金峰山(大弛峠→瑞牆山荘)

2020.08.16(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:17

距離

12.2km

のぼり

755m

くだり

1604m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 17
休憩時間
49
距離
12.2 km
のぼり / くだり
755 / 1604 m

活動詳細

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7:30塩山発のジャンボタクシーで大弛峠へ。 乗客は10人くらい。途中道を外れて焼山峠に立ち寄る。ひとりだけが降りた。 小楢山への登山口らしい。 大弛峠には予定通りの8:50ごろ到着。 タクシーはもう一台走っていたが焼山峠に寄らなかった上、 出発後すぐ引き離されたので20分は早く着いただろう。妬ましい。 まずは金峰山とは反対方向の国師ヶ岳に向かう。 大弛小屋から始まる道は木道でガチガチに整備されている。 スタートで2,300mを越えているのでさすがに涼しい。 途中で富士山が見えた。この時は雲が発生しだしたところだった。 30分くらいで国師ヶ岳に到着。富士山方面の展望が素晴らしい。 富士山はその後1時間くらいで雲に覆われてしまった。 国師ヶ岳からは少し距離があるように見えた北奥千丈岳は 歩くとあっという間。 ずいぶんズルをして奥秩父最高峰を踏んでしまった。 山頂は大きな岩が転がっており、展望は国師ヶ岳以上だった。 南アルプスを背景に、これから歩く金峰山までの稜線が一望できる。 上りとは別の「夢の庭園」のルートを通って大弛峠に戻る。 ここまで80分ほど。 金峰山までのルートのほとんどは樹林の中だ。 途中で大きく展望が開けるのは朝日岳の手前と山頂に岩場のみ。 奥秩父らしい針葉樹と苔の林だが、いささか単調だ。 尾根の北側を巻いていることが多いのであまり暑くないのはよかった。 森林限界を越えたと思ったら金峰山はもう目の前だ。 大弛峠からのピストンだとちょっと物足りないだろう。 右手には瑞牆山が見下ろせる。 残念ながら八ヶ岳は全域雲に覆われていた。 賽の河原からの小高い岩場を越えて五丈岩に達する。 誰かが積み上げたとしか思えない異様な姿。 裏側に回っている人はほとんどいないが、そちらから 見上げる姿も迫力がある。 日差しはきついがそこで軽く食事をとる。 八万尾根の連なりの向こうに茅ヶ岳や黒富士が見えた。 砂払ノ頭へ向かうと人はぐっと少なくなる。 (歩き出しにキツネらしきものが道を横切った。) 金峰山から見る稜線はゴジラの背のように 痩せたピークが連続していてかなり険しそうに見える。 たしかに南側は切れ落ちているが、北側はなだらかで、 道はずっとそちらについている。 しかも足場の岩は丸くてフリクションが良く効くので歩きやすい。 とはいえ何度か見える断崖にはひやっとさせられた。 金峰山山頂から1時間たらずで森林限界は終わってしまった。 その後のくだりが長い。 一本早いバスに乗れそうだったので速めのペースで下った。 そのせいで浮石を踏んでしまい脛を岩にぶつけてしまった。 大日山荘の水場に立ち寄り顔を洗う。小屋は無人のようだった。 金峰山から全く休憩せずに富士見平小屋まで下る。 そのすぐ先で瑞牆山の要塞のような姿を拝むことができた。 そこから瑞牆山荘まではわずかの距離だった。 荷物を整理して、瑞牆山荘15:30発のバスに乗車。 途中下車可能の片道切符を購入。 最終バスに乗らずにすんだので増富の湯に立ち寄ることができた。

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