活動データ
タイム
04:15
距離
12.4km
上り
850m
下り
912m
チェックポイント
活動詳細
もっと見る昨日はザックほったらかしでぶっ倒れるように寝てしまったので今日は朝から昨日の片付けである。 テントの汚れを落としシュラフを干し洗濯をし、大忙しである。そういえば冷蔵庫の中の賞味期限が迫ってる物も食べとかないと・・ バタバタと一通りやり終えて一息つく この後、どうしようかな?? 明日は前鬼川に沢登りだし、今日は休息日かな?外はものすごく暑そうだ。 昨日の剱岳のレポでも書こうかな・・と、ヤマップを開くと自分のモーメントが目に入る。 そう、軌跡にぽっかり穴が空いたヤツである。 これなら昼からでも充分行けるな。よし、これ埋めるか・・ ここからの行程は写真で・・・ しかし、久々のハンガーノックだった。 どんづる峯から寺山へ向かう道が途中で全く閉ざされてしまっていた。 ブッシュを掻き分け進むが全身蜘蛛の巣まみれになりながら、さらにはアブの襲撃に遭いながらも先を目指す 。4本持っていたペットボトルも最後の1本を飲み始めている どんづる峯と寺山の中間地点くらい、木を伐採して開けた場所で、突然手足や胃が痺れ痙攣を起こし出す。 苦しみながらも気は焦る。日が少しずつ落ちてくる。 ヘッデン持ってきてないので暗くなる前には脱出しなければいけない、と先へ進むが体調はさらに悪くなり完全な藪の中でとうとう動けなくなってしまった。このままではここでアブと闘いながら夜を迎えることになる。これはマジでヤバいぞ。 唯一持っていたカロリーメイトでも食べなければ回復はしないだろう。しかし、殆ど熱中症でフラフラの身体はそのカスカスの食べ物を受け付けない。口の中の水分をすべて奪われて喉を通らない。仕方なく残り少ないペットのお茶で無理矢理流し込む。そのまま暫く動けないで居たがようやくチャージ出来たのか痺れも無くなってきた。 これで動ける。 しかし、問題はまだ解決していない。ここまで来るのにかなりの藪漕ぎをしてきている。そしてここから先も相当な藪だ。 どちらに進んでも日が暮れるまでに抜け出せそうに無い。 他にエスケープできる道は無いものか?? ここがヤマップの残念なところだ。活動記録中には他の人のレコを見ることが出来ない。 つまりダウンロードしていない軌跡は出せないのである。仕方なく別のアプリを立ち上げて脱出ルートを探す。 目視的にはほんの2、300mくらい先の場所に大阪教育大のグラウンドフェンスがあるのだ。 恐らくそこへ向かうのが脱出の一番の近道に違いない。しかし、ここにも問題がある。この開けた場所を作るために伐採した木がその行く手を阻むように山積みされているのだ。さらには一旦谷へ下りてから登り返す必要がある。 行けそうな場所から先ずは谷へ向かうも進めなくなり又元の場所へ戻る。もう少し違う場所から又下りるを繰り返すこと3回目でようやく抜け出せそうな沢の横の道を発見。それが、№26の写真である。 生駒の山や他の人里からすぐ近くの山で遭難事故があり、その張り紙を見かけたりすることがある。 こんなご近所山で遭難なんて、なぜ起きるのだろう?そう思っていたが、こうやってそれは起こりうるのだと痛感した。 結果として穴の開いた軌跡は繋がったのだが・・これほどまでに苦戦を強いられるとは夢にも思ってなかった。 行動食 非常食 そして水分。常に余るほど持っておくことは大事である。
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