの岩場を登高する。なんて本格的なクライミングだろう。ピッケル・アイゼンを装備してスペシャリストに変貌してだれもが格好いい。 岩峰をトラバースして詰めると標柱のある東天狗岳、そこで休憩して写真撮影にする。すぐ西側の西天狗岳が真っ白な円形巨躯で、実に対照的な双耳峰である。見渡せば、指呼の距離にある南八ヶ岳の峰々が崇高である。その先の南アから中央ア、御嶽山、乗鞍岳、北アが続いている。それらの山巓が白く輝き、妙高が遠くに望めて、浅間山が近くで噴煙を上げている。 いったんコルまでくだり深雪を急登して西天狗岳の頂上に立つ。唐沢鉱泉への西尾根の雪道は4,5人の踏み後があるくらい。風が次第に強くなりそうなので、黒百合ヒュッテに戻ることにし、近道の天狗の奥庭経由を辿る。ヒュッテ前庭の雪原で長い休憩をとってから樹林帯に入っていく。 CT: 八王子南口530⇒(中央高速)釈迦堂P630 諏訪南⇒渋の湯温泉745~815→八方台分岐910~20→黒百合ヒュッテ1010~40→(中山峠経由)東天狗岳1200~15→西天狗岳1235~45→(天狗の奥庭経由)黒百合ヒュッテ1345~1415→(5)(5)渋の湯温泉1525~1600⇒(中央高速)八ヶ岳P1800⇒高尾2000 費用: 高速代:高尾山IC⇔諏訪南IC 4,720円(往復) 駐車場代1,000円/台 走行距離:約330km 【忘れられない】 渋の湯温泉の駐車場担当の姉御さん(若女将?)のしゃべり口調、サンダル履きで駆けまわる格好が忘れられない。 「あなた、わたしをひきころそうとしていない?」、「ゆっくりわたしのうしろをついてきなっていったでしょ!」、「こっちよ。こっち」、「ハンドルをきるなっていったでしょ。まっすぐよ。まっすぐ」・・・。彼女の自信あふれる言動、適切な指導力は迫真の演技に映るのだ。恐怖感が漂って車内は暗い静穏に包まれ、つくづく圧倒される。たとえこちらが客であっても、「スミマセン。運転が下手なもんで」と言わざるを得ないのだ。夢に見そうである。 どなたかに名物姉御の音声をモニターして、正しく描写してもらいたい。補足であるが、「ご主人は大人しくとても優しいのよ」と聞いた。 ~前回の記録/感想~ まだ感想文を追加します。しばしお待ちください 小気味よい足音「キュッキュ」は、北八ヶ岳の渋の湯から樹林帯に響く音。老若男女8人が縦列で黒百合ヒュッテをめざしている。ゆっくり歩行の2時間後に昼食休憩を済ませてアイゼンを装着し、中山峠経由で雪面交じりの岩場を登高する。東天狗岳では数組の登山者が昼食中である。その反対側の真っ白な円形巨躯の西天狗岳が魅力的で、天候に恵まれた天狗岳コースをぜひ経験してもらいたいと思う。帰りは近道の天狗の奥庭経由を辿る。

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